あなたは人に頼むこと、苦手ですか?「たすけて」は、勇敢なことば!
先日、『 ぼく モグラ キツネ 馬 』(チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社) という絵本を読み その中にあった、この一節…
「相性の良い人」っていますか?
その人と一緒にいる時の自分、自分自身でも大好きになれますよね。
でも、なんで、いつもの自分と違うのでしょうか?
どれが本当の自分?「自分」って、そもそもどんな人?
ある環境にいる自分は「とても無口」なのに、別の環境にいると、「とってもおしゃべり」だったり。ある環境では、「冷静な人」に見られているけれど、別の環境では、「活動的な人」に見られていたり。
また、「あまり好きではない自分」が出てくる関係もあれば、「大好きな自分」と出会える関係もある。
自分の中にも色々な自分がいる事に気が付きますよね。
「自分ってこんな人間」って、決められないものですね。
人には様々な要素・可能性があって、その時々の関係性・環境で、どの部分が表れるかが変わってきます。
相性の良い人との間には、自分を受け入れてくれる、そして自分の良い所を引き出してくれる、そんな関係が築けているのですね。
では、身近な人間関係で、あまり上手くいっていない場合は、どうすれば良いのでしょうか?
「相手を変えることは出来ないから、自分が変わらなければ。」とよく言われますね・・・
そもそも、「自分も人も、色々な側面を持っている」のであれば、「自分ってこんな人間」って決められないように、「人もこんな人」って決められないはず。
「自分を変える」「相手を変える」と考えるよりも、「様々な側面の中から、相手の素敵なところを引き出す関係を築く」と考えればいいですね。
「相手の素敵なところを引き出すこと」=「相手の素敵なところに気付いて、伝えてあげること」
「どうも良い関係が築けない」「最近、関係性がぎくしゃくしてしまった」身近な人がいたとしたら、その人の素敵なところに光を当てて、その素敵な部分に、心から感謝の気持ちを表してみてはいかがでしょうか?
お互いの素敵なところを引き出しあえる関係が築けたら、とてもハッピィですね。
お互いを引き立て合う、素敵な配色 = 関係性を創っていきませんか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
(タイトル写真に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD)
(参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP 研究所、『色彩学校 本科 色彩心理 テキスト』)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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