暖色・寒色・中性色・無彩色に惹かれる気持ちは?

2020.06.19 (金)

「惹かれる色」は「深層心理が語るもうひとつの言葉」

 

 

最近、なぜか気になる色はありますか?

 

以前はあまり好きではなかったのに、最近なぜか、とても惹かれる。
気がついたら、洋服や小物など、身近にその色ばかりが増えている。
街を歩いていても、ウィンドウにその色が飾られていると、目に入ってくる。

 

色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて
「惹かれる色は、深層心理が語るもうひとつの言葉」

 

気になる色は「自分の意識では気づいてない、あなたのココロの変化」を教えてくれます。

 

人がある色に惹きつけられる大きな理由は、その色がその時の気持ちにマッチしているから。
その時の自分の「ココロとカラダに必要な色」を、無意識に選んでいます。

 

その色のイメージに自分が包まれている時
「自分の気持ちを代わりに語ってくれる色」に惹かれることもあれば
「その色のイメージを求めている時」に惹かれることもあります。

 

惹かれる色で、あなたのココロをチェックしてみてくださいね。

 

今日は
暖かく感じられる色「暖色(だんしょく)」
冷たく感じられる色「寒色(かんしょく)」
寒暖の感じが無い「中性色(ちゅうせいしょく)」
色みを持たない色「無彩色(むさいしょく)」

と心理の関係です。

 

暖色・寒色・中性色・無彩色、それぞれに惹かれる心理は?

 

 

色から感じる「暖かさ」「冷たさ」は
「色相(しきそう)= 色みの性質」と大きく関係しています。

 

色みを感じる色「有彩色(ゆうさいしょく)」の中で
一般的に、「赤・橙・黄」など暖かい感じがする色を「暖色」
「青緑・青」など冷たい感じがする色を「寒色」
「緑・紫」など暖かくも冷たくも感じない色を「中性色」と呼びます。

 

 

◆「暖色」は、外向的な心理とつながりやすく
人が暖色に惹かれる時は
「活動的・積極的になっている」
「自分の内側より外側の世界に興味がある」
場合が多いです。

 

◆「寒色」は、求心的な心理とつながりやすく
寒色に惹かれる時は
「冷静・何かに集中している」
「自分の内面に興味がある」
場合が多いです。

 

また「中性色」の中でも
「紫」に惹かれる時は「寒色」の心理に近いです。

 

◆「中性色」特に、緑色などは
ニュートラルな状態・バランスが取れた状態とむすびつきやすく
緑系の色に惹かれる時は
「平和で穏やかな気持ち」
でいることが多いです。

 

では、「無彩色」はどうでしょうか?

 

◆「白・黒・グレイ」
色みを持たない「無彩色」に分類されます。

 

 

「無彩色」に惹かれる時
人は「自分の感情を抑えていたり、内に秘めていたりする」ことが多いです。

 

あなたは最近、何色が気になりますか?

 

その色は、暖色? 寒色? 中性色?
それとも、無彩色?

 

「惹かれる色・気になる色」が以前と比べて変わった方は、心に変化があったというコト

 

 

以前、好きだった色と、最近気になる色が変わった方。
ココロに変化があったのかもしれません。

 

例えば、以前は「赤・オレンジ・黄」系統「暖色」が好きだったけれど、
今は「寒色」「青」が気になるという方。
今、静かに自分を見つめたい気持ちなのかもしれません。

 

最近は「紫」が気になるという方。
進みたい「赤」と冷静に考える「青」二つの気持ちを抱えているのかも知れません。

 

以前は、中性色の「緑」が好きだったけれど、最近「白」が気になるという方。
何かをリセットする決意。そして、新しく踏み出す時なのかもしれません。

 

最近「黒」が気になるという方。
「自己確立」の強い意思があるのかもしれません。

 

それぞれの色のイメージについて、さらに詳しく知りたい方は
以下から、各色についての詳しいコラムを参考になさってくださいね。

 

「惹かれる色」は、あなたのココロの変化を教えてくれます。

 

「色」を通して
ココロの奥にある「あなたのホンネ」を見つめてみてくださいね。

 

 

色のチカラを味方につけて。
今日も素敵な一日を。

 

 

テーマ「惹かれる色でココロをチェック」コラムを読む >>

 

「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください!

 

YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「惹かれる色から心がわかる」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。

引用元:惹かれる色から心がわかる ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ~

 

< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

( 文中に使用したぬり絵柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 :『心を元気にする色彩セラピー』 末永蒼生著 PHP研究所、『文部科学省後援 色彩検定公式テキスト3級編』公益社団法人 色彩検定協会監修 )

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家

 

文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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