大人女性が 茶色 を着るときに、気をつけること

2019.09.28 (土)

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夏から秋へ。茶色の服のディスプレイを見かけます。

 

 

9月も残りわずか。
だんだん気温も下がってきて
「秋らしい装い」が楽しめる季節も、すぐそこ。

 

この秋冬のトレンドカラーの中には

 

◇ 明るいパープル(紫)やピンク色
◇ マスタードやベージュ

 

など、やわらかい色、少しくすんだ色がある一方

 

◇ 鮮やかな赤、深い赤
◇ フューシャピンク
◇ 深い緑、濁り感のある緑
◇ 紺色
◇ 黒、白

 

など、濃い色や、はっきりした色も目に留まります。

 

そして
特に、夏から秋へ季節が変わるときには
秋のイメージを感じさせる色として
「茶色」を見かけることが多くなります。

 

女性ファッション誌の10月号では
表紙に「ブラウン」の文字や
「ブラウン」がメインの洋服のコーディネートも
多く見られます。

 

上品で、シックに着こなせる茶色。

 

ただし

大人の女性は「茶色の取り入れ方」に気を付けないと
老けて見えることがあるのです。

 

そんなわけで、今日は「茶色」の話。

 

茶色が持つ「イメージ・意味」と、パーソナルカラー(似合う色)の視点から「取り入れ方」の話です。

 

茶色は、オレンジが暗くなった色。イメージは?

 

 

(上添写真:福田邦夫著『色の名前 507 日本の色と外国の色』主婦の友社のページを写したもの)

 

 

茶色は、色彩学的には
「オレンジ」が暗くなった色。

 

実際には
オレンジを中心に暖色系の色(赤・オレンジ・黄色)が暗くなった色

を指して使われていますね。

 

オレンジが持つイメージ・意味の中に
「親しみやすさ」「ぬくもり」などがあるのですが

 

オレンジが暗くなった茶色にも
「包容力」「安心感」「温和」などがあり
ちょうど
オレンジに「落ち着き」を加えたようなイメージになるんです。

 

「茶色」の持つ一般的なイメージ・意味の中で
ポジティブなものには

「成熟・落ち着き・安心・充実・堅実・温和」などがあります。

 

少しネガティブなイメージ・意味には

「ストレス・保守的・不完全燃焼」などがあります。

 

「茶色」を身につけていると、周囲の人には
「落ち着いている」「包容力がある」「経験が豊富」「大人っぽい」
という印象を与えます。

 

一方
「頑な(かたくな)な人」に見えたり、「老けて」見えたりする
という側面もあるのです。

 

こんな風に
茶色という「色そのもの」の持つ印象があるのですが

 

それとは別に
「顔映り」でみたときにも、マイナスの側面があります。

 

濁りのある色、暗い色であるため
顔のそばに「茶色」をあてると
顔色がくすんでみえたり、しわが目立ったりして
実際に、老けてみえることもあるので、要注意です。

 

茶色について、顔映りの視点から

 

 

「茶色」について

パーソナルカラー(肌映りの良い色、似合う色)の視点からお話します。

 

「パーソナルカラー」は、
「肌・目・髪の色など、あなた自身の色」と調和し、美しさや好印象を導き出してくれる「色のグループ」
場面によって、自分のつくりたいイメージに演出してくれる色でもあります。

 

主に

 

◇ A) 「色相(色み)」イエローベース(黄み寄り)か、ブルーベース(青み寄り)か

(例えば、赤でも、黄み寄りの朱赤か、青み寄りのローズレッドかなど)

 

◇ B) 「清濁」(濁りのないクリアな色か、グレイの混ざったニュアンスのある色か?)

 

◇ C) 「明度(明るさ)の度合い」(明るい色か、暗い色か)

 

「色の3つの要素(属性)」をキーに色を見ていきます。

 

茶色に限らず
「顔映りの良い色」を探すポイントは
この3つが主な要素になります。

 

色は、その色1色だけで見ると特徴が分かりにくいですが
他の1色と比べて見ると分かりやすくなります

 

顔の近くにあてたときの、顔の見え方は、以下の通りです。

 

A)イエローベース(黄み寄り)か、ブルーベース(青み寄り)か?

 

■ イエローベースの色

 

・似合う方は、肌にツヤを感じさせ、健康的に見せます。
・似合わない方は、肌が黄色く、くすんで見えたりします。

 

■ ブルーベースの色

 

・似合う方は、肌の色が白くキレイに、爽やかに見えます。
・似合わないと、顔がグレイッシュに不健康に見えたり、淋しく見えたりします。

 

◇ B)濁りのないクリアな色か、グレイの混ざったニュアンスのある色か?

 

■ 清色(濁りのないクリアな色)

 

・似合う場合は、肌を艶やかでハリのある感じにします。
・似合わない場合は、肌に色ムラを感じたり、色だけが目立ち過ぎたりします。

 

■ 濁色(濁りのある、グレイの混ざった色)

 

・似合う場合は、肌をなめらかに見せ、ソフトな印象になります。
・似合わない場合は、肌をくすませ、ぼんやりとした、疲れた印象に見せたりします。

 

◇ C)明るい色か、暗い色か?

 

■ 明るい色

 

肌にも明るさが映ります。
柔らかい印象になりやすいです。(真っ白以外)

 

・似合う場合には、顔が明るく、肌の色が均一に見えます。
・似合わないと、膨張したり、ぼんやりとして見えることがあります。

 

■ 暗い色

 

固い印象になりやすいです。(特に、青系の色の場合)

 

・似合う場合は、輪郭をシャープに、立体的に見せます。
・似合わない場合は、しわや影を目立たせたり、険しい感じになったりします。

 

パーソナルカラーにおける「色のグループ」は
「春・夏・秋・冬」に分ける方法が
最も多く取り入れられていますね。

 

◇ Spring(春)のグループは
「イエローベース」「清色(クリアな色)」「高明度~中明度(明るい色から中くらいの明るさの色)」が多い。

 

◇ Autumn(秋)のグループは
「イエローベース」「濁色(濁りのある色)」「中明度~低明度(中くらいの明るさから暗い色)」が多い。

 

◇ Summer(夏)のグループは
「ブルーベース」「濁色(濁りのある色)」「高明度~中明度(明るい色から中くらいの明るさの色)」が多い。

 

◇ Winter(冬)のグループは
「ブルーベース」「清色(クリアな色)」「高明度・低明度(ごく明るい、または暗い色)のコントラスト配色」が多い。

 

という特徴があります。

 

一般的な「茶色」

 

・イエローベース
・濁りのあるクリアでない色
・暗い色

 

になり「Autumn(秋)タイプ」の方が得意な色になります。

 

茶色が似合わない場合には

 

・顔色がくすんで見える

・ぼんやりとして見える、疲れているように見える

・肌色が暗く、シワやシミなどが目立ってしまう

 

など、マイナスの面があらわれてしまうのです。

 

他のシーズンの方は、茶系の色の中でも

 

・Spring(春)タイプの方は、「明るめ」「濁りの少ない茶色」を選ぶ

 

・Summer(夏)タイプの方は、「黄色寄りではなく、赤に寄った茶色」「明るめ」を選ぶ

 

・Winter(冬)タイプの方は、「黄色寄りではなく、赤に寄った茶色」「濁りの少ない茶色」を選ぶ

 

などの工夫が必要になります。

 

色みは以下を参考になさってくださいね。

 

写真左上:春タイプに似合う茶色

写真右上:秋タイプに似合う茶色

写真左下:夏タイプに似合う茶色

写真右下:冬タイプに似合う茶色

 

 

(上添写真:トミヤママチコ著『The・パーソナルカラー』「テストカラー集」を写したもの)

 

似合うシーズンにかかわらず
暗い色は、シワ・シミ・クマなどを目立たせてしまったり
顔を険しく見せてしまうことがあるため

 

大人の女性は

 
・茶色を、ボトムスや小物など顔から少し離れたところに取り入れる
・トップスが茶色の場合は、首元には明るい色のストールやアクセサリーを着ける

 

などの工夫をしてみてください。

 

茶色に限らず

 

「好きな色」を身につけたいけれど、その色の顔映りが良くない場合もありますよね。

 

そんなときには

 

・好きな色は、顔から少し離れたところに取り入れる。
・顔映りの良い色を、顔のそばに取り入れる。

 

・好きな色は、プライベートタイムに身につける。
・顔映りの良い色は、人と会うときに身につける。

 

など、使い分けてみてくださいね。

 

配色に関するコラムを読む

 

色のチカラを味方につけて。今日も素敵な一日を。

 

< 尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。>

 

(文中に使用したカラー見本:福田邦夫著『色の名前 507 日本の色と外国の色』主婦の友社のページを写したもの / トミヤママチコ著『The・パーソナルカラー』「テストカラー集」を写したもの / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、内閣府認定 公益社団法人色彩検定協会監修『色彩検定公式テキスト3級編』、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、トミヤママチコ著『役に立つパーソナルカラー』学研パブリッシング)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

HPに使用しているぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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