茶色は大人の肌をくすませる色。身に着ける時は、使う場所を選びましょう。

2016.01.19 (火)

なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法 詳細を見る

大人の肌を美しくみせる色と、くすませる色

 

 

昨日は、雪の中、20代の女性が銀座にお越しになり「パーソナルカラー診断」を受けてくださいました。パーソナルカラーとは、その方特有の色、すなわち「肌・髪・目の色など」調和する色のこと。その方を引き立て、弱点をカバーし、美しさや好印象を引き出す色です。

 

パーソナルカラー診断では、その方を引き立てる「色のグループ」を探していきます。「あなたは、赤が似合う」「あなたは、青が似合う」という風に、特定の色相を選ぶものではなくて、「赤の中でも、あなたに似合う赤」「青の中でも、あなたに似合う青」を探していく診断です。

 

ピンクの中でも「黄みを帯びたコーラルピンク」か?

「青みを感じるフューシャピンク」か?

「明るいベビーピンク」か?

「グレイッシュなオールドローズ色」か?

を選ぶような分析、というとイメージしやすいかもしれないですね。

 

Brown-5

 

昨日、診断を受けてくださった女性は20代で、白くて、張り、艶のある肌をされていました。

「イエローベース(黄みを帯びた色)」で、「グレイッシュなニュアンスのある色」のグループである、「オータム」イメージの色が、一番お顔を引き立てて、オシャレで柔らかい感じにみせてくれることが分かりました。

 

「秋」のグループの中にある「黄みの強い濁った感じの茶色」も、とてもお似合い。

表情を柔らかくみせ、20代の彼女から、落ち着きと、優しさを引き出してくれる印象でした。

 

でも、実は「茶色」は、大人の顔の側に持ってくるのは、むずかしい色「大人の肌をくすませてしまう」ことがあります。

 

 

「茶色」のイメージは?

 

 

「茶色」の色彩心理についてです。

 

「茶」は、「土、樹木の幹」など自然をイメージさせる色。大地の安定感が、私たちに「安心感・温もり」を感じさせてくれて、身につけると周囲にもそんな印象を与えます。

 

そして、自分自身が「気持ちを落ち着かせたい・安らぎたい」時にも、「茶」色がチカラを貸してくれます。

そして、周りの人にも「安心感・信頼感・温かさ・安定」を感じさせ、「話を聴いて欲しい。」と思わせる色です。

 

また、ネガティブなイメージとしては「保守的・地味・やぼったい・古い」などもあります。

 

「茶色」の活かし方は?

 

 

「茶」は、身に着ける時に、顔のすぐ側に持ってくると、顔色をくすませたり、老けた印象をつくったりすることがあります。「濁り」が、肌にものってしまうのですね。

 

「濁り」が、ふんわりと「ニュアンス」になることもあるのですが、「くすみ」になってしまうこともあるんです。特に大人の女性にとっては「くすみ」になることが多いので、取り入れる時には気をつけましょう。

 

そうは言っても、「落ち着いた、あたたかい印象を演出したい」時。「心を落ち着けたい、やすらぎたい、くつろぎたい」と感じる時。茶色を取り入れたいですよね。

 

「茶色を着ると、肌がくすんで、老けた印象になるなぁ。」という方の場合。
ボトムやベルト、バックや革小物、または、手帳やスマホカバーなど。
顔から少し離したところに、取り入れるようにしてくださいね。

 

取り入れ方に気をつけて、惹かれる色を楽しんでください。

 

色の力で、外側からも内側からも美しく。

今日も素敵な一日を!

 

<他の色の効果については、テーマ「いろいろな色からチカラを貰いましょう」「あなたを素敵にみせる色」内のコラムをご参照ください。>

 

<尚、それぞれの色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生著「心を元気にする色彩セラピー」PHP研究所、トミヤママチコ著「はじめてのパーソナルカラー」学研パブリッシング、山脇惠子著「色彩心理のすべてがわかる本」ナツメ社、高坂美紀著「なりたい自分になるための『色』の掟。」、花岡ふみよ著「なりたい自分になれるカラーとスタイルの法則」エムディエヌコーポレーション)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)

「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー・文部科学省認定 色彩能力検定1級)

 

塗り絵をつかって「色で、自己分析」

 

【自分と向き合う時間が欲しい方・自分の気持ちを確認したい方へ「色彩心理」塗り絵ワークショップ】

 

会社で「自分らしさ」を発揮できず、楽しくない・・・
これからどうしようか迷っている、働く大人の独身女性へ。
自分とじっくり向き合う時間を持ちませんか?

色は、体験・記憶のイメージと繋がっていて、惹かれる色は「深層心理のもうひとつの言葉」。

 

あなたなら「最近の自分」を何色に塗りますか?

 

 

「塗り絵」に表れたあなたの本当の気持ちを「通訳」しながらお伝えします。
あなたのココロを「一緒に読み解いて」いきましょう。
色彩から「あなたの答え」を見つけませんか?

 

色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く大人の女性を応援しています。

 

「色で自分と向き合う」詳細はこちら »

 

文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD.

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの「いいね!」が励みになります。引き続き、応援よろしくお願いいたします(^-^)

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

色彩から最近のあなたがわかる!無料診断に申し込む

色彩心理 自己分析プライベートセッション

NHK Eテレ、TBS、フジテレビ、日経電子版、読売新聞、メディア実績ページを見る

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 茶色は大人の肌をくすませる色。身に着ける時は、使う場所を選びましょう。

お問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »
  • オンライン プライベートセッション体験ワークショップ
  • 働く大人女性の独身女性へ
  • 今が「転機」の50代女性へ
  • 実践的な企業研修をお探しの方へ
  • YouTube 私色のつばさチャンネル 動画を観る

コラムテーマ一覧

過去のコラム

私が伝えたい11のこと

pagetop