あなたは人に頼むこと、苦手ですか?「たすけて」は、勇敢なことば!
先日、『 ぼく モグラ キツネ 馬 』(チャーリー・マッケジー著 川村元気訳 飛鳥新社) という絵本を読み その中にあった、この一節…
最近、惹かれる色は何色ですか?
では、配色(色の組み合わせ)で気になるのは?よく選ぶものなどありますか?
下写真は、クレヨンでつくった色相環。
色相環(しきそうかん)は、「(左から時計回りに)赤・赤みのオレンジ・黄みのオレンジ・黄・黄緑・緑・青緑・緑みの青・青・青紫・紫・赤紫」の順番に、グラデーションに繋がる色の環です。
この環の上で、反対側あたりの色同士の組み合わせについて考えてみましょう。
例えば、赤だったら、緑・青緑・緑みの青あたりとの組み合わせ。黄色だったら、青・青紫・紫。青緑だったら、赤紫・赤・赤みのオレンジ、など。
ダイナミックな印象や躍動感が生まれるので、目立たせたり、活気を感じさせたい時に、効果的な配色になりますね。
これらのような対比の配色を好むのは、どんな心理状態の時でしょう?
相反する色と色との組み合わせは、「相反する感情が混在している」と見ることもできます。例えば・・・
「オレンジ色と青色」の配色が気になる場合、「冒険心や活発な気持ちのオレンジ」と「冷静・抑制の青」。
「黄色と紫色」の配色が気になる時。「期待・甘える気持ちの黄」と「ミステリアス・孤高の紫」。
「赤色と緑色」だったら、「活動的・情熱的な赤」と「安らぎ・保守的な緑」。
両極の感情を抱えて葛藤している状態のこともありますし、両方でバランスを保っている場合もあります。
ぬり絵ワークの場合、図柄にも依りますが、複数の色を使った時に、「自分と誰か」という風に、人間関係が配色に表れることも。
「相手をイメージさせる色と自分をイメージする色が似ているか、反対か。」などに、その人との関係性が表れることがあり、とても興味深いです。
最近、または以前から、なぜか気になる「配色」があるとしたら、なぜだろう?自分のココロと対話してみてくださいね。
ずっと、心に引っ掛かっている何か・・・それを見つけることが出来るかもしれません。
自分のココロと向き合う時間を大切に。今日も幸せな一日を。
(それぞれの色が持つ一般的なイメージについては、5/4~5/18のコラムをご参照ください。
< 尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
最後までお読み頂きありがとうございました。
(参考文献 :末永蒼生著「心を元気にする色彩セラピー」、末永蒼生監修「色彩学校 本科テキスト」)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
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Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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