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野菜の色にはチカラがあります。フィトケミカルの話。
野菜の色にはチカラがあります。
「野菜の色」。
赤いトマトに含まれるリコピンには、
強い抗酸化作用があることは、よく知られていますね。
そして、橙色のニンジン、黄色い玉ねぎにも
カラダに効果的な作用があります。
今日は「フィトケミカル」の話です。
昨日は、野菜をたくさん入れたハヤシライスにしました。
昨日、コラムにテーブルコーディネートのことを書きましたが。
「ところで、器の中味・・・夕飯はどうしよう?」と考えて、
昨日夕方、成城石井を覗いてみました。
写真のハヤシライスのルーを発見。
ルーから作るのは少し手間だけど・・・
これなら食品添加物も入ってないみたいだし、こだわりの桃太郎トマトが使われている。
そんな訳で
牛肉、玉ねぎ、ニンジン、そして、生のトマトも足して、ハヤシライスに。
生のトマトを皮ごとザク切りにし、
オリーブオイルで炒めて、ルーに足してみました。
とても美味しかったです。
赤いトマトに含まれる、色素成分の「リコピン」には、
強い抗酸化作用があります。
リコピンは「フィトケミカル」のひとつ。
次に「フィトケミカル」について書かせていただきますね。
「フィトケミカル」の話
こちらの本、『病気にならない魔法の7色野菜』からご紹介させていただきます。
(上の写真の本 :『病気にならない魔法の7色野菜』中村丁次監修 法研)
【 野菜や果物が自分自身を太陽の紫外線などから守るためにもつフィトケミカルには、強い抗酸化作用があり、私たちの体の中でも、同じような働きが期待されています。・・・
野菜の色は、それぞれの野菜に含まれる「フィトケミカル」に由来します。フィトケミカルとは、野菜や果物に含まれる、機能性成分のことです。・・・
ストレスや不規則な生活、紫外線などの影響で、私たちの体には日々活性酸素が発生しています。これが体をサビつかせ、生活習慣病やがん、また老化の原因になると言われています。(出典:『病気にならない魔法の7色野菜』中村丁次監修 法研)】
【“フィトケミカル“とは、野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質です。抗酸化力、免疫力のアップなど、健康維持・改善に役立つのではないかと期待され、研究が進んでいます。(出典:『大塚チルド食品ホームページ』)】
『病気にならない魔法の7色野菜』によると、
トマトに含まれる色素成分「リコピン」には、強い抗酸化作用があるそうです。
リコピンは熱に強く、脂肪分と合わせて摂取すると吸収力がアップ。
トマトの赤い皮の部分にも、リコピンが豊富に含まれているとのこと。
皮のままオリーブオイルで炒めると、油に溶けやすい性質も利用できますね。
ニンジンの「橙色」は、色素成分「プロビタミンA」によるもの。
免疫力を高めて、粘膜にうるおいを与えるそう。
「プロビタミンA」も熱に強く、脂肪分と一緒にとると、吸収力がアップするそうです。
玉ねぎの「黄色」は、色素成分「ケルセチン(フラボノイドのひとつ)」。
抗酸化作用による花粉症や動脈硬化などの予防効果が期待されるとのこと。
【 赤系の野菜には「リコピン」「カプサンチン」
橙系には「プロビタミンA」「ゼアキサンチン」
黄色系には「ルティン」「フラボノイド」
緑色系には「クロロフィル」
紫色系には「アントシアニン」
黒色系には「クロロゲン酸」「カテキン」
白色系には「イソチオシアネート」「硫化アリル」
(出典:『病気にならない魔法の7色野菜』中村丁次監修 法研 )】
が含まれているそうです。
赤系、橙系、黄系、緑系、紫系、黒系、白系。
それぞれの色のフィトケミカルには、それぞれの効果があります。
緑黄色野菜、淡色野菜、果物をバランスよく取ることが、健康につながりますね。
見た目にも彩りが美しくなり、美味しく食事をいただけそうです。
食事にも「色の効果」を取り入れて。
今日も素敵な一日を。
(文中に使用した本の写真 : 『病気にならない魔法の7色野菜』中村丁次監修 法研 / 参考文献 : 『病気にならない魔法の7色野菜』中村丁次監修 法研、『大塚チルド食品ホームページ』)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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