人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
色彩心理・自分を見つめるセッションやワークショップが終わった後
毎回、お客様に使っていただいた道具のお手入れをします。
筆や筆洗・パレットを洗ったり。
毎回「色鉛筆」や「クレヨン」を削り直して、順番と向きを整える。
この時間が、私は結構好きなんです。
色鉛筆やクレヨンの先が丸くなるまで使ってあると
「あっ、無心になって塗れたのかな」とか
「この色のエネルギーが強かったのだな」
などと、思い返したり。
並び順がバラバラになっていると
「夢中になって塗れたのかな」と思えて
「良かった!」と、嬉しくなったりします。
画材を整えて「また、明日もよろしく」と相棒(= 道具)に挨拶する(笑)ことで
私のココロも落ち着くのです。
私は、お客様用と別に、自分用に1セット
40色の色鉛筆と40色のクレヨンを家に置いて使っています。
下の写真はその色鉛筆を、昨日写したもの。
このセットを使い始めたのは、1年程前だったかと思いますが
すごく減っている色と、あまり使ってない色があるのが、よく分かりますね(笑)
ちなみに、このスイスのカランダッシュ社の「水性色鉛筆」。
水で伸ばすと、色鉛筆だけの時より発色が良くなり色が濃くなりますので、右端、白の隣の色が、実は水色になります。
「オフホワイト・黄・黄み寄りのオレンジ・ピンク・マゼンタ・ラベンダー・青・ターコイズブルー・水色・白」
が、とくに短くなっているのが分かると思います。
さて、下のぬり絵は、昨年2014年3月の終わりに
「今の自分」というテーマで、私が塗ったもの。
「色彩心理」を仕事にすると決め、具体的に動き出した時期の1枚です。
「黄・ピンク・スカイブルー・オレンジ・ミントグリーン・ラベンダー・・・」
など、明るい色のイメージは
「希望・期待、幸福感・高揚感、解放感、冒険心、リラックス、癒し」
それにプラスして「青色」・・・「自立と冷静」
そして心の中に秘めた「赤色」・・・「情熱」のイメージの色が使われています。
先にお見せした色鉛筆の写真中で減っている色が
上のぬり絵に使った色と似ているのが分かると思います。
1年9ヵ月前、色彩心理を仕事にしようと動き出した頃の気持ちと、今の気持ちが
大きなところは変わっていないのだなぁ、と改めて気づきました。
人がある色に惹かれる理由は「その色と自分の気持ちがマッチしている」から。
そして、「その色の気持ちに包まれている時」もあれば
「その色のエネルギーが欲しい時」もあり、その両方であることもあります。
たぶん、私は
「希望・期待、幸福感、高揚感、解放感、冒険心・・・」「自立心」を感じながら
同時に「そうあり続けたい」と願っているのだなぁと思います。
クレヨンで、色鉛筆で。
ぬり絵につかった色や筆圧からも、ココロが読み解けます。
最近、何色に惹かれるかな?
ちょっと感じてみてください。
ときどき、あなたのココロの声に耳を傾けてみてくださいね。
あなたのココロを大切に。今日も素敵な一日を。
< 色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『色彩学校本科 色彩心理・基礎 テキスト』末永蒼生監修 )
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家
色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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現在の記事: ぬり絵につかった色鉛筆の減り具合からも、自分の気持ちがわかります。