人との距離感、むずかしいと感じることありますよね。大人の距離感とは?
目次1 心地よい距離感は、どれくらい?2 自立した大人の距離感とは?3 ぬり絵をつかって「色で、自己分析」 心地よい距離感は、どれくらい? &nb…
目次
先日、『 ぼく モグラ キツネ 馬 』(チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社)
という絵本を読みました。
その中にあった、この一節
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” いままでにあなたがいったなかで、
いちばんゆうかんなことばは? ” ぼくがたずねると、
馬はこたえた。
”たすけて”
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” いちばん強かったのはいつ? “
“弱さをみせることができたとき “
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(出典:『 ぼく モグラ キツネ 馬 』チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社)
この言葉が心に響いたので・・・
以前に書いたコラムですが、リライトさせていただきました。
あなたは、気軽に人に頼むことはできますか?
私は、人に頼むこと、お願いすることがずっと苦手でした。
「なんでも自分でやらなければならない」
心の奥の方で、そう思い込んでいたのです。
以前、コラムで「苦手だった色 = 苦手だった人」の話をしました。
私は、ずっと「オレンジ色」が苦手でした。
それは、オレンジ色に
「冒険心・向上心・陽気」などプラスのイメージよりも
「自己アピール・わがまま」などマイナスのイメージを、強く感じていたから。
「真面目で、控えめなければならない」と思い込み、気持ちを抑制してきた
「青」にイメージされる自分の価値観。
その反対色である「オレンジ」は
「自分の意見を素直に言える、上手に自己アピールできる」人のイメージ。
そんな人を羨ましく思い、だからこそ苦手でした。
そして、その「オレンジ色」に
私が感じていた、もう一つの「マイナスイメージ」があります。
それは
「モノを頼んでくる厚かましい人」というもの・・・
今思えば、とても偏った見方だと気づくのですが
苦手意識がある時は、そのようには考えられなかったのです。
過日、心屋仁之介さんの著書『「好きなこと」だけして生きていく』を読んで
「目からウロコ」が落ちました。
『望んでいるものが手に入らない本当の理由』に続き
「目からウロコ」の二冊目です(笑)
【】内は、心屋仁之介著『「好きなこと」だけして生きていく』(PHP研究所)から引用。
【人はいつも誰かの世話になって、誰かに助けてもらい、誰かに許してもらって生きています。人に迷惑をかけないということは、周りの人がその人に優しくしたり、活躍したりする機会を奪っていることになります。・・・自分がお返しをしなければいけないと思っているので、人に何かしてあげたときも、いちいちお返しが気になります。・・・でも、僕が支えを受け取れば、手を差しのべてくれた人は嬉しいでしょう。・・・僕が喜ぶことが最高のお返し。支えてもらったり、支えてあげたり。支える人と支えられる人が入れ替わったりして、一緒に楽しむことができれば最高だなあと。(出典:『「好きなこと」だけして生きていく』心屋仁之介著 PHP研究所)】
会社員時代。
しょっちゅう人にお願いしている同僚の女性 H さんがいました。
初めは、なんだか少し厚かましいような、ちゃっかりしているような
そんな風に見えたのですが。
でも、彼女はとても人気があり、周りに人が集まってきます。
H さんと食事をする機会が増え、彼女のことが少しずつ分かってきた時。
H さんが、周りの人から好かれている理由に気づきました。
前述の心屋さんのお話。
それを実践していたのが、まさに彼女だったのです。
そして、H さんは、人に助けてもらっているのと同じように
周りの人を助けていたのです。
ごくごく自然に。
「助けて」と素直に言えるのは「自分の弱いところを隠さない」ということ。
「そこが彼女の魅力になっているのだなぁ」とも、気づきました。
自分の弱さを見せられる。
つまりは、彼女は自分自身を愛し自信を持っているのです。
だから人が集まるのだなぁと。
同じ起業塾で学んだ友人のジュンさんが
「かん吉」さんの、こんな言葉を紹介してくださいました。
コラムを書いていて思い出しました。
「成功とは、他人のために自分の好きなことを頑張る」こと。
自分を抑えて人に合わせるのではなく。
自分の好きなことを各々が楽しみながら。
相手の好きなことが出来るよう、自分の好きなことで助ける。
相手にも助けてもらう。
尽くすのではなく、押し付けるのでもなく。
「あなたの助けが必要」、その時に助け合う。
好きなことで、お互いに支え合えたら最高ですね!
人にお願いすること
私は実は、まだ少し苦手ですが(笑)
でも、自分の好きなことが誰かの役に立つのは、嬉しいこと。
だから、私も助けてもらおう、と思います。
今日も、素敵な一日を!
YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「苦手な色が教えてくれる大切なこと」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。
引用元:苦手な色が教えてくれる大切なこと ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ~
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中に使用した本の写真:『 ぼく モグラ キツネ 馬 』チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社 / 参考文献 : 『 ぼく モグラ キツネ 馬 』チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社、『「好きなこと」だけして生きていく』心屋仁之介著 PHP研究所、『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
Les Ailes de Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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