楽しく元気になれる色5選【黄色・オレンジ・赤・金色・緑】

2024.02.08 (木)

~わたしを磨く色彩の魔法~

 
今日はクリスマス!みなさんは一日をどのように過ごされますか? 家族とホームパーティーをする。友だちとワイワイおしゃべりする。ひとりで静かに過ごす。自分自身が楽しい、心地よいと感じられる時間が過ごせるといいですね。
 

 
前回の記事では、癒してくれる、力を抜くことができる、心と体を回復させる色として6色をご紹介しました。部屋でゆっくりとリラックスして過ごしたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。

 
今回は、誰かと一緒に過ごす時にも、ひとりで過ごす時にも、楽しく元気になれる色として5色をご紹介します。

 

楽しく会話がはずむ色「黄色」

 

 
「黄色」は、太陽や明るい光をイメージさせ、希望を持たせてくれる色。身近に取り入れると、子どもの頃の素直な気持ち、無邪気な気持ちを呼び覚まし、好奇心にもつながります。明るく楽しい気分に導いてくれる色でもあります。

 
黄色を身に着けると、周りの人に「明るく楽しい人」という印象を与えますし、相手の「緊張感をほぐす」ことにもつながる色です。着ている本人も明るく楽しい気持ちになって、いつもより「おしゃべりに」なれたりします。それで、黄色を身近に取り入れると会話がはずむようになるのです。
楽しい時間を過ごしたい時に、服や小物、アクセサリーに取り入れてみてください。部屋に黄色の花を飾るのも良いですね。

 
・「黄色」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

仲間と陽気になれる色「オレンジ」

 

 
オレンジも、輝く太陽をイメージさせる色。エネルギッシュな「赤」と、明るい光の「黄色」を混ぜたオレンジは、前向きな気持ちにさせてくれるのです。また、色の中でいちばん「温かみ」を感じさせる色で、オレンジが身近にあると心があたたかくなり、元気になれます。ポジティブな気持ちとつながりやすい色なのです。元気を取り戻したい、積極的になりたいときに、服や小物、インテリア雑貨などで身近に取り入れてみましょう。

 
また、オレンジを身に着けていると「陽気で親しみやすい印象」を与え、周囲を惹きつけることにもつながります。楽しく、フレンドリーにコミュニケーションをとりたい時に、オススメの色です。さらにオレンジは「仲間意識」を強めてくれる色とされています。パーティー会場にオレンジの花や小物を置くのもいいですね。

 
・「オレンジ」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

元気で活発になれる色「赤」

 

 
赤は「進出色(前に飛び出して見える色)」なので、赤を身に着けていると目立ちます。存在感がアップし、周囲から見た時に「自信がある人」「活動的な人」と感じさせ、「リーダーシップがある人」にみせてくれる色です。

 
周囲からそう見えるだけでなく、赤を身に着けている自分自身にもエネルギーが湧いてきます。赤は、体感温度を上げ、血圧や脈拍を上昇させ、心身を活動モードに切り替えてくれる色とされています。「もっとパワーが欲しい」「自信を持ちたい」「元気になりたい」「チャレンジしたい」と感じるときに、服、バッグ、シューズ、アクセサリー、小物などに、赤を取り入れてみましょう。

 
・「赤」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

豊かな気持ちになれる色「金色」

 

 
金色を身に着けていると、周囲の人に「明るい・強い・おおらか・リッチ」などの印象を与えます。「存在感が増す色」でもあります。そして、身に着けた本人にも「豊かな気持ちになる」「自信が持てるようになる」などの効果がある色です。アクセサリーや小物に選びやすい色なので、取り入れてみてくださいね。

 
金色(ゴールド)系のアクセサリーには、「ピンクゴールド」や「シャンパンゴールド」などの色みもあり、「黄み」の強弱の違いもあります。金色のアイテムを複数合わせて身に着けるときは、オシャレに見えるよう「色み」を統一すると良いでしょう。

 
・「金色」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

生命力の色「緑」

 

 
緑は「バランス・安らぎ・平和」や「生命力・新鮮・健康」などのイメージとつながりやすい色。そして、植物の葉の緑が近くにあれば、「気持ちが穏やかになる」「心身のバランスが整う」などの効果も期待できます。

 
緑系にも、さまざまな色みがありますね。色みによってつながるイメージも少し変わります。
明るく濁りのない緑は「フレッシュ」「健康」「若々しい」などのイメージとつながりやすく、常緑樹の葉のような深い緑は「生命力」や「品格」のイメージとつながりやすいです。また、濁りのある緑や暗い緑は「落ち着き」のイメージになります。
緑のエネルギーを取り入れて「元気になりたい」と感じるときは、明るく濁りのない緑色や、鮮やかな緑色、濃い緑色を身近な物に選ぶといいでしょう。

 
・「緑」について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 
◇19色のまとめ記事はこちらから。

 
◇来年の手帳の色選びはこちらから。

 
いつも「私を磨く色彩の魔法」を読んでくださり、ありがとうございます。
色の心理的効果を活かして、素敵なクリスマス、そして楽しい年末年始をお過ごしください。
色を通して心を見つめる、気分を変える、印象アップにつなげる。こうありたい自分になるための記事を、これからも書いてまいります。2023年もよろしくお願いいたします!
 

 
*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。

 
*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版

 
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2022/12/25 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
旧:WEBマガジン「作家たちの電脳書斎 デジタルデン」公式掲載原稿
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