前回のコラムでは「ほんとうに好きな色は、ホンネと一緒にバッグの中に隠れている」ことをお伝えしました。 今回のコラムでは、言葉による自己表現が苦手だ…
大人のあなたに似合う優しいピンク色を見つけましょう。
大人にこそ着て欲しい「ピンク色」
「ピンク色」は、幸福感とつながりやすい色。
ピンク色の持つ一般的なイメージ・意味には
「幸福感・優しさ・恋愛・ときめき・やわらかさ / 依存・優柔不断」
などがあります。
とくに「淡いピンク色」は、相手も自分も、優しい気持ちにしてくれる色み。
そして、「ピンク」は
大人の女性の肌を、きれいに若々しく見せてくれる色でもあります。
けれど
「パーソナルカラー・ブランディング・レッスン」
に来てくださる大人の女性に
「ぜひ、ピンク色を着てくださいね!」とお伝えすると
着慣れていないためか
はじめは、少し躊躇してしまう方も多いんです。
「似合うかしら?」
「若づくりにならないかしら」
と、少し不安になってしまうようです。
でも、大丈夫。
大人のあなたに似合うピンク色が、必ずありますので
顔のそばに「顔映りのいいピンク色」を選んでくださいね。
「顔映りのいい色(パーソナルカラー)」であれば
肌が美しく見えたり、健康的に見えたり。
あなたの魅力を、さらに引き出してくれます。
あなたに似合う「ピンク色」の見つけ方
色を見る時、その色が
1)イエローベース(黄み寄り)か、ブルーベース(青み寄り)か?
2)濁りのないクリアな色か、グレーの混ざったニュアンスのある色か?
がポイントになります。
水彩絵の具を思い浮かべてください。
「赤」にたくさん「白」を混ぜると「ピンク色」になります。
白をいっぱい混ぜると、それだけ淡く、明るくなります。
そこに、少し「黄」を加えたのが、イエローベースの色。
コーラルピンク、サーモンピンク、など。
少し「青」を加えたのが、ブルーベースの色。
フーシャピンク、オペラピンク、など。
さらに「グレイ」(実際には、既に白が混ざっているので、ちょっぴり「黒」)を混ぜると
濁りを感じる、ニュアンスのある色になります。
下添付写真、色サンプルのドレープ(布)をご参照くださいね。
色は、単独で見ると特徴が分かりにくいですが、比べて見ると分かりやすくなります。
(上の写真は、日本パーソナルカラー協会「属性スケープドレープ」の内の4枚)
◇向かって左・上の段が「イエローベースで、クリアなピンク・春のグループの色」
◇向かって左・下の段が「イエローベースで、濁りのあるピンク・秋のグループの色」
◇向かって右・上の段が「ブルーベースで、クリアなピンク・冬のグループの色」
◇向かって右・下の段が「ブルーベースで、濁りのあるピンク・夏のグループの色」
◇イエローベースの色
・似合う方は、肌にツヤを感じさせ、健康的に見せます。
・似合わない方は、肌がくすんで見えたり、のぼせているように見えたりします。
◇ブルーベースの色
・似合う方は、肌の色が明るく、色白に見えます。
・似合わないと、顔がグレイッシュに見えたり、淋しく見えたりします。
◇濁りのないクリアな色
・肌にハリが出て、ツヤがのります。
◇グレイの混ざったニュアンスのある色
・肌がなめらかに、ソフトな印象になります。
似合うピンク色を選んで。
ときには、魅せたい自分を演出して。
ピンク色で、優しい時間を過ごしてくださいね。
似合う色の見つけ方と取り入れ方は
『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか』~人生が変わる色の魔法~
に書いております。
詳しくは、拙著をご覧いただければ幸いです。
『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか』
色を味方につけて。今日も素敵な一日を。
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中写真 : NPO 法人 日本パーソナルカラー協会「属性スケープドレープ」を写したもの / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『はじめてのパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング、『役に立つパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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