会社を辞めたい。でも、次にやりたいコトが見つからない。そんな時どうしましょうか?

2016.06.02 (木)

まず「会社を辞めたい理由」を客観的に見つめてみましょう。

 

 

「会社を辞めたい」そう思うことがありますか?
その理由は何ですか?
次にやりたいことは、見えていますか?

 

あなたのココロを満たしてくれるものは、何でしょうか?

 

私は、仏ラグジュアリー・ブランドに25年間勤めた後、退社し起業しました。
その間「辞めたい」と思うことが、何度かありました。

 

「本気で」退社を決意し上司に話した時には、迷いはありませんでした。
その時には「色彩心理」の道に進むことを決め、準備も進めており、ビジョンも見えていたから。

 

でも、それ以前に何度か辞めたいと思った時は
「自分の道に進みたい」のが一番の理由ではなかったと思います。
とにかく「会社を辞めたい」と思ったんです。

 

結局、その時に辞めなかった理由は、はっきりと次のビジョンが見えていなかったから。

 

たぶん、その時の仕事が「自分が心から望んでいるものではない」
という自覚はあったのだと
思います。
でも「自分がやりたい道に進む」「自分で選択する」という強い気持ちは持てなかったのでしょう。

 

「ただ、その場から逃れたい気持ち」が強かった。
「環境が変われば自分も変われる」と
周りが自分を変えてくれることに期待していたのかな、
とも思います。

 

職場が変えることで「変わること」と「変わらないこと」があります。

 

 

体や心を壊すほど、今、そこで無理や我慢をする必要はないと思います。
あなたのココロとカラダは一番大切なので、守る必要があります。

 

でも、もしも、会社を辞めたい理由が、次の職場に移ってもまた起こり得る内容であれば
客観的に、「辞めたい理由」を見つめる必要があるかもしれません。

 

「上司と合わない」「人間関係が上手くいかない」「女性の人間関係が苦手」
「評価されていないように思う」「仕事の内容が合わない」「仕事の内容が、考えていたものと違う」
「やりがいを感じられない」「自分のペースと合わない」「自分らしくない」・・・

 

まずは、自分と向き合う時間を持ってみませんか?
自分のココロと自分の今の状況を、客観的に見つめてみてください。

 

自分を見つめる「時間」と「空間」が必要です。

 

 

自分を見つめられる「時間」と「空間」をつくることも大切ですね。

 

「もう、会社を辞めたい!」と思う時には、ココロとカラダが疲れていることも多いです。
できれば、少し自分をお休みさせてあげましょう。

 

屋内で考えていると、グルグルと同じ考えが回ってしまいます。
外に出て、空気の良いところを散歩したり。
状況が許せば、旅行などで「非日常の時間と空間」が確保できると良いですね。

 

今の自分を見つめ。
そして、やはり「会社を辞めて自分の道に進みたい」と思うのであれば
次のビジョンを描いて、「期限を決めて」準備できたら良いですね。

 

あなたが、心から「やりたいこと」は何でしょう?

 

 

こころを満たす仕事

 

『「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?』中越裕史著(PHP研究所)は
私が、やりたい道に進む時に、背中を押してくれた本の内の一冊です。
そこから引用させていただきますね。

 

「こころを満たす仕事」について。

 

【・・・こころを満たす仕事には、次の3つの要素があります。
・意味への意思 自分の仕事には、意味があると思える感覚
・「好き」という感情 内発的動機づけ、やりたいからやるという動機
・自己決定要因 自分の頭で考え、自分の意思で決定できること
(出典:『「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?』中越裕史著 php研究所)】

 

「やりたい」と思えるモノに、出会えたら素敵ですよね。
「次の道に進むために会社を辞める」そうであれば、迷わなくなるかもしれませんね。

 

子どもの頃に「夢中になったこと」はなんですか?

 

 

「やりたいコト」
あなたのココロの中に、もう、既にあるのかもしれません。
心の奥では気づいているけれど「そんなコト無理!」って
「意識」がフタをしてしまっているかもしれません。

 

「ギフト」という言葉。

 

英語の 「gift」を辞書で引くと、「贈物、寄贈(品)、贈与、贈与権」の他に
「天分、才能」「楽にできること」の意味があります。
「ギフト」には、生まれつき与えられている「才能」「資質」という意味があり
すべての人が持っているモノだそうです。

 

「子どもの頃から好きで、夢中になってやっていたこと」
「長時間やっても疲れないこと」
「かつて、自分のコンプレックスだったけれど、今は克服していること」
「それが誰かの役に立つコト。よく人に感謝されること」

 

そういったことの中に、ヒントが隠されているかもしれません。

 

私は、子どもの頃、人と話をすること、言葉で自己表現することが苦手でしたが
代わりに「絵」を描くことで自己表現していました。
ずっと、美術やデザインに興味があったものの、それを仕事に選ぶことは、結局できずにおりました。
そんな私が18年程前、偶然書店で「色彩心理」に関する本と出合いました。
それがきっかけで、今「色彩心理」「色彩表現」を仕事にしています。

 

ヒストリー-2-1

 

「会社を辞めたい」と思った時は
「本当にやりたいコトを見つけるチャンス」と捉えてみてください。

 

上司に「辞める」と言ってしまう前に
新しい場所に出かけたり、書店で気になる本を読んでみたり、人に会ったり。
「辞めます」と言う前の準備期間として、動いてみてください。

 

あなたの進みたい道が見つかりますように。
今日も素敵な一日を。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中写真の本:『「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?』中越裕史著 PHP研究所、参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『「天職」がわかる心理学 いまの仕事で心が満たされていますか?』中越裕史著 PHP研究所、『リッチな人だけが知っている宇宙法則』Keiko著 大和出版)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」

 

ぬり絵をつかって「色を通して自分と向き合う」

 

【自分と向き合う時間が欲しい方・自分の気持ちを確認したい方へ「色彩心理」ぬり絵セッション】

 

会社で「自分らしさ」を発揮できず、楽しくない・・・
これからどうしようか迷っている、働く大人の女性へ。
まず、自分とじっくり向き合う時間を持ちませんか?

 

色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて、惹かれる色はココロのメッセージ。

 

あなたなら「最近の自分」を何色に塗りますか?

 

最近の自分-B

 

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「ぬり絵」に表れたあなたの本当の気持ちを「通訳して」お伝えします。
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文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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