目次1 「洋服の色の印象」が、着ている人の印象にも重なります。2 「白・赤・ピンク・オレンジ・黄色・緑・青・ライラック」3 いつも着ている「洋服の色」は、何色で…
色彩心理。白は「無」であると同時に「すべてを含んでいる色」
「白」は、すべての色の光を反射することで見える色。
数日前、丸ノ内線の車内で見つけた、雑誌の中吊り広告。
「さわやかリッチでいい人・・・それだけじゃ物足りない諸兄に朗報!オヤジの『白』は不良(ワル)の色」
主婦と生活社 LEON 4月号のメイン記事のタイトルです。気になったので、さっそく WEB サイトを覗いてみました。
【味わい深いシワの刻まれた顔が白を着るからこそ ただのさわやかに終わらないこと・・・。着る人の内面を映し出してしまう白だからこそ オヤジにとっては色気や余裕を醸し出せること・・・。
そんな、これまでほとんど語られてこなかった白の効能をお伝えするとともに オヤジであることのアドバンテージを改めて感じていただければと思う次第。
そう、白は黒同様、不良なオヤジにこその色なのです。(『LEON レオン オフィシャル Web サイト』より引用)】
「着る人の内面を映し出してしまう白」。男性にも女性にも、当てはまる感じがします。
そして、「白」の無限の可能性を、感じさせる文章でもありますね。
色は、物体が、特定の波長の光を反射するコトによって見えます。
赤いリンゴは赤の波長の光を反射、黄色いレモンは黄色の波長の光を反射するので、それぞれの色に見えます。
そして、「白」は、すべての色の光を反射することで見える色。
「無の色」であると同時に、「すべてを含んでいる色」とも言えるんです。
潔くもあり。無垢でもあり。強くもあり。繊細でもあり。
「白」を自分らしく、素敵に着こなしたいですね。
「白」の持つイメージは?
「白」が持つ一般的なイメージは、ポジティブなものに、「純粋・無垢・清潔・爽やか・明るい・新しい・心機一転・リセット・スタート・潔い・決意・再生・理想・神聖」など。
また、ネガティブなものに「緊張・冷たい・別れ・空虚」などがあります。
「純白」に人は憧れを持ち、真っ白な状態を汚したくない感覚が、人の気持ちに緊張感を与えるという側面もあります。
「白」を身につけると、「明るく爽やかな気分になれたり、気持ちの切り替えができたり、前に進む気持ちになれたり」します。周りの人にも、「明るく純粋な人・自分に厳しい人・正義感の強い人」という印象を周囲の人に与えます。
但し、緊張感を与える色でもあります。
「もう少し穏やかな印象を持ってもらいたい時」には、オフホワイトなど、柔らかい白」を選んでください。TPO で使い分けてくださいね。
本人の気持ちが少し落ちている時にも、「真っ白」が強すぎると感じることがあります。「白」の強さ・潔さに、負けてしまうんですね。そんな時には、無理をしないで、心が惹かれる色を選び、少し気持ちが上向きになってから取り入れてくださいね。
時には、あなたの個性を「白」で表現してみてください。
色を楽しみながら。今日も素敵な一日を。
<尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、『LEON レオン オフィシャル Web サイト』)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
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文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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