優しさ?ときめき?「明るい色」&「ピンク」につながる心理

2021.02.13 (土)

色彩心理のはなし。

 

今回は、まず
「色の明るさ・暗さと、心理の関係」について、お話しします。

 

そのあと
「赤」や「赤紫」を「明るくした色」である
「ピンクの心理」についてお伝えします。

 

「明るい色」「暗い色」につながるイメージは?

 

 

「水彩絵の具で、絵を描く」と想像してください。

 

絵の具の「赤」に、「白」を混ぜると
色は明るくなって
「ピンク色」になります。

 

「赤」に、「黒」を混ぜると
色は暗くなって
「レンガ色」のような赤みを帯びた「茶色」になります。

 

「ピンク色」と「赤茶色」

 

同じ赤系の色でも
明るさによって、つながる心理が変わってきます。

 

 

赤に限らず、どの色も
明るくなると
「軽さ・解放感・優しさ・やわらかさ」などに、つながりやすくなります。

 

暗くなると
「重さ・安定感・充実感・かたさ」などに、つながりやすくなり
また、「ストレス」と結びつくこともあります。

 

中くらいの明るさの「鮮やかな色」は
「はっきりした感情」とつながりやすいです。

 

「明るい色」「暗い色」
「中くらいの明るさの、鮮やかな色」

 

あなたは、今
どんな「色み」に、惹かれますか?
その色は、どんな気持ちを表しているでしょうか?

 

では、次に
「赤」や「赤紫」が、明るくなった色である
「ピンクの心理」について、お伝えしますね。

 

「ピンク」につながる一般的なイメージは?

 

 

「ピンク」につながる、一般的なイメージや意味には
「幸福感・優しさ・ときめき・女性らしい・ロマンティック」などがあります。

 

そして
「依存・優柔不断・甘え」なども、あります。

 

「ピンク」に惹かれるのは
「優しい気持ちでいる」「安らいでいる」とき。

 

「恋をしている」「ときめいている」ときにも。

 

そんなときには
「ピンク色の洋服」が着たくなるかもしれません。

 

また
「優しさが欲しい」ときや「夢見がちな気分」のとき
ピンク色に、惹かれることもあります。

 

「ピンク」を、こんな風に取り入れてみましょう!

 

 

 

ピンクに限らず
「淡い色」は「優しさ」とつながりやすいのですが

 

とくに「淡いピンク」は
「人の気持ちを、もっとも優しくしてくれる色」
とされています。

 

「大切な人と、仲直りをしたい」とき。
ぜひ、洋服に選んでみてください。

 

「身に着けている本人」も優しい気持ちになれますし
「見ている相手の方」も優しい気持ちにしてくれます。

 

ピンク色の「花」をプレゼントするのも
良いですね!

 

「安らぎたい」「満たされたい」という心理のときにも
身近に「ピンク色」を、取り入れてみてください。

 

男女を問わず
身に着けて欲しい、ピンク色。

 

「着なれないなぁ」という方は
ストール、ネクタイなど
「小さな分量」から始めてみては、いかがでしょうか?

 

また
ピンク色をイメージしながら「深呼吸」をすると
「血行が良くなり、美肌効果が高まる」ともいわれます。

 

 

「若々しさ」を生み出してくれるピンク色。

 

ぜひ、活用してくださいね!

 

「ピンク」につながる「あなただけの」意味は?

 

 

色の持つイメージや意味には
「多くの人に共通する一般的なもの」の他に

 

個人の体験・記憶とつながる
「あなただけの意味」もあります。

 

どの色にも
「プラスの側面」と「マイナスの側面」が、あります。

ですから
「この色は良い色、この色は悪い色」という区別はありません。

 

「ピンク」は「女性性」とも結びつきやすい色です。

 

「母親」をイメージさせることも、あります。

 

「ピンクが苦手」という方は
そこに「お母さまとの関係性」が投影されていたり

 

また

子どもの頃に「自分が期待されていた女性像」
重なっていることも、あるんです。

 

色を通して、自分の心を見つめる
セッションに、来てくださるお客様の中にも
「ピンクが苦手」とおっしゃる方が、時々いらっしゃいます。

 

 

「ぬり絵」をきっかけに
ピンクが苦手な「理由」に気づいて。

 

その理由を受け入れると
「ピンク色そのもの」も、受け入れられるように
取り入れられるようになっていきます。

 

あなたは、ピンク色が好きですか?
あなたにとって、「ピンク」は、どんな色でしょうか?

 

色を通して、心を深く、見つめてみてくださいね。

 

色を味方につけて。今日も素敵な一日を。

 

 

 

「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください!

 

YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「明るい色・暗い色&ピンクの心理」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。

 

引用元:明るい色・暗い色&ピンクの心理 ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ~

 

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

( 参考文献 :『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版 )

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

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