ストレスを感じたら、ピンク色をイメージして深呼吸してみましょう。色彩心理のはなし

2019.03.30 (土)

  ストレスを感じたとき、色のチカラを借りてみましょう。

 

 

年度が変わるこの時期。
たくさんのタスクを抱えている方も多いと思います。

 

忙しい時、イライラしてしまうことはありませんか?
やらなくてはいけないコト、解決しなければならないコトが山積みだと
気持ちに余裕がなくなって。

 

身近な人がゆったりしているように見えると
つい、感情をぶつけてしまったり。
(これ、かつての私のことです!)

 

心を静めて、和やかな気持ちになりたい時には
ピンク色のチカラを借りてみてください。

 

「色のイメージ効果は、私たちのココロとカラダに作用します。

 

また、「色の周波数」がカラダに作用するとも言われています。

 

私たちが感じる「色の違い」
物が反射している「光の波長(振動数・周波数)の違いです。

 

人に色を感じさせる領域(可視光線 = 赤から紫のグラデーション、虹の色)の中で
波長の長いのが「赤」、短いのが「紫」です。

 

色の刺激は、大脳で記憶と結びついて、感情に働きかけますが
「色の振動」が皮膚から身体に直接働きかける、という説もあるのです。

 

身体を組織する「元素の振動数」と呼応するのですね。
これが「インドのチャクラ」の考え方といえます。

 

「ピンク」は優しい気持ちにつながります。

 

 

「ピンク色」の持つ一般的なイメージ・意味の中で、ポジティブなものには
「幸福感・ときめき・優しさ・やわらかさ・ロマンティック」などがあります。

 

ピンク、とくに「明るいピンク」「淡いピンク」を身に着けると
色が、優しく、なごやかで、幸せな気持ちに導いてくれます。
また、「血行がよくなり美肌効果がある」とも言われています。

 

画用紙に、クレヨンやパステル・水彩絵の具などを使って
ピンク色をひたすら塗るだけでも、穏やかな気持ちになれるでしょう。

 

「ピンクの呼吸法」というものがあります。

 

 

ストレスを感じると「カラダが硬直」しますので
カラダの緊張をほぐすことが必要ですね。

 

カラダの緊張をほぐす方法のひとつ「呼吸法」でも
「ピンク色をイメージしながら腹式呼吸を行う」ことで
より、リラックス効果を高めることができます。

 

「柔らかくて明るいピンク色」の空気に包まれているところをイメージして。
鼻から下腹部に空気を吸い、全身にいきわたらせる感覚で。
軽く息を止めた後
今度は、吸う時間の2倍かけてゆっくり、口から息を吐き出しましょう。
これを、2、3回繰り返します。

 

(参考文献:『ピンクの秘密』野村順一著 文芸春秋 )

 

カラダとココロはつながっています。
深呼吸をしてカラダをゆるめると、ココロもゆったりしていきます。

 

  ピンク色を身近に取り入れてみましょう。

 

 

服や、ストールなど、見に着けるものに「ピンク色」を選んでみましょう。

 

ただし、「ピンク」はどちらか言うと仕事モードの色ではないと感じる方も多いので
ピンク色を着用するのがむずかしい職場もあるかもしれません。
そんな時には、小物で取り入れたり、デスクに小さな花を飾ったりするのも良いですね。

 

 

留意点をひとつお伝えしておきますね。

 

長い間に蓄積された疲れやストレスは
対処療法で「一時的に解消されたように見えても」
また、すぐに顔を出してきます。

 

ときには、自分とじっくり向き合う時間をつくりましょう。
ココロとカラダの声を聴いて
「根本から回復させてあげる」ことが必要だからです。

 

あなたのココロを大切に。今日も素敵な一日を。

 

< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。>

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『ピンクの秘密』野村順一著 文芸春秋)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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