情熱？自信？リーダーシップ？怒り？「赤」につながる心理

色彩心理のはなし。
今回は「赤」についてお伝えします。

 

「感情のおおもと」となる「赤・黄色・青」

 

 

色彩心理の視点でみたとき
「心理的な三原色」とされる色があります。

 

「感情のおおもと」となる３色。

 

それは「赤・黄色・青」です。

 

私の活動は
色彩による「アートセラピー」が、ベースにあります。

 

お客さまや生徒さんに
「色を使って表現」していただくことが、多いのですが

 

表現の中に、この「三原色」が表れるのは
「自分の感情や意志が、はっきりしているとき」や

 

それぞれの色彩につながる
「心のエネルギーが強いとき」が多いんです。

 

今日は、その中でも
「赤」の話をさせていただきます。

 

「赤」につながる一般的なイメージは？

 

 

「赤」につながる、一般的なイメージや意味には

 

「活動的・自信・情熱・存在感・達成感」などがあります。

 

そして、「興奮・発散」や

 

「怒り・自己主張」などもあります。

 

「赤」に惹かれるのは

 

「何かを達成したい」

「自信がある」
「活動したいエネルギーに溢れている」ときなど。

 

また

「自己主張したい」

「怒りの気持ちがある」

 

そんなときに「赤」が気になることもあります。

 

「赤」を、こんな風に取り入れてみましょう！

 

 

「自信を持ちたい」
「リーダーシップを発揮したい」
「もっとパワーが欲しい」
「目立ちたい」

 

そんなときに「赤」を
洋服や小物など、身近なものに取り入れてみてください。

 

赤は、少ない分量でも「人目を引く色」です。

 

また

「ストレスが溜まっているなぁ」というときにも
「赤」のチカラを、借りることができます。

 

画用紙を用意してください。

 

 

そして

「クレヨン」や「サインペン」など
チカラを込めやすい画材を使って

「赤」を、画用紙いっぱいに、塗り込めてみてください。

 

「火山」のモチーフのぬり絵で、発散するのも良いですね！

 

塗ったあと
少し気持ちがスッキリすると思います。

 

色で表現すること自体に「セラピー効果」があります。

 

発散した後、今度は
「癒される優しい色」を塗ってみてくださいね。

 

「赤」につながる「あなただけの」意味は？

 

 

色には、必ず
「プラスの側面」と「マイナスの側面」があります。

 

ですから
「この色は良い色、この色は悪い色」という区別はありません。

 

また
色の持つイメージや意味には
「多くの人に共通する一般的なもの」の他に

 

個人の体験・記憶とつながる
「あなただけの意味」もあります。

 

たとえば、赤が
「情熱的」「エネルギッシュ」というのは
多くの人が同じように感じる、イメージかと思います。

 

これが「一般的なイメージや意味」です。

 

次に「個人的なイメージや意味」についてです。

 

以前
ぬり絵を通して心を見つめる
セッションに来てくださった女性のお話。

 

「赤の中でも、この色みが好き」

と、40色のクレヨンセットの中にある
「赤系」のクレヨン数本の中から

１本を指して、おっしゃいました。

 

 

「赤」に、こだわりがある様子。

 

じっくりお話を伺うと

 

その赤の色みは
子どもの頃に、お母様が愛用していた
「シャネルの口紅の赤」だった。

 

 

そのことを思い出されました。

 

その赤に
「強いあこがれ」を抱いていたことがわかり

 

このエピソードから
「お母さまへの あこがれの気持ち」にも気づかれたんです。

 

さて
あなたは「赤」が好きですか？

 

あなたにとって「赤」は、どんな色でしょうか？
どんな「記憶」とつながっていますか？

 

この色は「自分にとって」どんな意味があるのか？

 

色を通して
あなたの心を、深く見つめてみてくださいね。

 

 

 

色を味方につけて。今日も素敵な一日を。

 

「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください！

 

YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「心理的な三原色＆赤の心理」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。

 

引用元：心理的な三原色＆赤の心理 ～ 色とココロのコンシェルジュ　佑貴つばさ～

 

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ･意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

（ タイトル＆文中化粧品写真 : 「ルージュココ 444 ガブリエル（リップスティック）」シャネル、「ヴェルニ ロングトゥニュ 500 ルージュ エサンシェル」シャネル / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版 ）

 

佑貴つばさ（ゆうきつばさ）
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

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