あなたは人に頼むこと、苦手ですか?「たすけて」は、勇敢なことば!
先日、『 ぼく モグラ キツネ 馬 』(チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社) という絵本を読み その中にあった、この一節…
自分のこと、理解して欲しいですか?
欲しいですよね。
でも、理解することと、愛することは、イコールではないのですね。
5月末から、色彩アートセラピストの資格を取得した「色彩学校」の新しい講座で、研修生として学ばせて頂いています。
月に2日のペースで10月末迄。
復習にもなりますし、講座もどんどん進化していますので、新しい刺激ももらえます。
6月終わりの講座中、主宰の末永先生がおっしゃった言葉が心に残りました。
「人を理解する」ということについて。
7月3日にコラムに書いた「ルネ・マグリット」の<人間の条件>を観たいと思ったきっかけも、先生のこの言葉でした。
「人は、独特の心の世界をそれぞれが持っているから、全部を理解しようと思っても、わかるはずがない」
「『理解してもらった』と思うのは「自分の都合の良いように、相手が考えてくれた時」
「『誤解された』と思うのは「自分の都合の良いように、相手が考えてくれなかった時」
「『理解されない = 愛されていない』ということではない」
「それぞれの『違い』を受け入れ、楽んで」
というもの。
「目からウロコが落ちた」感じがしました。
人は、人を見る時、事柄を見る時、自分を見る時でさえも
「自分のフィルター」を通して、自分を映して見ています。
だから、人や事柄を100%客観的に見ることはできないし
全部そのままを理解することはできない。
そういうものだ、と気がつけば、なんだか楽になりませんか?
相手のことを分かろうとする気持ちは大切。
でも、すべてを理解しあえなかったとしても、お互いに、無理に相手を説得しようとは思わず。
相手を無理やり理解しようと、心に入り込み過ぎることもせず。
ご縁を頂いたパートナー、家族、友人、周囲の人々と、同じ時間を共有し、時に心に寄り添い。
お互いの違いを尊重し、距離感も認めながら、心地よく居られれば、とても素敵なことではないでしょうか?
私も実は、最近、仕事のことで、相手に「分かって欲しい」と強く思う場面があり、「理解してもらえない」と悲しい気持ちになったことがありました。
でも、悲しむ必要はなかったのですね。
相手を理解したいと思うのは自然な気持ち。
でも理解できなくても、お互いの違いを尊重し、「理解できないことがある」のも楽しむ。
そして、「お互いが存在すること」に感謝できたら素敵ですね。
今日も素敵な一日を!
最後までお読み頂きありがとうございました。
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
あなたの無限の可能性を「コロリアージュ~大人のぬり絵~」が気づかせてくれます。
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Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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