自分のこと、理解して欲しいですよね。でも「理解されない = 愛されていない」ではないんです。

2015.07.07 (火)

自分のこと、理解して欲しい・・・

 

 

自分のことを、理解して欲しいですか?

 

欲しいですよね。
そして、理解してもらえないと感じた時には、悲しい気持ちになります。

 

でも、理解することと、愛することは、イコールではないのですね。

 

「理解された」と感じるのは?

 

 

色彩アートセラピストの資格を取得した「色彩学校」の新しい講座で、5月末から研修生として学んでいます。
月に2日のペースで10月末迄通います。
復習にもなりますし、講座もどんどん進化していますので、新しい刺激もいただける大切な時間です。

 

6月終わりの講座中、主宰の末永先生がおっしゃった言葉が心に残りました。

 

「人を理解する」ということについて。

7月にコラムに書いた「ルネ・マグリット」の<人間の条件>という作品を観たいと思ったきっかけも、先生のこの言葉でした。

 

それは

 

「人は、独特の心の世界をそれぞれが持っているから、全部を理解しようと思っても、わかるはずがない」
「『理解してもらった』と思うのは「自分の都合の良いように、相手が考えてくれた時」
「『誤解された』と思うのは「自分の都合の良いように、相手が考えてくれなかった時」
「『理解されない = 愛されていない』ということではない」
「それぞれの『違い』を受け入れ、楽んで」

というもの。

 

「目からウロコが落ちた」感じがしました。

 

人は「自分のフィルター」を通して見ている。

 

 

人は、他者を見る時、事柄を見る時。
そして、自分を見る時でさえも。
「自分のフィルター」を通して、そこに「自分の心」を映して見ています。

 

だから、人や事柄を100%客観的に見ることはできないし
全部そのままを理解することはできない。

 

「そういうものだ」と気がつけば、なんだか楽になりませんか?

 

相手のことを分かろうとする気持ちは大切。
でも、すべてを理解しあえなかったとしても、お互いに、無理に相手を説得しようとは思わず。
相手を無理やり理解しようと、心に入り込み過ぎることもせず。

 

ご縁を頂いたパートナー、家族、友人、周囲の人々と、同じ時間を共有し、時に心に寄り添い。
お互いの違いを尊重し、距離感も認めながら、心地よくいられれば、とても素敵なことではないでしょうか?

 

 

私も実は、最近、仕事のことで、相手に「分かって欲しい」と強く思う場面があり。
「理解してもらえない」と悲しい気持ちになったことがありました。
でも、悲しむ必要はなかったのですね。

 

相手を理解したいと思うのは自然な気持ち。
でも、理解できなくても、お互いの違いを尊重し「理解できないことがある」ことも楽しむ

 

そして、「お互いが存在すること」に感謝できたら素敵ですね。

 

今日も素敵な一日を!

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

(文中&タイトル写真に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所 )
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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