人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
「今の会社にいる自分は、本当の自分じゃない。」そう思うコトはありますか?
もし、そう思うとしたら、「周りから期待される役割」に「自分」をはめこんでいませんか?
私も「ここでの自分は、本当の自分ではない。」そんな風に思うコトが、しばしばありました。
私は、仏ラグジュアリー・ファッションブランドに25年勤続後、退社し起業しました。
運良く、憧れのブランドに入社できた自分。
入社した当初は、嬉しくて、自己評価も高かったコトを、自分でも覚えています。
そう思っていたにもかかわらず、その後、自分で自分を認められない時期が、何度も訪れました。
そのうちの一つの話。
上司が、他社から引き抜かれた新しい人に代わって間もなくの頃。
外資系に居るにもかかわらず、私は、自己表現・自己PRが下手くそでした。
同僚が、自分のチカラを上司に上手にアピールする中で、私は上手くできなくて。
いつもいつも人に譲ってばかり。
本当は、評価される同僚のコトを羨ましく思っていたのに、そんな気持ちは心の中に押し込んでいました。
同僚が上司から任された仕事を、率先してサポートしたりして・・・
「自分は、ガンガン表に出るタイプではないものね・・・」
本当は、そんな役割を担いたかった訳でもないのに。
「この部署では、私は前に出ないで、誰かのサポートをするのが向いている。」
と自らに言い聞かせていました。
でも、そんな中。
「ここでなければ、本当の自分が出せるのに・・・」
心の中ではそう思い、悶々とする日々が続きました。
その場から逃げたくて、「会社を辞めたい。」と上司に話したこともあります。
(結局、引きとめられて会社に残りましたが。)
もう一つの話。
新しい部署ができた時。
一度「会社を辞めたい。」と言って、上司に引きとめてもらっていた私は、部署異動のチャンスを頂きました。
それで、新しい部署に異動して「ビジネス企画管理マネージャー」という、売上予算・経費予算の策定と管理を任されました。
「本部の予算を預かる。」その役割を担う私は、「仕事ができる人でなければ、ならない。」「間違えては、ならない。」「賢い人でなければ、ならない。」・・・
「あるべき」で自分を縛りつけてしまいました。
月に一度の会議でも、いつも真面目な顔をして、数字の話だけをしていました。
いつも眉間にしわを寄せていたみたいです。
「そうあるべき」と勝手に自分で決めて、「真面目で間違えない人」で居続けました。
それが「会社に期待されている自分」だと思い込み、しばらくそれを演じ続けました。
でも、そんな自分は、全然楽しくなかったんです。
仲良くなり、プライベートな時間に一緒に食事に行くようになった同僚は、初め、職場に居る時の私と、オフの時間の私とのギャップに驚いていました。
そして「私は、プライベートの顔の方が断然好きだし、素敵だと思う。」と言ってくれました。
そんな風に何人かに言ってもらうようになって。
初めて「私は、会社でも、自然体で良いのかな。」と気づきました。
その後、自分で自分に勝手にはめた「枠」を外す方法が、少しずつ分かってきました。
ちなみに、その仲の良い元同僚は、最近は・・・
「あんな『しかめっつら』をして数字と向き合っていたのに、今『塗り絵』と向き合っていて楽しそう!」と、喜んでくれています(笑)
私自身、人と向き合う仕事ができて、とても嬉しいです。
会社では、役割があります。会社の期待にも応える必要があり、100% 自分の好きな様に仕事ができる訳では、もちろんありません。
でも、そんな中でも、「自分らしく居る方法」は選択できると思います。
「今、自分らしくなくて、楽しくない。」「本当は、今と違う自分がいるはず。」と思い続けているとしたら・・・
周囲の皆の期待に応えたい、周囲の皆から評価して欲しい、喜んでもらいたい、と思うあまり・・・
自分を役割にはめこんでいませんか?
自分らしさを見失っていませんか?無理していませんか?
周囲に合わせ過ぎていませんか?
自分がどうありたいか、が見えなくなっていませんか?
どうしたら、心地良く感じられますか?
自分の本当の気持ちを大切に扱ってあげましょうね。
あなたの「ありたい。」を大切に。
今日も素敵な一日を。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD)
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