~50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし~ 目次1 先日、TVのインタビュー番組を観ていたら…2 ビジネス総合誌『プレジデント』の取材…
「なりたい私」のテーマカラーを手帳に選んでみませんか?
~わたしを磨く色彩の魔法~
服、小物・・・身近にある色に心を動かされています
11月も下旬。これから年末に掛けて、伊東屋、東急ハンズ、LOFT・・・などの文房具売り場は、クリスマスカードや年賀状、来年のカレンダー、スケジュール帳を選ぶ人々で混雑してくるでしょう。私は文房具、そして文房具売り場が大好きで、カラフルな空間を訪れるたびに楽しくて長居をしてしまいます。ペンやノート、付箋紙など小さな物でも、自分の近くにある色によって気分が変わるので、選ぶ時にはついついこだわってしまうんです。
あなたは、物を選ぶとき何を基準にしていますか? 2023年に向けて身近な小物を新調するなら、機能性や形に加えて、ぜひ「色」にも注目して選んでみてください。
私たちは、目にする色・身近にある色に、気づかないうちに心を動かされています。たとえば、広告の色・商品のパッケージの色なども私たちの気分に影響を与えていて、それによって行動が促されることもあります。逆に言えば、「色の心理的効果を使って自分の気持ちを変えることもできる」という訳です。
また、「色で自分を演出する」こともできます。身に着ける色は、あなたの「見た目」の一部になるので、色を変えることで周囲から見たあなたの印象が変わります。そして、毎日鏡に映る自分の姿を色と重ねて見ることで、セルフイメージも変わっていくでしょう。
色は、「心」と「見た目」の両面から、あなたを「こうありたい自分」へと導くチカラがあるのです。
スケジュール帳の色は、毎日見る大切なもの
2023年の手帳、スケジュール帳は、もう準備しましたか? 毎年新しいスケジュール帳を購入する方、また、スケジュール帳のカバーは同じものを大切に使い続けて、中の紙の部分(レフィル)だけを入れ替えている方もいらっしゃるでしょう。
カバーごと新しいものを購入する場合も、中身だけを入れ替える場合も、新しいスケジュール帳を準備するときは、新たな気持ちになれたり、次のシーズンへの期待感が湧いたりして、なんだかワクワクしませんか?
来年使う小物の中でも、とくに「スケジュール帳」や「スマホケース」の色に注目してみましょう。スケジュール帳は、まさに1年の行動を決めて書き込む大切なもの。スマホも、必ず持ち歩きそこからあらゆる情報を得る、あなたにとって大事なものになっていることでしょう。スマホを、スケジュール帳として使っている方もいらっしゃいますね(ちなみに私は、スケジュール帳はアナログの “紙派” です)。
毎日持ち歩く大切な物に、ぜひ「テーマカラー」を選んでみてはいかがでしょうか?
自分の「テーマカラー」を決める
「私はこんな風でありたい」「変わりたい」
もしも、「こうありたい自分」のイメージがあるのなら、そのイメージにつながる色を「2023年のテーマカラー」として、スケジュール帳やスマホケース、メガネケースなど、身近な物に選んでみてください。
ふだん服の色を選ぶ時は、「好きな色」よりも「顔映りがいい色」「似合う色」という視点を重視する方も多いかもしれません。あるいは、「無難な色」や「着回しの効く色」を選んでいるかもしれませんね。小物には、「無難な色」「飽きない色」を選ぶ方もいれば、今の自分が「好きな色」「服には選ばない鮮やかな色」を選ぶ方もいるでしょう。
それに対して「テーマカラー」は、「こうありたい自分」「なりたい自分」「自分らしさ」のイメージの色と考えてください。それは、「好きな色」「憧れの色」かもしれませんし、今の自分に「足りないものを補ってくれる色」かもしれません。自分を「変えてくれる色」かもしれません。あるいは、ずっと心の奥に押し込んだままの「本来の自分を表現する色」かもしれません。
「テーマカラー」をたびたび目にすることで、自分の「ありたい姿」を確認できます。そして、色のイメージ効果で実際に気持ちが変化していきます。
たとえば、スケジュール帳の「カバー」にテーマカラーを選んで、年が変わるごとに「レフィル」だけ取り替える。私自身もレフィルを取り替えながら、同じ色のカバーを数年間使っています。そして、「こうありたい自分」の姿に変化があった時は、カバーの色を変えてみるといいですね。
次の項に「こんな時には、この色を取り入れたい」という、一般的な色の効果(の一部)をまとめてみました。2023年「ありたい自分」のイメージとして、ピンとくるものを探してみてください。(それぞれの色についてもっと詳しく知りたい方は、下方のリンクから、デジタルデンの別の記事をご覧くださいね)。
ペンや小物のメタル部分に「金色」を選ぶか「銀色」を選ぶかでもイメージが変わりますので、あわせて参考になさってください。
「どんな自分でありたいか」イメージして色を決める
赤:自信を持ちたい、主役になりたい
ピンク:優しい気持ちになりたい、大切な人と仲直りしたい、
マゼンタ:自分をまるごと受け入れたい、華やかな気分になりたい
ワインレッド:成熟した自分でありたい、充実感を持ちたい、
オレンジ:元気になりたい、カジュアルに仲間と楽しみたい
黄色:楽しく会話をしたい、無邪気な子どもの心を取り戻したい
ベージュ:緊張をゆるめたい、安らぎたい
茶色:ゆったりと落ち着きたい、包容力を持ちたい
黄緑:成長したい、良い方向に進むイメージを持ちたい
緑:心身のバランスを整えたい、平和な気持ちでいたい
ターコイズ:自分のペースを大事にしたい、自由な気持ちで夢に向かっていきたい
空色・水色:自分らしく自然体でいたい、心の曇りをスッキリさせたい
青:冷静でありたい、自立したい
紺色:品格をまといたい、深く自分の心を見つめたい
紫・ラベンダー:優雅さをまといたい、精神的に豊かでありたい
白:新たな気持ちでスタートしたい、気持ちの切り替えをしたい
グレー:気持ちをニュートラルにしたい、脇役でいたい
黒:強い意志で臨みたい、ブレない自分でありたい
金色:おおらかでありたい、豊かな気持ちでありたい
銀色:洗練さをまといたい、直感を研ぎ澄ませたい
各色についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
いかがですか?「こんな自分でありたい」と感じる言葉は見つかりましたか?
こうありたい自分の色「テーマカラー」を、服に取り入れる方法は
拙著『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか ~人生が変わる色の魔法~』
に書いております。ぜひ読んでいただければ嬉しいです。
(Amazon のページは、このページ下方のリンクから)
色を身近に取り入れることであなたの心に変化が起きます。「普段は選ばない色」を取り入れることで、まだ知らない自分の魅力や可能性に気づくこともできます。
ぜひ、色のチカラに背中を押してもらってくださいね。
次回「私を磨く色彩の魔法」もお楽しみに!
『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか』Amazon のページを見る >>
*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。
*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2022/11/27 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
旧:WEBマガジン「作家たちの電脳書斎 デジタルデン」公式掲載原稿
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