人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
今日外は雨。風も強いですね。
こんな時は、部屋で「ぬり絵」をして。
リラックスするのも良いですね。
そして、実は、ぬり絵の効果は「リラックスだけ」じゃない。
惹かれる色・使う色から、自分の心の状態を知ることもできるんです。
今、「大人のぬり絵」が流行っていますね。
色を塗るだけでストレス発散し、リラックスができるので
フランスで、働く女性に大人気。
フランスで流行っている「大人のぬり絵」(フランスでは「コロリアージュ」と呼ばれています)が日本にも入ってきて
書店には、さまざまな種類の塗り絵本が、平積みされています。
「NHK杯」の記者会見で、浅田真央さんが
「今、大人の塗り絵にはまっている」と話したことで、さらに注目されています。
無心になって色を塗る「ぬり絵」には
「アートセラピー(芸術療法)」の効果があります。
「アートセラピー」は
「言葉では言い表せない心の深い部分」を「言葉以外」の方法で表現することで
心を解放し、本来のバランスを取り戻す。
そんなセラピーの総称です。
「表現すること自体」に感情を浄化させる効果がある、とされています。
そして、色を使うことには、もうひとつの効果があります。
「惹かれる色」から、自分の心理を知ることもできるんです。
「色」は、体験・記憶、イメージとつながっています。
惹かれる色は「深層心理が語るもうひとつの言葉」とも言えます。
人がある色に惹きつけられる大きな理由は
その色に持つイメージが
その時の「あなたの心身の状態」にマッチしているから。
その時々のココロとカラダの調子に合う色を、本能的に選んでいると考えられています。
「無意識に選んだ色」も、実は
その時のあなたの「心そのもの」を表現しているとも言えるんです。
例えば
・「赤・オレンジ」などの「暖色」は、外向的な心理・活動的になっている・社交的になっている
・「青」など「寒色」は、求心的な心理・冷静でいる・集中している
などなど。
また
「どんなモチーフのぬり絵を選ぶか」
「ぬり絵のどの部分にどんな色を使うか」
にも、心の状態が投影されます。
例えば、「色彩学校」の下添付のぬり絵「My Bird」
胴体の色、翼の色、くちばしの色・・・
それぞれに意味があるのです。
時には、色を塗ってリラックス。
「いつもと違う時間」を楽しんでみてください。
そして、色に表れたあなたの「ココロの言葉」にも注目してみませんか?
深層心理に押し込んだ「自分のホンネ」に気づいてあげてくださいね。
色のチカラを取り入れながら。今日も素敵な一日を。
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵 絵柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて
惹かれる色は、あなたのココロからのメッセージ。
「ぬり絵」に表れたあなたの気持ちを「通訳して」お伝えします。
色彩から「本当の気持ち」を見つけませんか?
色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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