自分のやりたいことがわからない。でも今と違う自分を探したくなるのは、なぜ?
「今の自分は仮の姿」「本当の自分を発見したい」
私も、そんな風に「本当の自分」探し続けて、もがいていた時期があります。
もしも、あなたが今、以前の私と同じように「自分探し」をしているのなら。
下記コラムを参考にしていただけたら、幸いです。
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1) 「今と違う自分」を探しているとしたら・・・自分を「人から期待された役割」に押し込んでいませんか?
2) 「今の会社にいる自分は、本当の自分じゃない。」私も、ずっとそう思っていました。
1)「今と違う自分」を探しているとしたら・・・
自分を「人から期待された役割」に押し込んでいませんか?
「自分探し」という言葉、少し前によく耳にしませんでしたか?
私も「本当の自分」を探し続けて、もがいていた時期があります。
「今の自分は仮の姿」「本当の自分を発見したい」
「もっと、自分らしさを発揮したい」
でも、なぜ「今と違う自分」を探したくなるのでしょうか?
もしも、あなたが「今と違う自分」を探しているとしたら・・・
今、あなた自身を、人から期待されている「ひとつの役割という枠」に押し込んでいることはありませんか?
人から褒められると嬉しいですよね。
そうすると、褒めてもらった自分の「役割」を果たそうと、さらに頑張る気持ちにもなりますね。
「役割」は自分を支えてくれることもあります。
でも一方で、自分を枠に閉じ込めてしまうこともある。
他者からの評価を気にし過ぎたり、自分以外の他者の期待を満たそうとする気持ちが強ければ
自分のココロの自由が制限されて「自分で自分の道を選択できなくなる」ことがあります。
人から評価されること、つまり「他者のものさし」を重視してしまうが故に
「内側から湧いてくる自分の意欲を、心の奥に閉じ込めてしまう」のです。
また、新しい自分に踏み出すのが不安で、無意識に「今のままでいよう」とする心の働きもあります。
でも、「本当の自分を探したい」と思うのは、自分の欲求が他にもあることを、あなた自身が感じ取っているから。
「人から期待された、ひとつの役割だけを担い、上手にこなすこと」・・・「すべき・あるべき」に少し疲れて。
そこから「離れたい。」と思っているのかもしれませんね。
自分の中には、いろいろな要素があります。
自分を「こうであるべき」と限定する必要はありません。
今、すでに自分のココロの中にいる「ホンネのありたい自分」を、表に出してあげてみませんか。
自分のいろいろな側面・可能性は、その時々の関係性・環境の中で。
また、新しく見つけた環境で。
そして何より「自分のココロに素直に」
もっと自由に表現して良いのでは?
「最初の一歩」は少しだけ勇気がいります。
でも、小さな一歩をまず踏み出してみると「新しい自分」を楽しむことに近づけるのです。
まずは、自分を覆っている「殻」を、ちょっとたたいて、小さなヒビを入れて。
一歩外に出てみませんか?
2)「今の会社にいる自分は、本当の自分じゃない」私も、ずっとそう思っていました。
私も、会社員時代、「ここでの自分は、本当の自分ではない」そんな風に思うことが度々ありました。
仏ラグジュアリー・ファッションブランドに25年間勤務後、起業しました。
運良く、憧れのブランドに入社できた自分。
入社した当初は、嬉しくて、自己評価も高かったコトを、自分でも覚えています。
そう思っていたにもかかわらず、その後、自分で自分を認められない時期が、何度も訪れました。
そのうちの一つの話。
新しくできた部署に異動して「ビジネスプランニング・マネージャー」という、売上予算・経費予算の策定と管理を任された時。
「本部の予算を預かる」
その役割を担う自分は、「仕事ができる人でなければ、ならない」「間違えては、ならない」「賢い人でなければ、ならない」
「なければならない」「こうあるべき」で自分を縛りつけていました。
月に一度の会議でも、真面目な顔をして、数字の話だけをしていました。
いつも眉間にしわを寄せていたみたいです。
「 そうあるべき」と勝手に自分で決めて、「真面目で間違えない人」で居続けました。
それが「会社に、周囲に期待されている自分」だと思い込み、しばらくそれを演じ続けました。
でも、そんな自分は全然楽しくなかったんです。
心の奥の方で、「本当の自分を分かって欲しい」と、ずっと思っていたのです。
仲良くなり、プライベートな時間に一緒に食事に行くようになった同僚は
「職場に居る時の私と、オフの時間の私とのギャップ」に驚いていました。
そして、「私は、プライベートの顔の方が断然好きだし、素敵だと思う」と言ってくれました。
そんな風に何人かに言ってもらうようになって、初めて
「私は、会社でも、自然体で良いのかな」と気づきました。
その後、自分で自分に勝手にはめた「枠」を外す方法が、少しずつ分かってきたのです。
ちなみに、その仲の良い元同僚は、最近は・・・
「あんな“ しかめっつら ”をして数字と向き合っていたのに、今『ぬり絵』と向き合っていて楽しそう!」と、喜んでくれています(笑)
3)「自分がどうありたいか」を優先しましょう。
会社で期待されていると感じている「あるべき役割」に、自分を押し込んでいるとしたら・・・
「人から期待された、ひとつの役割だけを担い、上手にこなすこと」に、少し疲れているとしたら・・・
「ありたい自分」を解放してあげませんか?
もちろん、会社では役割があります。
会社の期待にも応える必要があり、100% 自分の好きな様に仕事ができる訳では、もちろんありません。
でも、そんな中でも「自分らしく居る方法」は選択できると思います。
「今、自分らしくなくて、楽しくない。」
「本当は、今と違う自分がいるはず。」
と思い続けているとしたら・・・
周囲の皆の期待に応えたい、周囲の皆から評価して欲しい、喜んでもらいたい、と思うあまり・・・
自分を、勝手に思い込んだ「役割」にはめこんでいませんか?
自分らしさを見失っていませんか?
無理していませんか?
周囲に合わせ過ぎていませんか?
「自分がどうありたいか」が見えなくなっていませんか?
どうしたら、心地良く感じられますか?
あなたの「本当の気持ち」を大切に扱ってあげてくださいね。
時には、じっくり「自分と向き合う時間」をつくってみてください。
あなたの「ありたい」を大切に。
4) あなたは、自分の心を何で満たしていますか?
今、あなたの心は、満たされていますか?
もし、満たされていないと感じるならば、それは何故ですか?
「本当に欲しいモノ」以外の何かで、ココロを「仮に」満たそうとしてはいませんか?
私にも「仮に」ココロを満たそうとしていた時期が、長くありました・・・
最近の私は、毎日が楽しいです。
惹かれる方、自分の心が望む方を選んで歩いている、と実感できるから。
それは、「色彩心理」を仕事にすると決めて会社を辞め、自分で歩き出したこと。
勉強をやりなおしたい、と以前から思っていたので、大学の通信教育課程に編入学し、心理学・美術史を学んでいること。
時々やることが重なり、イライラしそう? と思っても。
「あっ、自分で選んだんだっけ」と、自分を納得させることが出来ます。
今、心が安定しているんだなぁ、と自分でも感じています。
心が安定している私は、不思議なことに
以前の様に「洋服や靴、インテリア雑貨や食器を、必要もないのに沢山買ってしまう」
ということが無くなりました。
お店を見るのは楽しいですし、洋服も靴も、インテリアも食器も、好きなことに変わりは無いのですが
以前していたような衝動買いもせず、本当に気に入ったものを必要な分だけ買う、という普通の買い物(笑)をしています。
5年位前の私は、そうではありませんでした。
「本当の自分を探し続けて」いた頃。
その時には、そう気づかなかったのですが、「心をモノで満たそうとしていたのだな」と思い返す時期があります。
洋服や靴をまとめ買い。
インテリア雑貨も食器も、家に沢山あるのに、また買ってしまう。
本当に山ほど買い物をしていました。
ある日、クローゼットに収まりきらなくなり、仕方がないのでリサイクルショップへ。
袖を全く通していないワンピースやジャケットを何枚も持って行き、リサイクルショップのオーナー女性に
「もう!なんて無駄遣い!」と叱られたことがあるくらい(苦笑)
多分、買い物でストレスを発散していたのと同時に
「満たされない心」を、無意識にモノで埋めようとしていたのだと思います。
本当は、モノで埋めることなど出来ないのに・・・
身だしなみは大切だし、オシャレは楽しいです。
好きなものに囲まれた部屋なら、リラックスできます。
買い物を楽しむことは、決して悪いことではありません。
でも、いくら数を増やしても、モノではココロは満たされない。
そんな時、本当は「別の何かを求めている。」のではないでしょうか?
今、自分は、本当は何を欲しているのか?
自分のココロを満たしてくれるものは、何なのか?
時には、耳を澄ませて、自分のココロの声を聴いてみてくださいね。
今日も心から楽しめる一日を。
(文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
ぬり絵をつかって「色で、自己分析」
【自分と向き合う時間が欲しい方・自分の気持ちを確認したい方へ「色彩心理」ぬり絵セッション 】
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あなたなら「最近の自分」を何色に塗りますか?
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文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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