苦手な色の心理。苦手な色・嫌いな色にも意味があります。

2020.01.27 (月)

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子どもの頃から「ずっと好きな色」はありますか?
最近「なぜか気になる色」はありますか?

 

では、「苦手な色」はありますか?

 

色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて、人は一つひとつの色に意味を持たせています。

 

 

「惹かれる色・気になる色」そして「苦手な色」も。
あなたの深層心理が語る「もうひとつの言葉」です。

 

人がある色に惹きつけられる大きな理由は、その色がその時の気持ちにマッチしているから。
その時の自分の「ココロとカラダに必要な色」を、無意識に選んでいます。

 

その色のイメージに自分が包まれていて「自分の気持ちを語ってくれる色」に惹かれることもあれば
その色のイメージが足りなくて「求めているとき」に惹かれることもあります。

 

「その時々に、惹かれる色・気になる色」にも「意味」があります。

 

「ずっと、好きな色」にも、あなたにとっての「意味」があります。

 

「ずっと、苦手な色」にも、あなたにとっての「意味」があります。

 

「色」は、あなた自身が気づいていない

あなたの本当の気持ちを教えてくれることがあるのです。

 

コラムでは、いつも「惹かれる色」についてお伝えすることが多いのですが
今日は「苦手な色」についてお話していきます。

 

あなたが「苦手な色」「嫌いな色」にも意味があります。

 

 

あなたには、「苦手な色」「嫌いな色」はありますか?

 

なぜ、その色が苦手なのでしょう? 
理由が思い浮かびますか?
あなたの「苦手な色」にも、きっと、あなたにとっての意味があります。

 

私の「苦手な色」の2つの話をヒントにしてくださいね。

 

ワークショップやセッションでつかう素材の中に
「配色から見るあなたの人間関係」という、人間関係を見つめる自己分析のぬり絵があります。

 

「色彩学校」(ハート&カラー)のオリジナルのぬり絵柄で
私自身も、これまでに5、6回塗って、自分の人間関係を見つめています。

 

その図柄の中には「苦手な色」を塗る箇所と「苦手な人のイメージの色」を塗る箇所があります。

 

私の場合はずっと「オレンジ色」が苦手

 

 

 

( 上添ぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD 2008 )

 

以前、私にはずっと「苦手に感じる女性のタイプ」がありました。
それは「自己アピールが上手な女性」「人に頼む女性」

 

そんな女性のイメージは、私にとって「オレンジ色」
それで、オレンジ色も、長い間とても苦手でした。

 

 

色の持つイメージ・意味には、必ず「ポジティブな側面」と「ネガティブな側面」があります。

 

「オレンジ色」の一般的なイメージ・意味の中で
ポジティブなものには「冒険心・陽気・社交的・温もり」などがあり
少しネガティブなものには「落ち着きがない・自己アピール・わがまま」などがあります。

 

私の場合は、オレンジ色に対して

イメージ・意味の中でも「ネガティブな側面」を強く感じていたのです

 

私は、とても生真面目な両親に「控えめでいなさい」「人に迷惑をかけてはいけません」と言われ続けて育ちました。
また、父が厳しく、騒がしいのを好まなかったので
例えば「食卓を囲んで家族みんなで大笑いした」なんてことも、あまり記憶にありません。

 

多分、それらが大きな理由で。
私は子どもの頃から、人に自分のことを話すことが苦手でした

 

いつも聞き役で。
学生の時も、社会人になってからも。
「あまり自分を前に出さないように」

そして「人になるべくお願いしないように」
気をつけて生活していたように思います。

 

でも、ほんとうは・・・

 

心の中に「アピールしたい気持ちや、助けてもらいたい気持ち」を押し込んでいたのですよね。
だから「自分が我慢していること」を普通にしている女性をうらやましいと心の奥では感じていた。
それで「イヤ」だと感じてしまったのです。

 

自分の心の奥が刺激されていたのです。

 

自分を抑制するイメージとつながりやすい「青」

自分をアピールするイメージにつながりやすい「オレンジ」

 

色相環※ の上では、ちょうど「反対」に位置します。

 

 

< ※色相環(しきそうかん)= 赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫と変化する光の色の両端をつないで、全ての色相が連続して変化して見える環 >

 

「自分の願望を抑えている」イメージとつながる「青」の私は

 

私の自己表現とは、いわば正反対の
「自分のわがままや欲求を自由に表現できる女性」

 

そんな女性のイメージとつながる「オレンジ色」が苦手だったんですね。

 

そのことが分かってから
私は「オレンジ色」も「それを感じさせる女性」も、受け入れられるようになりました。

 

こんな風に「苦手な色」が
実は「自分の我慢していること、心の奥に押さえ込んだ欲求」とつながっていることがある
のです。

 

あなたが「苦手な色」「嫌いな色」は何色ですか?

 

あなたの「苦手な色」は、どんな感情とつながっているのでしょうか?

 

苦手な色が「ネガティブな記憶」と結びついている場合もあります。

 

 

もうひとつ、私の苦手な色に「緑」があります。

 

「緑系の色」の中でも苦手に感じる「トーン」は限られていて
「ちょっと人工的な感じのする鮮やかな緑」が苦手です。

 

 

緑色の一般的なイメージ・意味の中で
ポジティブなものには「安らぎ・バランス・平和・生命力」などがあります。
ネガティブなものには「心身の消耗・保守的・どっちつかず」などがあります。

 

私は、「好き嫌いがはっきりしている」「白黒はっきりすることを好む」ところがあり
いわゆる「グレイの状態」が苦手です。

 

「緑が苦手」と感じるのは、私の中では
緑色が「決断しない、どっちつかずの状態」「保守的」のイメージとつながるからかな?
と、自分なりに分析していました。
確かに、そういう側面もあると思います。

 

ただ、「それだけが、苦手な理由ではないこと」
起業して数年経った頃、ふと気づきました。

 

実は、「鮮やかな緑色」は、私の「ネガティブな記憶」と結びついていたようです。

 

色は、体験・記憶、イメージとむすびつきやすく、人は一つひとつの色に意味を持たせているのですが
その意味には、大きく二種類あります。

 

私が、色彩心理カウンセラーの資格を取得した講座「色彩学校」での呼び方になりますが
「分母色彩」「分子色彩」という二つがあります。

 

分母色彩とは「赤は情熱、青は冷静」のように、多くの人の共通語になっている一般的な色彩の意味のこと
分子色彩とは「個人的な経験」によって異なる、色彩の持つ多様な意味のこと

 

「鮮やかな緑」に、私が感じている「分子色彩」
「鮮やかな緑」は、私の高校1年生の頃のネガティブな記憶と結びついていたのです。

 

「鮮やかな緑」
高校の時に学年ごとに決められていた体操着(ジャージ)の色」だったことを

あるとき、思い出しました。
(そういえば、当時、ミドリ色のジャージを「ミドジャ」と呼んでいた気がします)

 

高校生活を思い返すと・・・

 

中学生の時は、勉強も運動も結構できる方で、自分に自信がありました。
ところが、高校で進学校に入学してみたら、勉強も中程度、運動も中程度。

自分への期待が大きくはずれました

 

そんな中、学校内でクラス対抗のバレーボール大会があり
「上手な班」と「下手な班」というグループ分けをされたのです。

そして、「下手な班」に入れられた私
恥ずかしくもあり、そして、ひどく落ち込みました。

 

どうも、その頃の「プライドが傷ついた記憶」と
着ていたジャージの「鮮やかな緑色」が結びついているようなのです。

 

高校時代は、挫折も多くて。
周りには優秀な人ばかり。
同じ部活内には、一流大学へ推薦入学する同級生も多数。
でも、私は大学受験も失敗して、不本意な大学へ進学し・・・

 

それが、ずっと私のコンプレックスになっていました。

 

その時のネガティブな記憶が「鮮やかな緑」とつながっていて。
それで、私にとって「苦手な色」になっていたようです。

 

「色」には、こんな風に「個人的な経験・記憶とつながっている意味」もあるのです。

 

心の奥の方に押し込まれた記憶とつながっている「色」
興味深いですよね。

 

「あなたの苦手な色」には、どんな意味があるのでしょうか?

 

ちょっと意識を向けてみてください。
そこから、新たな発見があるかもしれません。

 

時には、「色」を通して自分と向き合う時間をつくってみてください。
あなたにとっての「色の意味」を考えてみましょう。

 

自分の心にはめている「枠」に気づく。
あなた自身がまだ気づいていない「可能性」を発見する。
「色」が、そのきっかけになるかもしれませんね。

 

「好きな色」「嫌いな色」
「最近、なぜか気になる色」

 

ある「色」を見て、何かを感じた時。
その色は「あなたにとって」どんな意味を持つのか。

 

「分母色彩」色の持つ一般的なイメージ・意味は
こちらのコラムをご参照ください。

 

2020年のスケジュール帳は何色にしますか?コラムを読む >>

 

コラムでご紹介している、色の一般的なイメージ・意味を参考にしながら。
より深く、あなたの「分子色彩」を。

 

あなたのココロの深いところにある思いを、ぜひ探ってみてください
あなたにとっての「色の意味」を、深く掘り下げてみてくださいね。

 

あなたが「一歩踏み出すきっかけ」になるといいな、と思います。

 

色彩のサポートを受けながら。今日も素敵な一日を。

 

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

(文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)

「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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