色彩心理。明るい色は解放感。暗い色は充実感やストレスにもつながります。

2019.08.24 (土)

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きびしい残暑が続いていますね。

 

でも、デパートやセレクトショップには「秋色の洋服」がディスプレイされていて。

 

なんだか、秋が待ち遠しい気持ちにもなってきます。

 

 

「秋の色」というと、どんな色を思い浮かべますか?

 

コスモスのピンク色。曼珠沙華の赤。イチョウの葉の黄色。

 

ハロウィンのかぼちゃのオレンジ。栗の茶色。稲穂の金色。

 

熟した葡萄やワインの暗い赤紫色。

 

また、秋に特別なイベントがある方は、それにまつわる色を思い浮かべるかもしれません。

 

秋に「楽しい思い出」がある方は、その記憶とつながる色に惹かれるかもしれません。

 

「秋の色」はどちらかと言うと
「薄い、淡い色」「明るい色」よりも
「深い色・濃い色」「暗めの色」をイメージする方が多いかもしれませんね。

 

その「秋の色」は好きですか?

 

人がある色に惹きつけられる大きな理由は、その色のイメージがその時の気持ちに合っているから。
その時の自分の「ココロとカラダに必要な色」を、無意識に選んでいます。

 

その色のイメージに自分が包まれている時「自分の気持ちを語ってくれる色」に惹かれることもあれば

 

「その色にイメージするものが足りなくて、求めている時」に惹かれることもあります。

 

また、人はそれぞれの色にイメージを持っているので
自分がその色を身につけることで、周囲に与えるイメージが変わったりもします。

 

今日は、暗い色・明るい色のイメージの話です。

 

暗い色は、成熟・充実感・安定感のイメージ

 

 

色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて、人は色に「象徴的な意味」を感じています。

 

赤、オレンジ、黄、緑、青、紫・・・などの「色相 しきそう(色みの性質)」によっても、イメージが変わります

 

たとえば、同じ青系の色であっても「明るい空の青」と「深い海の青」など、色の明るさ・暗さでもイメージが変わります

 

色の「明度(明るさの度合い)」は見た目の「軽い・重いの印象」につながります。

 

明るい色は「軽そうに」見え、暗い色は「重そうに」見えます。

 

暗い色は、その「重み」のイメージとも重なり、一般的には
「充実感・安定感・成熟・落ち着き・蓄積」などのイメージとつながりやすいです。

 

また、少しネガティブなイメージとしては
「ストレス・抑圧」などとつながりやすいです。

 

暗めの色の一般的なイメージを

色相(しきそう)別に見てみましょう。

 

赤・オレンジ・黄など
外交的な心理・活動的な心理とつながりやすい
「暖色系の色」が暗くなった場合。

 

「充実感・安定感」などのイメージにつながることもあれば
「不完全燃焼」などのイメージにつながることもあります。

 

など
求心的な心理や冷静さとつながりやすい

「寒色系の色」が暗くなった場合。

 

「誠実さ・真面目さ」などのイメージにつながることもありますが
「自己抑制・緊張感」などにつながることもあります。

 

◆中性色系の色の中で
「紫・赤紫」が暗くなった場合

 

「成熟・蓄積」のイメージとつながることもありますが
「葛藤・不調」などとつながる場合もあります。

 

最近、なぜか「暗い色」ばかりに惹かれるなぁ、という方。
何か気になるキーワードはありましたか?

 

明るい色は、解放感・希望・優しさのイメージ

 

 

明るい色は、その「軽さ」のイメージとも重なり、一般的には
「解放感・軽やかさ・幸福感・やわらかさ」などのイメージとつながることが多いです。

 

 

特に、薄い、淡い色は「優しさ」のイメージとつながりやすいです。
淡い色の中でも「最も優しく感じられる色」は

一般的には「淡いピンク色」のようです。

 

また、薄い・淡い色
「解放されたい気持ち」「現実から逃避したい気持ち」

「誰かに頼りたい気持ちが投影されていることもあります。

 

赤・オレンジ・黄など
「暖色系の色」が明るくなった場合には
「喜び」「リラックス感」などのイメージにつながりやすいです。

 

など
「寒色系の色」が明るくなった場合には
「自立」「自由」などにつながる場合もあります。

 

◆中性色系の色の中でも
バランスを表しやすい「緑」が明るくなった場合には
「健康」「安心感」などとつながる場合もあります。

 

◆中性色系の色の中でも
「紫」が明るくなった場合には
「癒し」「繊細さ」などのイメージとつながりやすいです。

 

最近「明るい色」ばかりに惹かれるなぁ、という方。
何か気になるキーワードはありましたか?

 

惹かれる色の明るさが変わったときは?

 

 

◇以前は「明るい色」が好きだったけれど

最近は「暗い色」が気になるという方。

 

今、充実感を持っているのかもしれません。

 

あるいは、ストレスが溜まっているのかもしれません。

 

◇以前は「暗い色」が好きだったけれど

最近は「明るい色」に惹かれるという方。

 

心が開放的になってきたのかもしれません。

 

これまでは、大人の成熟した自分を目指してきたけれど
これからは、もっと軽やかに楽しみたいのかもしれません。

 

惹かれる色から、あなたのココロを見つめてみてくださいね。

 

明るい色と暗い色。洋服のトップスとボトムスに取り入れる時には?

 

 

この「明るい色」と「暗い色」は、見た目の印象にも反映します。

 

部屋の中を見るとお気づきかと思いますが
一般的に、天井や壁の色が明るく、床の色は暗くなっていると思います。

 

「上の方が明るく下の方が暗い」と自然な感じになり、安定感につながります。

 

これは洋服に置き換えても同じです。

 

トップス(上半身)の方が明るく、ボトムス(下半身)の方が暗いと「安定感」につながります。

 

反対に、トップスの方が暗く、ボトムスの方が明るいと「躍動感」につながるのです。

 

スポーツ選手のユニフォームには「パンツが白」のことも多いですよね。
色の中でいちばん明るい「白」をボトムに持ってくることで、躍動感・活動的なイメージにつながるようにしているのです。

 

「痩せて見えるように」と、「黒」を着ている方も多いかもしれません。
「黒」は、確かに「収縮して見える色」です。

 

でも同時に、人の目に見える色の中でいちばん暗い色が「黒」
いちばん「重たく」見える色でもあるので、注意してくださいね。

 

魅せたいイメージに合わせて、トップスとボトムスの配色を工夫してみてください。

 

色のチカラを味方につけて。

 

今日も素敵な一日を。

 

< 尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。>

 

(タイトル&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD /参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、内閣府認定 公益社団法人色彩検定協会監修『色彩検定公式テキスト3級編』、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)

「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家

 

文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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