(タイトル写真出典:朝日新聞デジタル 2020/11/09 記事) アメリカ大統領選。 バイデン候補の当選が確実となったものの トランプ現大統領は…
米大統領選。トランプ氏のネクタイに見る色の活用。
目次
トランプ氏のネクタイの色。「青」と「赤」の使い分け
米大統領選。
共和党の指名を受諾したトランプ氏。
指名受諾演説では「赤いネクタイ」を締めていました。
昨日7月24日(日)夜、フジテレビのニュース番組でも取り上げられていましたが、トランプ氏は「青」と「赤」のネクタイを、場面によって使い分けているようです。
「話し合おう。」という、比較的冷静な姿勢の場合には、「青」のネクタイ。
「戦おう!」という、強い姿勢の場合には、「赤」のネクタイ。
色を上手く活用しています。
オバマ大統領も、普段は、民主党のシンボルカラーである「青」のネクタイを締めていることが多いですが、「ここぞ」という勝負時の演説には「赤いネクタイ」を締めています。
それで「赤いネクタイ」の印象が強いのですね。
アメリカの政治家たちは、専任のカラーリストを雇い、「色で好印象を演出する方法」を取り入れているそうです。
そして、その始まりは1960年の大統領選。ケネディとニクソンの戦い、でした。
ケネディは「色のイメージ」を活用し、勝利しました。
1960年9月26日の、アメリカ大統領選・テレビ討論会。
若きケネディが、ベテランのニクソンに勝利するきっかけとなったのが、この討論会だと言われています。
ケネディは、パーソナルカラリストを登用し、イメージ戦略をはかっていました。
TV番組で、この映像を見たことがあります。
映像は白黒でしたが、ケネディの方が圧倒的に、活動的でパワーのある印象に映っていました。
ケネディ氏は、濃い紺色のスーツに白いシャツ。
ネクタイもメリハリのついた色で、白黒映像ではわかりませんが、赤系の色だったそうです。
「赤」は、リーダーシップをイメージさせる色。
そして、コントラストが明快なケネディの服装は、彼を若々しく力強いイメージに見せていました。
ニクソン氏は、茶系の色スーツを着ていたそうですが、白黒の映像で見ても、メリハリがなく、色がぼやけた感じに見えました。
ジャケットの袖がブカブカだったこともマイナス。
「色の印象」と「ジャケットのサイズが合っていなかったこと」が、年上のニクソンを、少し疲れた印象にしていました。
この討論会前まではニクソンが優勢だったそうですが、この討論会がきっかけで、ケネディが逆転したとのこと。
「見た目の印象」って重要ですね。
「青」と「赤」の持つイメージは?
「青」の持つ一般的なイメージでポジティブなものには、
「自立・自由・知的・冷静・集中・自律・理性」などがあります。
「赤」の持つ一般的なイメージでポジティブなものには、
「活動的・自信・情熱・達成感・リーダーシップ・勇気・生命力」などがあります。
あなたが「なりたいイメージ」は、どちらですか?
「色」にはチカラがあります。
「色」は、体験・記憶のイメージと結びついています。
「惹かれる色」で自分の無意識に気づくこともあります。
「色」のイメージを使って、自分を演出することもできます。
「色」の心理効果で、自分の気持ちを、活動的にしたり、冷静にしたり、リラックスさせたり、もできます。
是非、色の力を活かしてみてください。
今日も彩豊かな一日を。
色の持つイメージについて「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください!
YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「色で心が変わる、見た目が変わる」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。
引用元:色で心が変わる、見た目が変わる ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ~
<尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著『心を元気にする色彩セラピー』PHP研究所、山脇惠子著『色彩心理のすべてがわかる本』ナツメ社、高坂美紀著『なりたい自分になるための「色」の掟。』講談社、山崎真理子著『なぜ一流の人はみな「着こなし」にこだわるのか?』すばる舎リンケージ、花岡ふみよ著『なりたい自分になれるカラーとスタイルの法則』エムディエヌコーポレーション)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」 色彩心理カウンセラー
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文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
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