ストレスで買い物に依存した私が50代で起業するまで~紫色~(前編)

2024.02.13 (火)

~50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし~

 

シャネルを辞めて50代で起業した私

 

いつも私、佑貴(ゆうき)つばさの色彩心理の記事を読んでくださり、ありがとうございます!
ご存じの方も多いかもしれませんが、私は25年間勤めた仏ブランド、シャネルの日本法人を辞め、50代で色彩の仕事で起業しました。そうした話も交え今回の記事から、色とココロのつながりについて「私が実際に体験したこと」をランダムに書かせていただこうと思います。

 
私の体験をお伝えすることで、「30代であの色の服ばかり着ていたのは、そんな気持ちのあらわれだったのかな」とか、「最近この色ばかり選んでいるのには理由があるのかも」と、あなたにとっての「惹かれる色の意味」に気づくきっかけになればいいなと思っています。と同時に、50代で新しい道へ一歩踏み出した私の失敗談・成功談や人間関係の話が、ほんの少しでもあなたのチカラになったら嬉しいです。

 
色は、あなたの心の「深い部分」の変化を教えてくれるかもしれません。色は、あなたが「実はとても大切にしているもの」に気づかせてくれるかもしれません。それはあなたの「転機」になるかもしれません。色を通してあなたが「本当に望んでいるもの」を見つけて、ぜひ次のステップに進んでくださいね。

 
今回は、アラフィフの私に訪れた人生の転機についてお伝えするコラムの前編です。

 

頑張っても心は満たされなかった私

 

 
それは1990年のこと。20代の私は、憧れの仏ブランド、シャネルの日本法人に幸運にも入社できました。有名で女性が憧れる一流ブランドの社員となり、あたかも自分自身の価値が上がったような「錯覚」も持ちます。それはそれで、当時抱えていたコンプレックスの解消にもなり、私にとって大きな意味のあることでした。憧れのブランドで働く自分自身を気に入り、入社してから頑張りました。

 
あっという間に10年が過ぎ、私は上司が変わった頃から悩み始めます。自己表現が苦手で、新しい上司に対して上手くアピールできない自分をもどかしく思いながら、その上司にあまり評価されていないと感じてからは、仕事の内容にも興味を持てなくなっていきました。
 

 
そんな私ですが、40代で新しい部署に異動して「部門マネージャー」の肩書きを得た時、再びモチベーションが上がります。もともとはブランドが好きで、ファッションが好きで入った会社。でも、いつの間にか「他者の評価」がモチベーションの大きな部分を占めるようになっていたのですね。

 
部門マネージャーになり、売上・経費予算の策定と管理を任されてから再び頑張りました。「認められなければ」と思ったから。数字を扱う私は「仕事ができる人であるべき」と自分を縛りつけ、いつも眉間にしわを寄せ「真面目で間違えない人」で居続けました。でも本当は、そんな私は全然楽しくなかったんです。だから、「こうあるべき」と頑張る自分にも限界がきて、私のモチベーションはまたどんどん下がっていきました。

 
そんな折、30代初めに偶然書店で本を見つけて感銘を受け、いつか仕事にしたいと思っていた「色彩心理」の存在を思い出します。色彩心理の道に進みたい「こうしたい」という思い。安定した有名ブランドに残るべき「こうすべき」という気持ち。相反する2つの間で、私の「無意識」が揺れ始めていました。

 
私が「紫色」に惹かれるようになったのは、まさにその時期。でも、なぜ惹かれているのか、その意味に気づいたのは、紫にこだわり始めてから数年が過ぎた頃でした。

 

惹かれる紫色と、買い物が止まらなかった頃のこと

 

 
数年間、私はなぜか「紫」に惹かれ、紫色のセーター、紫のジャケット、ストール、バッグ、シューズ。紫のスマホカバー、手帳・・・紫色のものばかり身に着ける日々が続いていました。その時期、会社で「むらさきちゃん」と呼ばれていたくらいです。
 

「むらさきちゃん」と呼ばれていた頃のアイテム)

 
「紫」といっても様々な色みがありますね。私はもともと「淡い紫(ライラック色・ラベンダー色)」が好きでしたが、その頃惹かれていたのは、もっと「暗い、重い」紫色。その色みだけにこだわる日々が続きました。

 
そして、「紫」にこだわっていたちょうど同じ時期、実は、私は買い物が止められなくなっていたんです。

 
ワンピースを色違いで2枚買い、翌日に同じお店にジャケットを買いに行く。靴を2足まとめ買いして、もう1足はお取り置き。カシミアのストールをいったい何枚持っていたのでしょう。本当に「山ほど」買い物をしていました。でも、いくら買っても満足できず、また買ってしまう・・・。ある日クローゼットに洋服が収まりきらなくなり、リサイクルショップへ。袖を一度も通していないワンピースやジャケットを何着も持っていき、リサイクルショップのオーナー女性に「もう、なんて無駄遣い!」と叱られたことがあるくらいです。

 
買い物でストレスを発散していたのと同時に、満たされない「心」を無意識に「モノ」で埋めようとしていたのですね。モノで埋めることなんてできないのに。いくら数を増やしても、モノでは心は満たされない。本当は「別の何か」を求め続けていたんです。

 
「暗い紫色に惹かれる心理」と「買っても、買っても満たされない心」。
その頃の私が本当に求めていたものは、何だったのか。

 
それは、この後体験したワークショップで「ぬり絵」につかった色を通して気づくことになります。
この続きは、次回「後編」でお伝えします。お楽しみに!

 

 
◇19色のまとめ記事はこちらから。

 
*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。

 
*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版

 
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2023/2/5 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
旧:WEBマガジン「作家たちの電脳書斎 デジタルデン」公式掲載原稿
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