~50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし~ 目次1 先日、TVのインタビュー番組を観ていたら…2 ビジネス総合誌『プレジデント』の取材…
強い気持ちになれる色5+1選【赤・黒・白・金・青&大切な思い出の色】
~わたしを磨く色彩の魔法~
2023年はどんな一年にしたいですか? 今回の記事は「こうありたい自分」へ一歩踏み出せるように、なりたいイメージにつながる色を目的別に選んでご紹介する連載の第4回となります。
*Vol.1「心と体を癒してくれる色6選」はこちらからご覧いただけます。
*Vol.2「楽しく元気になれる色5選」はこちらから。
*Vol.3「希望につながる色5選」はこちらから。
今回Vol.4では、強い気持ちになれる、くじけそうな自分にチカラをくれる色についてお伝えします。
手帳やスマホケースなど携帯する小物に選ぶ、服やファッション雑貨に選ぶ、部屋に小物を置くなどの方法で取り入れてみてくださいね。
目次
エネルギーが湧き、自信につながる色「赤」
「もっとパワーが欲しい」と感じるときに、服、バッグ、シューズ、小物に「赤」を取り入れてみましょう。
赤を身近に取り入れると、色の心理的な効果で、心が強くなり、困難に立ち向かう気力や勇気も湧いてくるかもしれません。いつも控えめな方、積極的になれないという方も、「自信を持ちたい」「アクティブになりたい」「存在感をアップしたい」という時に、赤のチカラを借りてみてくださいね。
色には、心理的な作用だけでなく生理的な作用もあります。赤・オレンジ・黄色など「暖色系の色」は、交感神経を優位にし、心身を活動モードに切り替える色とされています。とくに、「鮮やかな赤」を身に着けると、血圧が上昇し、脈拍が上がり、活動のスイッチが「オン」になるでしょう。
・「赤」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
強い意志が持てる色「黒」
「黒」は、「強い意志」で自分を確立していこうとする時に、チカラを貸してくれる色です。
「ブレない自分でありたい」と思う時に身に着けると、気持ちを支えてくれるでしょう。プロフェッショナルな自分、ストイックな自分に導いてくれることもある色です。強い気持ちで臨みたい時に、服や身近な小物に選んでみましょう。
黒は、スタイリッシュで、高級感もあり、魅力的な色ですね。それで「黒い服ばかり着ている」という方も多いと思います。(かくいう私も、会社員時代に「黒い服」ばかり着ていた時期が長くあります!)
「無難だから」という理由で黒い服を選んでしまうと、色の強さに「あなたの個性」が隠れてしまうかもしれません。黒を着るなら、ぜひ「能動的」に、颯爽とカッコ良く着こなしてくださいね。
・「黒」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
決意が出来る色「白」
「白」は、「リセット」や「スタート」、そして「可能性」のイメージにつながる色です。
新たな目標に向かって一歩踏み出したい時や、これまでのことに区切りをつけてステップアップしたい時に、白に背中を押してもらいましょう。服や小物の色に選んでみてください。白は、気持ちの切り替えにもつながる色。「考えすぎて頭がごちゃごちゃしている」「モヤモヤして気持ちが晴れない」ときにも、チカラを貸してくれるでしょう。
また、白は「特別感」のある色です。「真っ白」なシャツを着ると、気持ちが引き締まる感じがしませんか? 新しい仕事やプロジェクトの初日に「白いスーツ」で臨むと、新鮮な気持ちで決意ができるかもしれません。
・「白」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
成功のイメージが持てる色「金色」
「金色」は、「豊かさ・強さ・成功」などのイメージとむすびつきやすい色。
金色を身に着けると、周囲から見た時に「存在感が増す色」でもあり、身に着けた本人にも「豊かな気持ちになる」「自信が持てるようになる」「幸福感を持てる」などの効果につながるでしょう。
アクセサリーに選びやすい色なので、取り入れてみてくださいね。また、小さなアクセサリーやファッション雑貨だけでなく、シューズやバッグに選んでも、意外にも装いになじむ色です。臆せずに取り入れてみてくださいね。自信や存在感につながり、成功のイメージが持てるようになるかもしれません。
・「金色」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
内面と向き合い、自立できる色「青」
「青」は、知性や誠実な心を表し、自由や自立したい思いともむすびつきやすい色。
そして、自分の内面と向き合う時にも、それを助けてくれる色です。「立ち止まって静かに本当の気持ちを確認したい」と感じる時に、青のチカラを借りてみましょう。
日々忙しくタスクに追われていると、心を見つめる時間をつくるのは難しいかもしれません。けれど、自分の本当の気持ちは、見ないふりをせずに大切に扱ってあげてくださいね。自分の本当の望みに気づけば、きっと踏み出す勇気も湧いてくるはず。そうして、あなた本来のチカラを発揮できるのではないでしょうか。
・「青」「ロイヤルブルー」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
あなたを支えてくれる色「大切な思い出の色」
あなたには、理由はわからないけれど、なぜか惹かれる色はありますか? いつ頃からその色が好きですか? どんな時に惹かれますか? その色は、あなたの「子どもの頃の大切な記憶」とつながっているかもしれません。
「ぬり絵ワークショップ」にきてくださった女性のお話です。以前から「何かつらいことがあった時に決まって惹かれる色」があるといいます。その色は「マゼンタ(赤紫)」ですが、惹かれる理由はわからないとのこと。会話を重ねながら彼女の記憶を辿ってみました。すると、「思い出しました!」と彼女がいいました。「子どもの頃に着ていたワンピースの色です。この色のワンピースを着ていると、母や祖母にいつも ” 可愛いね ” って褒めてもらえたんです」
彼女にとって「マゼンタ」は「自己を回復するときに必要な色」でした。つらいことがあった時、彼女は色を通して子どもの頃の「幸せな記憶」を無意識に呼び覚まし、励まされていたのです。
あなたの「大切な思い出の色」は何色ですか? その色は、その記憶は、いつもあなたを支えてくれているかもしれませんね。
・「大切な思い出の色」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
色彩の心理的効果を取り入れて、夢を実現するために「強い気持ち」で動き出してみませんか?
◇19色のまとめ記事はこちらから。
◇こちらの記事もぜひご活用くださいね。
次回「私を磨く色彩の魔法」もお楽しみに!
*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。
*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2023/1/22 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
旧:WEBマガジン「作家たちの電脳書斎 デジタルデン」公式掲載原稿
現:「挑戦者たちの電脳書斎 デジタルデン」 (https://digi-den.net/)
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