目次1 脳と肌はつながっている2 肌と脳は、同じ根を持つ3 ストレスは肌に出る 脳と肌はつながっている 私がとても憧れる女性のひとり…
自分のカラダの声、聴いていますか? ココロとカラダはつながっています。
自分の体の声に、耳を傾けていますか?
いつもは、「惹かれる色を通して心の声を聴く」お話をしていますが
今日は「体の声を聴く」話。
ここ何年もスポーツと呼べるスポーツはしていないのですが
もう5年くらいでしょうか
ひとつだけ続けているのは、週一回のピラティス。
新型コロナウィルスの感染拡大による
「緊急事態宣言」の期間は、スタジオに行かず。
先日、2ヶ月ぶりにレッスンに参加してきました。
しっかりと感染拡大防止対策が取られていて
1レッスンに参加できる人数も制限され
フロアには、先生と、生徒3人だけでした。
体温を測り、マスクを着けたままで、レッスンに参加。
マットも毎回除菌されていました。
ココロを落ち着けて、自分のカラダの声を聴いてみる
スタジオに入るとまず、マットの上に仰向けになり
自分の体を「すみずみまで感じる」ことから始めます。
深い呼吸をし、心を落ち着けて体の声を聴く
静かで心地よい時間です。
ストレスが溜まっているとき
心に余裕がないとき
私たちの呼吸は浅くなっています。
そんなときには
ゆっくりと深呼吸を(とくに、吐く息を長く)すると
心もゆったりしていきます。
日々のタスクに追われていると
自分の呼吸や体だけに
気持ちを集中する時間も、なかなか取れないですよね。
とくに、今、この時期は
自分でも気づかないうちに、心も体も緊張が続いて
疲れが溜まっているかもしれません。
ピラティスの話
ご存じの方も多いかもしれませんが
ピラティスは「本来の自分を取り戻すもの」
体には本来、効果的な動き方があります。
でも、長い間に「自分の癖」が身についてしまい
体を効果的に使えなくなってしまっています。
「本来持っている快適な状態を取り戻す」のが、ピラティスのエクササイズです。
心と同じですね。
考え方の癖に気づいて、心地よいバランスを取り戻す。
自分の体調の小さな変化にも気づいてあげることは、とても大切。
ココロとカラダは密接に繋がっています。
「心」の不調・ストレスが「体」にサインを出すことがあります。
反対に、「体」の疲れが「心」の不調をもたらす場合もあります。
自分の体の変化、心の変化を感じる時間を大切に。
少し不調を感じたら、カラダとココロに
あなた自身が優しくしてあげてくださいね。
ココロの不調がカラダに表れる
精神的に強いストレスを感じたり、緊張したりした時
胃が痛くなった経験はありませんか?
私は緊張する場面では、今でも時々、胃が痛くなることがあります。
「心と体って、つながっているんだなぁ」と私が実感する瞬間です。
人によっては、お腹に感じたり、症状は様々かもしれませんが
心の状態が体に表れること、ありますよね。
ご参考まで、「東洋医学」は「心と体は繋がっている」という考え方に基づいています。
体の不調も
「不調が表れた部分だけで捉えるのでなく、全体の中に部分がある」
「心と体のバランスを整えることが大切」
「自然治癒力。全体の体質改善を考える。ゆっくり治療する」
という考えがもとになっているのですね。
たとえば、自律神経失調症の原因にも
「生活リズムの乱れ」の他に
「仕事・人間関係などの精神的ストレス、環境の変化など」があることは良く知られています。
「心の不調」が自律神経のバランスを崩し
それが「体の不調」に繋がることがあるのですね。
知人女性の話では
「彼とのこと、母親との関係で悩んでいた頃は ” アトピー性皮膚炎の症状がひどかった ” のに
悩みが解消された時 “症状がとても軽くなった”」そうです。
そんなこともあるのですね!
自分の心の声に気づかない振りをして
感情を抑え込み、溜めこんでしまうのは
心にも体にも良くないこと。
自分の心に耳を傾けて
時々ストレスを発散し
発散した後に、今度は自分を癒してあげられたらいいですね。
今、できることは限られるかもしれませんが
気の置けない友だちと、オンラインでおしゃべりをする。
絵を描く・色を塗って発散する。
自然の中を散歩する。
動物園に行く。
美術館に行く。
音楽を聴く。歌う。
バスソルトを入れてお風呂にゆっくりつかる。
自分のストレス発散&リラックス法を、いくつか見つけておくと良いですね。
反対に、「体 = 行動 を変えて心を整える」という方法も実践されています。
それが「行動療法」です。
行動が変わると、考え方も変わる
カラダを変えて、ココロを整える
人は行動が変わると、考え方も変わってくるそうです。
実際に「体 = 行動 を変えて心を整える」方法が
「行動療法」として医療でも取り入れられています。
例えば(日本メンタルヘルス協会の講義より)
鬱(うつ)の人の特徴として
「姿勢が悪い・顔に覇気がない・一言一言にため息をつく・声が小さい」などがあります。
行動療法でのカウンセリングでは、具体的な指示として
「まず声を大きく・胸を広げて・椅子の背にでももたれて・足でも組んで」と伝えるそうです。
行動の変化が心の変化を生む。
「元気だから声が出るのではなく、声を出すから元気が出る」のですね。
心の病気にはなっていなくても
小さな心の不調にも日々自分で気づき、ケアしてあげましょう。
「今日は、なんだか心が晴れない」という時。
実際に「体もうつむき加減」になっているかもしれません。
そんな時は、姿勢を正して散歩する、自然の中で深呼吸する、など
「体を上向きにする」ことから始めてみてください。
狭い部屋の中にずっといると、心も縮こまってしまうように感じられますね。
「緊急事態宣言」も解除されたので
私も、混雑を避けながら、ときどき屋外に出るようにしています。
空間が広がると、心も広がるから不思議です。
心が少し下を向いてしまったら、まず、体・行動を変えてみる。
試してみてくださいね。
自分の心と体を感じる時間を大切に。
少し乱れを感じたら、カラダとココロを、あなた自身がいたわってあげてください。
今日も素敵な一日を。
(文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD. / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(色彩心理カウンセラー)
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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