人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
あなたは子どもの頃、どんな遊びが好きでしたか?
絵を描くのは好きでしたか?
私は、子どもの頃から絵を描くのが好きでした。
幼稚園に上がる前、家の近くに「幼児教室」という場所があって
近所の同い年くらいの子どもの多くが、そこに通っていました。
ところが、私は無口で、とても泣き虫。
母がいなくなると心細くて、ひとりでその場にいられなくて。
教室の端の方で、いつも半ベソをかいていたようです(笑)
集合写真では、いつもいちばん端にいて、泣きそうな顔で写っています。
両親と兄と私の4人家族。
家族4人とも、口数が多い方ではないのですが
私は子どもの頃、人と話すのが苦手でした。
だから、幼児教室で、周りのみんなと同じように
昨日の出来事をたくさん話したり、自分を主張したりできなくて。
子どもなのに、とても大人しくしていたようです。
そんな私を両親が、絵画教室に通わせてくれました。
絵を描く時間だけは夢中になって、のびのびと表現していたそうです。
たぶん
「コトバで自分を表せなかった分、コトバ以外の方法で自分を表現する必要があった」
のだと思います。
絵を描くこと、美術は、その後もずっと好きでしたが
会社員になってからは、それが仕事につながるとは考えていませんでしたが。
17年程前に「色彩心理」について書かれた本と出合った偶然(必然)が
長い時間を経て、今の仕事につながっています。
振り返ると
今「色彩心理」「色彩アートセラピー」を仕事にしているのも
子どもの頃に感じた思い・・・
心の奥で、「色彩表現」「絵画表現」のチカラを感じていたからかもしれない。
そんな風に感じます。
私が学んだ「色彩学校」の主催者は、画家でもあるのですが
子どもが「学校のように点数をつけられる・評価されるのではなく
自由に絵を描ける場所・表現できる場所」を創りたいと
1966年に「子どものアトリエ」を開きました。
「子どもの絵、色彩表現」に心理状態が表れることに気づき、研究を重ねます。
そして、絵や色彩に表現される心理は「大人にもつながる普遍的なもの」
であることが分かったのです。
なぜなら
大人のパーソナリティーの核となる部分は、子ども時代に形成されているから。
大人の心の真ん中にも、子ども時代の記憶が生きています。
あなたの心の中には、どんな思いが眠っているのでしょうか?
きっと
「今のあなたの支えになっている大切なモノ」が
大切にしまってあるのではないでしょうか?
あなたのココロに気づき、表現する時間を大切に。
今日も素敵な一日を。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色彩学校本科 色彩心理 テキスト』末永蒼生監修)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー・AFT色彩検定1級)
あなたの無限の可能性に「ぬり絵」が気づかせてくれます。
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Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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