紫陽花(アジサイ)の色。さまざまな紫色の心理は?

2019.05.29 (水)

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あっという間に6月。

 

近所の遊歩道にも
紫陽花(アジサイ)が咲き始めているのが
見られるようになりました。

 

あなたは「紫陽花」は、好きですか?

 

 

私は、子どもの頃は「あまり好きでは無かった」という記憶があります。
なんとなく「寂しい花」のような感じがしたから。

 

でも、最近は好きです。

特に「色」に惹かれるのだと思います。

 

紫陽花にも、さまざまな種類がありますね。

それに、同じ花でも段々に色が変化して、楽しませてくれます。

 

今日は、そんな紫陽花の色。
さまざまな色調の「紫色」の心理の話です。

 

 

1)  なぜ、「紫陽花」は色が変わるのでしょう?

 

 

なぜ、紫陽花は、色が変わるのでしょうか?

 

まず、「紫陽花(アジサイ)」について、ウィキぺディアで調べてみました。

 

「土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤」になるのだそうです。

 

そして「同じ株でも花の色が違うのが、不思議だな」と思っていましたが
「根から送られてくるアルミニウムの量に差がある」からなのだそうです。
また、花の老化によっても色が変化するのですね。

 

『ウィキペディア』から引用します。

 

【6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化した、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれる。・・・

 

アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかに、pHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈する。逆に土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となる・・・(中略)・・・同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためである。・・・

 

また、花色は開花から日を経るに従って徐々に変化する。最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色を帯びており、それが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成され、赤や青に色づいていく。さらに日が経つと有機酸が蓄積されてゆくため、青色の花も赤味を帯びるようになる。これは花の老化によるものであり、土壌の変化とは関係なく起こる。(フリー百科事典ウィキペディアより引用)】

 

 

2)「紫」色の持つイメージは?

 

 

「紫」
「暖色系の赤」と「寒色系の青」が混ざった色です。

 

様々な表情を見せ、多様なイメージと繋がる「複雑な色」とも言えます。

 

結構「好き」「嫌い」が、はっきり分かれる色かもしれませんね。

 

「紫」色が持つ一般的なイメージ・意味の中で
ポジティブなものには
「癒し・再生・優しさ・繊細・高貴・成熟・ミステリアス・芸術的センス」
などがあります。

 

ネガティブなものには
「疲労感・葛藤・ストレス・憂鬱・不調・情緒不安定」
などがあります。

 

「紫」色に惹かれるのは、どんな気持ちの時でしょうか?

 

癒されたい。
ココロやカラダの疲れから、回復していく過程。
繊細な気持ち。(とくに、明るい紫色)
優しい気持ち。(とくに、明るい紫色)

自分の感性を大事にしたい。

成熟を感じている。(暗めの紫色)

体調がすぐれない、疲れている。
葛藤がある。(とくに、暗めの紫色)
ストレスがある。(とくに、暗めの紫色)

 

最近「紫色」に惹かれる方。
ピンっとくるキーワードはありますか?

 

3)「紫」は「赤」と「青」を混ぜた色

 

 

色は、心理だけではなく生理的な作用とも結びついています。

「赤」が人の交感神経を、「青」が副交感神経を優位にすることが
生理学の分野であきらかになってきています。

 

「紫」は、この「赤」と「青」が混ざってできる色

 

紫が持つ「癒し・再生」のイメージ

 

それは、人が、心身の疲れから回復していこうとする時に

「交感神経と副交感神経のバランスを取ろうとして、本能的に紫に惹かれるのではないか」という見方があります。

 

紫が持つ「葛藤」のイメージ

 

「情熱・自信・達成感・活動的」などの「動」のイメージを持つ「赤」
「冷静・自律・集中・自己抑制」などの「静」のイメージを持つ「青」

 

相反する二つの感情が混ざった心理とつながっていると見ることができます。

 

4)  紫色のイメージも、明るさや色みによって少し異なります。

 

 

紫陽花の色のように、「紫」と言ってもさまざまな色調がありますね。

 

◇「明るさ」の違いで見てみると

 

・「淡い紫色、明るい紫色」
「優しさ」「繊細さ」「癒し」などのイメージとつながりやすい

 

・「暗い紫色」は
「成熟」「蓄積」、また「葛藤」「ストレス」などのイメージとつながりやすい

 

そんな傾向があります。

 

◇「色み(色相)」の違いで見てみると

 

・青に寄った「青紫」色の場合は「青」の心理に近づいていき
「冷静・探究心」などのイメージもプラスされます。

 

・赤に寄った「赤紫」色の場合は「赤」の心理に近づいていき
「高揚感・女性性・愛」などのイメージとつながります。

 

あなたが惹かれるのは、どんな紫色ですか?

 

5)「色のイメージ」には「一般的なもの」と「個人の経験につながるもの」とがあります。

 

 

色は、体験・記憶、イメージとむすびつきやすく、人はひとつひとつの色に意味を持たせています。

 

その意味には、大きく二種類あります。
私が、色彩心理の資格を取得した講座「色彩学校」での呼び方になりますが、
「分母色彩」「分子色彩」という二つです。

 

・分母色彩とは「赤は情熱、青は冷静」のように、多くの人の共通語になっている一般的な色彩の意味のこと

 

・分子色彩とは、「個人的な経験」によって異なる、色彩の持つ多様な意味のこと。

 

ある「色」を見て、何かを感じた時。
その色は「あなたにとって」どんな意味を持つのか

 

ご紹介している一般的なイメージ「分母色彩」の意味を参考にしながら。

より深く、あなたの「分子色彩」

あなたのココロの深いところにある思いを、ぜひ探ってみてください

 

あなたにとっての「色の意味」を、深く掘り下げてみてくださいね。

 

6)「惹かれる色・気になる色」に変化があったときは、ココロにも変化があったということ。

 

 

以前、好きだった色と、最近気になる色が変わった方。ココロに変化があったのかもしれません。

 

最近「紫色」に惹かれる方へ。

 

この間まで少し疲れていたけれど
今、癒され、再生していく過程にいるのかもしれません。

 

優しい気持ちでいる。繊細な気持ちでいる。
あるいは、優しさを求めているのかもしれません。

 

成熟した気持ち、落ち着いた気持ちでいる。

 

また、ストレスが溜まっている。
体調が良くないのかもしれません。

 

いかがですか?

 

何か、気になるキーワードはありましたか?

 

あなたのココロの深い部分には、今、どんな思いがあるのでしょうか?

 

「惹かれる色」を通して、あなたの気持ちを見つめてみてくださいね。

 

あなたの気持ちを大切に。今日も素敵な一日を。

 

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。>

 

(参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP 研究所、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、『フリー百科事典 ウィキペディア』)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家

 

文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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