人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
6月13日のコラムで
私が「色彩心理」の道に進むまでの長ーい道のりについて書きました。
今日は、進むまでに長い時間が掛かった「理由」について。
私の中には
「進みたい」「進みたくない」
相反する気持ち
がありました。
ふたつの気持ちの片方。
「今の自分のまま」で居たい気持ちを
なかなか手放すことが出来なかったんです。
子どもの頃から絵を描くのが好きで。
絵画やデザインの道に進もうかと、半歩踏み出しては引き返す・・・
そんなコトを繰り返して。
「自分の周りの多くの人と同じ」会社員という道から
逸脱することが不安でした。
「下積みの時期」を避けたい気持ち、見栄もあったと思います。
土台づくりの時期に
「自分が周りの人からどんな風に見られるか」
不安だったのかもしれません。
それで、長く「自分で自分の道を選択するコト」ができませんでした。
18年ほど前に、書店で見つけた本で「色彩心理」と出会い。
「いつか仕事に」と漠然と思い
パーソナルカラリストの資格取得や色彩検定受験など
少しずつは動いていましたが。
なかなか「色彩心理」の道には進めませんでした。
有名ブランドで会社員をしていたので
「それを、手放したくない」
「色彩が好き。仕事にしたい」
「進みたい」「進みたくない」
ふたつの気持ちの間で揺れていました。
「色彩心理を学ぶため、色彩学校の講座を受ける」
と決めるまでにも、ずいぶん迷いました。
そんな時期、私はこんな色彩表現をしていました。
下添塗り絵は、2012年12月の表現。
「色彩学校」1日だけの「入門講座」を受講した時のもの。
この時には、まだ迷いがあり
本講座の受講を決めることができませんでした。
「心にはエネルギーがあるのに、頭でそれを押さえつけている」
「葛藤している」
そんな心境が読み取れるのではないか、と思います。
「大好きなブランドの肩書を手放したくない」
「安定した生活を手放して良いの?」
「色彩心理を仕事にしたい」
「本棚にずらっと並んだ、色彩に関する本・心理学に関する本。自分の気持ちを、まだ無視するの?」
でも
「葛藤しているということは、色彩の道に進みたいんだ」と
その時「本当の自分のココロ」は知っていたんです。
1day の入門講座受講から1年後。
「色彩学校」に再び「体験入学」し、2013年秋、ようやく講座受講開始。
そんな経緯の後、やっと色彩心理を仕事にすべく、具体的に動き出しました。
動き出した時期の表現が下添付です。
なんだか「開放感」を感じませんか?
丸をたくさん飛ばす表現は、
「自分の気持ちを統合しようとする時」
「統合できる時」
に出てくるのです。
その時には知らなかったのですが
色彩学校で学び、納得しました。
何度も「進もう」と思いながら、進めなかった。 それは、
「今の安定した生活」
「周りの人から認めてもらえる自分(の肩書)」
「これまでの自分」
を手放せなかったから。
今、自分の道に進めたのは
「ふたつの思いの 片方 」
を手放したから。
「決める」には勇気がいります。
手放すのは怖いです。
実際に、リスクのある選択もある。
だから「その人にとっての、ベストなタイミング」があります。
でも
「変わりたい」と強く思う時。
「何かを掴むために、何かを手放す」
ということを考えてみてください。
あなたのものさしで
「あなたにとって一番大切なモノ」を選択してくださいね。
あなたのココロの奥にある思いを大切に。
今日も素敵な一日を。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、中越裕史著『好きなことが天職になる心理学』PHP研究所)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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