前回のコラムでは「ほんとうに好きな色は、ホンネと一緒にバッグの中に隠れている」ことをお伝えしました。 今回のコラムでは、言葉による自己表現が苦手だ…
金色(ゴールド)と銀色(シルバー)の印象の違い。色彩心理と似合う色の視点から。
目次
ゴールド(金色)?シルバー(銀色)?どちらを選びますか?
新しい年。
新たな気持ちで、オシャレをして
気持ちを上げて、過ごしたいですね。
ネックレス、ブレスレット、イヤリングやピアスなどの
ジュエリー、アクセサリーも合わせて楽しみたいところです。
秋冬の洋服は、生地も厚いため
アクセサリーは「少し大きめのもの」を選ぶのもいいですね。
とくに、「大きめのブローチ」を着けられるのは、厚手の生地だからこそ。
秋冬の洋服で楽しむと良いと思います。
また、一昨年から、アクセサリーだけでなく
洋服や靴、バッグ、革小物などにも
「ゴールド(金色)」「シルバー(銀色)」がよくみられるようになりました。
先日、電車の中で
「シルバー色のマフラー(ストール)」を
首元に結んでいらっしゃる女性を見かけました。
細長い形をしたもので、革(合皮)素材だったかなと思います。
表が「シルバー」で、裏が「白」。
結ぶことで両方の色が見えて、コントラストが効いていました。
とても華やかで、且つ、シャープで、印象的。
お洋服の色はベーシックでしたが、シルバー色のマフラー(ストール)が個性的で
とても格好よかったです。
私自身は
「シルバー色」や「シャンパンゴールドのような薄い金色」を
スニーカーや、ウェッジソールのカジュアルなシューズに選ぶことが多いです。
身に着けるとしたら
あなたのココロが惹かれる色は、どちらでしょうか?
◆イエローゴールド「金色」
◆ホワイトゴールドやプラチナ、シルバー「銀色」
どちらの色を選ぶことが多いですか?
身につけたとき、周りの人に与える印象には、こんな違いがあります。
参考になさってくださいね。
「金色」と「銀色」の印象の違い。色彩心理の視点から
◆「金色」は「豊かな印象」を与える色
「金色」の持つ一般的なイメージ・意味の中で、ポジティブなものには
「豊かさ・強さ・おおらかさ・成功・富・権威・豪華」などがあります。
ネガティブなものには
「成金・派手・傲慢」などがあります。
「金色」を身につけていると、周囲の人に
「明るい」
「強い」
「おおらか」
「リッチ」
などの印象を与えます。
ただし「取り入れる分量・素材・色み」などは、選ぶ必要があります。
分量が多過ぎたり、色合いにまとまりが無かったりすると
「品が無く」見えてしまうこともあるのです。
「金色」は、身に着けると「存在感が増す色」でもあります。
そして、身に着けた本人にも
「豊かな気持ちになる」
「自信が持てるようになる」
「幸福感を感じられる」
などの効果がある色です。
アクセサリーには「ピンクゴールド」「シャンパンゴールド」などの色みもありますね。
「黄み」の強弱もあります。
複数のモノを身につける時には「色み」を統一した方がオシャレに見えます。
◆「銀色」は「センスの良さや知性」を感じさせる色
「銀色」の持つ一般的なイメージ・意味の中で、ポジティブなものには
「洗練・上品・上質・知性・未来的」などがあります。
ネガティブなものには
「冷たさ・人工的・無機質」などがあります。
身につけていると周囲の人に
「思慮深い、冷静」「知性がある」
「センスが良い」
「ものごとの質を重んじる」
「繊細」
などの印象を与えます。
身につけた本人にも
「心が安定する」
「洞察力が働く」
「身体がクールダウンする」
などの効果がある色です。
また、「直感が冴える」とも言われています。
「金色」と「銀色」
今のあなたは、どちらの色に惹かれますか?
また、どちらの「色のイメージ効果」が必要でしょうか?
「金色」と「銀色」パーソナルカラーの視点から
(上添写真 : パーソナルカラー研究所 スタジオ HOW「オリジナル ドレープ」の一部)
では、別の視点から。
客観的に似合う色。
「顔映りの良い色」「肌の色と調和する色」については、どうでしょう?
「パーソナルカラー = あなたが元々持っている 肌・目・髪の色と調和し引き立てる色」で考えてみましょう。
もしも、パーソナルカラー診断を受けたことがあれば
◆「イエローベース(黄みに寄った)色が似合う」と言われた方には「金色」
◆「ブルーベース(青みに寄った)色が似合う」と言われた方には「銀色」
の顔映り、肌映りがいいです。
もしも、受けたことがなければ
「黄色」と「青」を着たとき、どちらの方が顔映りがいいかを基準にしてみましょう。
◆「黄色」を顔のそばに持ってきたとき
「顔の血色が良く、健康的に見える方」は「イエローベースの色」が似合います。
「顔の色がくすんで見えたり、のぼせて見えたりする方」は、ブルーベースの方が良いです。
(上の写真は、パーソナルカラー研究所 スタジオHOW 「オリジナル フォーシーズンカラーサンプル」)
◆「青」を顔のそばに持ってきたとき
「顔が色白に、スッキリ見える方」は「ブルーベースの色」が似合います。
「顔が青白く、不健康な感じに見える方」は、イエローベースの色の方が良いです。
(上の写真は、パーソナルカラー研究所 スタジオHOW 「オリジナル フォーシーズンカラーサンプル」)
◆「イエローベースの色」が似合う方は
金色(イエローゴールド)が似合います。
肌にツヤを感じさせ、ゴージャスにみせたり、健康的にみせたりします。
銀色だと、少し物足りない、さびしい感じにみえます。
◆「ブルーベースの色」が似合う方は
銀色(ホワイトゴールド、シルバー、プラチナなど)が似合います。
肌の色が白くきれいに見えたり、品良く見えたりします。
金色だと、肌がくすんで見えたりします。
いつもの服に、アクセサリーを加えるだけでも
華やかな印象が演出できます。
気持ちも楽しくなりますよね。
アクセサリーで印象や気持ちを変えて。
オシャレを楽しんでくださいね。
色のサポートを受けながら。今日も素敵な一日を。
「黄金色」が「優しい動画」になりました。ぜひ、ご覧ください!
【私色のつばさチャンネル】にて、「黄金色」のイチョウ並木を動画にしました!是非こちらもご覧ください。
引用元:「色を探して」Vol.3 ~黄金色のぬくもりに包まれて~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ
「金色・銀色」についても「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください!
【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「金色」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。
【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「銀色」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中に使用した写真 : パーソナルカラー研究所 スタジオHOW「オリジナル フォーシーズンカラーサンプル」写真、パーソナルカラー研究所 スタジオ HOW「オリジナル ドレープ」写真 / 参考文献 : 『使える!色彩の教科書』芳原信著 洋泉社、『使える!色彩学』ビジネスカラー研究会編著 洋泉社、『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社)
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佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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