どんなピンク色に惹かれますか?トーンによっても気持ちが違います。色彩心理のはなし

2020.01.23 (木)

「ピンク」といっても、いろいろな色みがありますね。

 

 

ピンク色が好きな女性は多いですね。

 

「ピンク」は、赤と白を混ぜてできる色。
絵の具を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。

 

「赤」に「白」を混ぜると、明るさの度合い(明度)が高くなります。
鮮やかさの度合い(彩度)は、少し低くなります

 

明るい赤であるピンク色に
少し「黄」を混ぜると「サーモンピンク」や「コーラルピンク」になります。
少し「青」を混ぜると「鴇色(ときいろ)」や「フーシャピンク」になります。

 

【薄い、明るい、柔らかな、などの修飾語のつく赤や赤紫系の色はすべてピンクの分類に含まれる。(出典:『色の名前 507』福田邦夫著 主婦の友社)】

 

また、資料によっていは、中くらいの明るさの赤紫色(マジェンタなど)も、ピンクの中に含めている場合がありますね。

 

ピンク-福田邦夫著『色の名前507』

 

サーモンピンク-福田邦夫著『色の名前507』

 

コーラルピンク-福田邦夫著『色の名前507』

 

ときいろ-福田邦夫著『色の名前507』

 

フーシャピンク-福田邦夫著『色の名前507』

 

マジェンタ-福田邦夫著 『色の名前507』

 

(上の色見本写真6枚はすべて、『色の名前 507』福田邦夫著 主婦の友社のページを写したもの)

 

みなさんは、どんなピンクが好きですか?
または、ピンクは苦手ですか?

 

人がある色に惹かれる理由は、その色が「その時の気持ちにマッチしている」から。
「その色のイメージに満たされていること」もあれば
「その色のイメージを欲していること」もあります。

 

「ピンク」に惹かれる時は、どんな心理なのでしょうか?

 

 

「ピンク」が持つ一般的なイメージ・意味の中で、ポジティブなものには
「幸福感・愛・恋・優しさ・ときめき・甘い・女性らしい・ロマンティック」などがあります。
ネガティブなものには、「依存・優柔不断・甘え・子供っぽい」などがあります。

 

「ピンク」を身に着けると、なごやかで幸せな気持ちになれます。
血行がよくなり美肌効果がある、若返りのホルモンを活発にさせる、ともいわれます。

 

◇惹かれるピンク色の明るさは「気持ちの軽やかさ」にも結びつきます。

 

色は「白」を混ぜて明るくなるほど
「軽やかさ・解放感・柔らかさ」のイメージとつながりやすいです。

 

色は「黒」を混ぜて暗くなるほど
「成熟・蓄積・安定感・充実感」のイメージとつながりやすいですが
「重さ」「ストレス・葛藤」とつながることもあります。

 

◇色みによって、つながる心理も少し変わります。

 

少し「黄」の混ざった明るいピンク色には「希望・憧れ」などの要素が入ってきます。
少し「青」の混ざった明るいピンク色は「恋心・高揚感」とつながることもあります。

 

◇赤紫系の色の中で、明るさが中くらいの「マゼンタ(マジェンタ)」

 

ポジティブなイメージ・意味として、「女性性」「愛の象徴」とされる場合も多いです。
また「華やかさ・潔さ・柔軟性」のイメージ・意味もあります。
「プライド」「自己回復」などのイメージ・意味もあります。
そして、ネガティブなイメージとしては「自己アピール」などとつながることもあるのです。

 

「マゼンタ」に惹かれる時は、どんな心理なのでしょうか?

 

愛の花びら-1-2

 

「女性性や愛情の象徴」とされることの多い「マゼンタ」

 

色彩心理・自己分析ワークショップ・セッションにご参加いただいた女性が
表現に「マゼンタ」を使われたこれまでの例を拝見すると
「年齢も考えて、次のステップを意識している」ケースが多いです。

 

「年代が変わる頃に、女性として成熟していきたいと思うとき」
「結婚を意識するとき」「出産を意識するとき」
「仕事のステップアップを考えるとき」

 

「これからは人の役に立ちたい」
「人に愛情を持って接していきたい」

 

などの気持ちが表れることが多いのです。

 

あなたには「最近、気になるピンク」「惹かれるピンク」がありますか?
それは、どんな色みでしょうか?
「惹かれる色」から、あなたの気持ちを見つめてみてくださいね。

 

色のチカラを味方につけて。今日も素敵な一日を。

 

 

【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「マゼンタ(赤紫色)」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。

引用元:マゼンタ ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ

 

< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中に使用した色の写真 : 『色の名前 507 日本の色と外国の色』福田邦夫著 主婦の友社のページを写したもの / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色の名前507 日本の色と外国の色』福田邦夫著 主婦の友社、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社、『色の暗号「カラーセラピー」で知る本当のあなた』泉智子著 クレスト社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

「色を通して自分と向き合う」
詳細を見る »

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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