似合う色探しは「顔うつり」と「色のイメージ」両方の視点から!

2019.12.02 (月)

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自分に似合う色は変わる

 

 

年齢が上がったり、環境が変わったり。

 

自分自身に変化があると
その自分に「似合う色」もまた、変わってきますよね。

 

「今の自分に似合う色を見つけたい」と思っていらっしゃる方は
けっこう多いのではないでしょうか?

 

「似合う色」を探す方法として
顔うつりの良い色を見つける
「パーソナルカラー診断」は、よく知られていますね。

 

「似合う色」を探すには

「顔うつり」に加えて
「色そのものの持つイメージ」がとても大切です。

 

今日は、似合う色の話です。

 

「顔うつりの良い色」を基準に選ぶパーソナルカラー

 

 

「パーソナルカラー」とは
肌・目・髪の色など
あなたの外見が持つ色と調和する色

 

洋服などに取り入れることで
美しさや好印象を導き出し
弱点をカバーしてくれる「色のグループ」のことです。

 

それらは
場面によって演出したい自分を
つくり出してくれる色でもあります。

 

「あなたは赤が似合う」「あなたは青が似合う」という風に
似合う色名を限定するものではなく

 

「赤の中でも、顔うつりが良く、魅力を引き出してくれる赤」
「青の中でも、顔うつりが良く、美しく演出してくれる青」など。

 

顔うつりの良い色の要素(属性)を持つ「色のグループ」を選ぶ診断です。

 

主に

 

◇色相(色み)(黄み寄りのイエローベースか、青み寄りのブルーベースか)
◇明度(明るさ)
◇清濁(クリアな色か、グレーの混ざった、クリアでない色か)

 

これら3つにプラスして

 

◇彩度(鮮やかさ)

 

の「色の属性」をキーに探していきます。

 

ただ、「色の鮮やかさの度合い」を見分けるのは、案外むずかしいので
主に、最初に挙げた3つの要素で、色を見ていくと良いでしょう。

 

パーソナルカラーのグループ分けで
いちばん多く用いられているのは

 

「フォーシーズン分類」と呼ばれるもの。

 

色を、そのイメージから
「春・夏・秋・冬」の4グループ(タイプ)に分け
その中のどのグループの色が
いちばん顔うつりが良いか、を選ぶもの。

 

ちなみに、それぞれのグループの色には
こんな特徴があります。

 

 

写真左から、春、秋、夏、冬のグループの色。

 

(上添写真:NPO 日本パーソナルカラー協会オリジナル『4シーズン 70色カラー見本帳』)

 

◇春

 

・グループの色全体のイメージ:可愛らしい、若々しい ほか
・イエローベース
・明るめ(高~中明度)
・清色(ツヤ)
・鮮やか(高~中彩度)

 

◇秋

 

・グループの色全体のイメージ:ゴージャス、シック ほか
・イエローベース
・暗め(中~低明度)
・濁色(マット)
・おだやか(中~低彩度)

 

◇夏

 

・グループの色全体のイメージ:エレガント、優しい ほか
・ブルーベース
・明るめ(高~中明度)
・濁色(マット)
・おだやか(中~低彩度)

 

◇冬

 

・グループの色全体のイメージ:スタイリッシュ、クール ほか
・ブルーベース
・明るさのコントラスト(高~低明度)
・清色(ツヤ)
・鮮やかさのコントラスト(高~低彩度)

 

「色そのものの持つイメージ」も、とても大事です

 

 

パーソナルカラー診断で
顔うつりのいい色のグループが分かったとして。

 

「自分自身をどう魅せたいのか」を考えたら
顔うつりのいい色のグループの中から
「何色を選ぶのか」

も大切な要素になりますよね。

 

たとえば
可愛らしく、若々しいイメージの
「春」のグループの色が似合うとわかったとき。

 

そのグループの色の中でも

 

「赤」を選ぶのか、「黄色」を選ぶのか。
「緑」を選ぶのか、「青」を選ぶのか。

 

で、印象は、大きく変わります。

 

「顔うつり」も、人の印象に大きく作用しますが
同じくらいに大事な「色そのもののイメージ」
ぜひ、意識するようにしてくださいね。

 

色の持つ一般的なイメージや意味の一部ですが
次にご紹介します。

 

「色」の持つ一般的なイメージ・意味

 

 

「色」の持つ一般的なイメージ・意味の一部をご紹介します。

 

<有彩色>

 

「赤」 : 活動的・自信・情熱・存在感 / 怒り・自己主張
「オレンジ」 : 冒険心・陽気・活発・社交的 / 落ち着きがない・自己アピール
「黄」 : 希望・好奇心・意欲的・感覚の冴え / 甘え・寂しさ
「黄緑」:フレッシュ・希望・向上心・柔軟 / 心身の消耗・未熟
「緑」 : バランス・安らぎ・平和・健康 / 心身の消耗・保守的
「ターコイズ(緑みの青)」:自分のペース・楽しむ心・独立心・創造性 / ペースの乱れ・孤独
「青」 : 冷静・知性・集中・信頼 / 自己抑制・悲しみ
「紫」 : 癒し・再生・高貴・成熟 / 葛藤・疲労感
「ピンク」 : 幸福感・優しさ・ときめき・恋愛 / 依存・優柔不断
「マゼンタ(赤紫)」 : 愛情・女性性・成熟・華やかさ/ プライド / 自己アピール
「空色・水色」 : 解放感・希望・自然体・オープンマインド / 窮屈に感じている
「紺色」 : 誠実・真面目・品格・沈静/ 抑制・緊張感
「ベージュ」 : リラックス・ナチュラル・ぬくもり・安心感 / 無難・退屈
「茶」 : 充実感・安定感・安心感・堅実 / ストレス・保守的

 

<無彩色>

・「白」 : スタート・リセット・決意・純粋 / 緊張・完璧主義
「グレイ」 : ニュートラル・柔軟・控えめ・落ち着き / 迷い・気力がない
「黒」 : 自己確立・強い意志・威厳・プロフェッショナル / 抑圧・人と距離を置きたい

 

など。

 

「惹かれる色」「好きな色」も、自分に必要な色

 

 

大切な人に会うとき、大勢の人の前に立つときなどに

自分を魅せる色、自分の印象を上げる色
「似合う色」を身につけることで
自信を持つことができます。

 

一方

 

「自分の心が惹かれる色」
身に着けたり、身近に置いたりすることは
自分を癒したり、元気づけたりすることにつながります。

 

今「惹かれている色」は
今の自分の心を投影する色でもあるのです。
その色に、進む背中を押してもらえることもあるでしょう。

 

オフの日には
似合うのか、似合わないのか、を考え過ぎずに
ぜひ、「惹かれる色」「好きな色」を
身近に取り入れてください。
色を楽しみ、色からチカラをもらってくださいね。

 

色を、あなたの味方につけて。
今日も素敵な1日を。

 

「動画」で解説しています。ぜひ、ご覧ください!

 

YouTube【私色のつばさチャンネル】にて、動画で「色で心が変わる、見た目が変わる」の解説を行っていますので、是非こちらもご覧ください。

引用元:色で心が変わる、見た目が変わる ~ 色とココロのコンシェルジュ 佑貴つばさ~

 

 

アマゾンの掲載ページを見る

 

<尚、それぞれの色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

(文中色見本写真 : NPO 日本パーソナルカラー協会オリジナル『4シーズン 70色カラー見本帳』/ 参考文献 :『新はじめてのパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング、『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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