「オフ」の日に着る色~色で自分をご機嫌にする~

2024.03.08 (金)

~50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし~

 

ゴールデンウィーク、あなたはどのように過ごしていますか? 「仕事モード」から「休日モード」へ、頭・心・体を切り替えて、リラックスしたり、リフレッシュしたり、チャレンジしたり。楽しんでいらっしゃいますか? せっかくの休日に心地よい時間を過ごすために、ぜひ色の効果も取り入れてみてくださいね。
 

今日は、「オフ」の自分にチカラをくれる色をご紹介します。

 

「オフ(自分のために使う時間)」には、色で自分をご機嫌にする

 


 

装いは、人の第一印象に影響を与える大切な「自己表現」のひとつ。服の「色」はあなたのイメージとも重なりやすいので、日頃から色の効果を上手く活用して欲しいと思います。仕事の時、大切な人と会う時など、「ここぞ」と心を「オン」にしたい場面では、色を取り入れて「自分の魅力」「自分らしさ」「個性」を相手に伝えられたらいいですね。
 

そして、ぜひ「オフ」の時間にも色を活用してください。「オン」を周囲に自分を表現する時間とするなら、「オフ」は自分のために使う時間。自分を大切にする、心身の休息と栄養補給の時間といえるでしょう。
 

そんな「オフ」の時間には、惹かれる、好き、心地よいと感じるなど、心が求めている色、自分をご機嫌にしてくれる色を取り入れてみてください。また、「こんな風に過ごしたい」「こんな自分でありたい」という気持ちに、マッチするイメージや効果を持つ色を選んでもOKです。
服として身に着けたり、小物として身近に置いたりして、色からチカラをもらってくださいね。
 

では、「オフ」の時間に活かしたい色の効果をご紹介します。

 

「オフ」に活かしたい色の効果

 


 

・「赤」体を動かしやすくなる
赤を中心とした暖色は、心身を「活動モード」にエネルギッシュにしてくれます。
 

・「オレンジ」陽気な気持ちになれる
元気になりたい時のビタミンカラー。温もりを感じられる色でもあります。
 

・「黄色」無邪気な気持ちに戻れる
子どものような好奇心を取り戻し、楽しい気持ちにつながる色です。
 

・「緑」心と体を回復させる
バランスを整え、穏やかで平和な気持ちにさせてくれます。
 

・「ターコイズブルー」自分のペースを取り戻す
自由、独立心、自分の心地よいペースを保つことにつながる色です。
 

・「空色、水色」自然体でいられる
解放感につながり、居心地のよい自然体の自分に戻してくれる色です。
 

・「青、ロイヤルブルー、紺色」心を静める
青を中心とした寒色は、心身を「休息モード」にし、落ち着かせてくれます。
 

・「ラベンダー(明るい青紫)」心と体を癒す
「優しさ、再生」につながり、癒され、リラックスできる色です。
 

・「マゼンタ(赤紫)」自分を受け入れる
「愛情の象徴」とされ、自己回復をサポートしてくれる色でもあります。
 

・「ピンク」幸福を感じやすくなる
淡いピンクは「優しさ」につながり、自分自身にも優しくなれる色です。
 

・「茶色」落ち着いてくつろげる
安心感、安定感、充実感につながる色で、ゆったり過ごすことができます。
 

・「ベージュ」リラックスできる
緊張をもっともゆるめてくれる色で、おだやかな気持ちになれます。
 

・「グレー」ニュートラルになれ
チカラを抜いた状態になれる、リラックスしたい休日に向く色です。
 

・「白」ごちゃごちゃした頭と心をリセットする
考え過ぎて答えが纏まらない時、いろいろ抱え込んで疲れている時に取り入れたい色です。
 

・「黒」強い自分になる、自分を守る
強い自分を確立する時にサポートしてくれます。悲しい時には心を守ってくれる色です。
 


 

◇19色それぞれの一般的な意味、詳しくはこちらから。
 

 

眠るときこそ、上質なものを着る理由

 


 

あなたは、家に居てリラックスしている時や眠る時に、どんな服を着ていますか? どんな色のもの、どんな素材のものを選んでいますか? お気に入りのものを身に着けていますか?
 

たとえば、「着古してしまって外出には着られないけれど・・・家で着ようか」と、捨てようかと迷う服を、パジャマ代わりにしていませんか?(かつて、私もそうしていたことがあります・笑)。もしそうしていたら、今日からやめましょう。
 

眠っている時こそ「お気に入りのもの、上質なもの」を身に着けてください。そうすることには、こんな理由があります。
 

私たちが寝ている間、「顕在意識(けんざいいしき)」は眠っていますが、「潜在意識(せんざいいしき)」は起きていて、さまざまな情報を「五感」で感じ取っています。もしも、着古した服で寝ているとしたら、潜在意識は、自分自身を「大切な人」とは感じられずに、「着古した服がふさわしい人」と感じてしまうのです。
 


 

だから、パジャマに何を選ぶかはとても大事。気に入ったもの、質の良いものを選んでくださいね。眠っている時こそ、あなた自身を大切に扱う。そうすることで、潜在意識があなた自身を「大切に扱う価値のある人」と感じることができるのです。
 

感覚の中でも「触覚」は、人が生きる上で最も原初的な感覚で、「快・不快」にダイレクトにつながります。寝る時に身に着けるものには、なるべく「肌触りの良いもの」「上質な素材」を選んでください。
 

自分自身の心と体をていねいに大切に扱う。これは、寝ている時の衣類だけでなく、生活全般においてとても大事なことです。そうすることで、自己肯定感、自己重要感も上がっていき、さらに自分のことが「大好き」になれるでしょう。
 

ぜひ、毎日の生活でも、自分の「好き」「心地よい」を優先してくださいね。
 

*デジタルデンのこちらの記事も、ぜひ参考になさってください。
 

 


 

次回の ”50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし” もお楽しみに!
 

*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版
 

*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。
 
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2023/4/30 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
旧:WEBマガジン「作家たちの電脳書斎 デジタルデン」公式掲載原稿
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