色で表現することにセラピー効果がある ~人生が変わる色の魔法~
前々回のコラムから「色の持つ4つのチカラ」について 詳しくお伝えしています。 今日は 4つめ「色を通して表現することにセラピー効果が…
いつもは「惹かれる色」につながる心理を、お伝えしていますが
今日は「苦手な色」について、お話ししたいと思います
目次
あなたには「苦手な色」「嫌いな色」は、ありますか?
なぜ、その色が苦手なんでしょう?
理由は、思い浮かびますか?
あなたの「苦手な色」にも
きっと「あなたにとっての意味」があります。
今回は「私が苦手な色」の理由について
お伝えします。
あなたの「苦手な色」について
考える「きっかけ」になればいいな、と思っています。
私が「ずっと苦手だった色」
それは「オレンジ色」です。
先にお伝えしますが
私にとって、個人的に「苦手な色だった」ということで
「オレンジ色が、良い悪い」という話しではありません。
では、話を続けますね。
今は、その気持ちは無くなったんですが
以前、私には、ずっと
「苦手な女性のタイプ」というのがありました。
それは
「自分を表現する、アピールするのが上手な女性」と
「人にお願いするのが上手な女性」です。
そんな女性のイメージが
私にとっては「オレンジ色」でした。
それで「オレンジ色そのもの」も
長い間、とても苦手だったんです。
色が持つ一般的なイメージ・意味には、必ず
「ポジティブな側面」と
「ネガティブな側面」があります。
「オレンジ色」の持つ一般的なイメージには
「冒険心・陽気・社交的・カジュアル」などもあれば
「自己アピール」もあったり
「落ち着きがない・わがまま」などもあります。
私の場合は、オレンジ色に
「ネガティブなイメージ」を、感じていました。
それは、なぜかと言うと
私は、とても生真面目な両親に
「控えめがいい」
「でしゃばっては、だめ」
「人に迷惑をかけてはいけません」
そう言われ続けて、育ちました。
それが、大きな理由の一つだと思うのですが
私は、子どもの頃から
「人に自分のことを話す」のがとても苦手でした。
今でこそ、セミナーで話したり
動画で、思いを伝えたりしていますが
以前の私は、人見知りで、とても引っ込み思案で。
自分は、しゃべらず。
いつも「聞き役」でした。
子どもの頃も、学生の頃も。
社会人になってからも。
「あまり自分を前に出さないように。でしゃばらないように」
そして
「なるべく人にお願いをしないように」
そんな気持ちを抱えて
過ごしていたように思います。
でも、本当は心の奥に
「自分を表現したい、アピールしたい」
「自分のことを、理解して欲しい」
「助けて欲しい」
そんな気持ちを、押し込んでいたんですよね。
だから
「自分が、がまんしていること」を、普通にしている女性が
「うらやましい」と、心の奥では感じていた。
それで
「イヤ」だと、思ってしまったんです。
心の奥にあるものが、刺激されていたんですね。
(上添ぬり絵柄:© 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD 2008)
ここで少し「青」の話しもさせていただきます。
「気持ちを抑えるイメージ」につながりやすい「青」と
「自分をアピールするイメージ」につながりやすい「オレンジ」
実は、この2色は「反対色」になります。
「今の自分と反対」
「ほんとうは、自分もそうしたい!」
そんな「オレンジ色」
だから、苦手だったんですね。
このことが分かってから、私は
「オレンジ色」も「それを感じさせる女性」も
受け入れられるように、なりました。
こんな風に「苦手な色」が、実は
「自分の我慢していること」「心の奥に押さえ込んだ感情」と
つながっていることも、あるんです。
あなたが「苦手な色」「嫌いな色」は、何色ですか?
その色は、どんな感情とつながっていますか?
苦手な理由がわかると
気づいていない自分の「願望」
そして「可能性」を発見することに
つながるかもしれません。
「苦手な色」からも
自分の心を、見つめてみてくださいね。
今日は
「苦手な色が教えてくれる大切なこと」
についてお伝えしました。
色のサポートを受けながら。今日も素敵な一日を!
YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「苦手な色が教えてくれる大切なこと」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。
引用元:苦手な色が教えてくれる大切なこと ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>
(タイトル&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、タイトル&文中写真撮影:佑貴つばさ)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
( photo by Tomoyuki Nagata )
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