人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
「だって『幸せそう』って思われたい!」
女性誌 Domani 5月号のキャッチコピーです。
Domani は「30代の働く女性」がターゲットの月刊誌。
3月の終わりだったでしょうか。
電車の中吊り広告で見つけた時「???」と感じた言葉です。
「幸せ」って、自分自身が感じるものでは???
人から「幸せそう」に見えることが、自分の「幸せ」につながるの???
そもそも、誰に「幸せそう」って思われたいのかな???
と、疑問を持った言葉。
そのまま忘れていたのですが
昨日「女性のグループ行動」についてコラムを書いた時
ふと、このキャッチコピーを思い出しました。
ネットで検索したら、このコピーは、やはり物議を醸していたようです。
沢山のコメントが投稿されていました。
(雑誌の注目度が上がり、キャッチコピーとしては、大成功なのかもしれませんね!)
コメントの大半は、やはり
「本当に幸せかどうかより、他人の評価が大切なの?」
「自分の幸せは、他人のモノサシでは測れないのでは?」
といった内容。
それでも
他者から「幸せ」そうに見られたい、と思ってしまう心理があるのですよね。
そこには理由もあるのだなと
昨日「女子の人間関係」について考えながら、気づきました。
昨日も書きましたが『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 より
次の文章を紹介させていただきます。
【もちろん時代は変化してきていますが、伝統的に、そして未だに一般的な傾向として、女性は「男性から選ばれる性」です。かつての女性は自力で社会的地位を築くことなど考えられず、「どの男性に選ばれるか」によって社会的地位が決まっていました。・・・「選ばれる」という受動的な立場に置かれている・・・「女」の特徴の一つである、「すぐに他人と自分を比較する」「他人に嫉妬する」というのは、「選ばれる性」であることに由来します。「誰かが選ばれるということは自分は選ばれない、誰かがほめられるということは自分はほめられない、という相対評価の世界に生きているからです。・・・( 出典:『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版 )】
相対評価の世界に生きている。
「選ばれる」という受動的な立場。
それで「自分がどうしたいか」よりも
「相手からどう思われるか」が、自分の価値に大きく影響すると考える。
そして、「女性」はライバルである「女性」に、幸せそうに見せたいのかな・・・
そんなコトを思いました。
もちろん
「キレイですね」「オシャレですね」「センス良いですね」とか。
「頭が良いですね」「仕事ができますね」とか。
「思いやりがありますね」とか。
ほめてもらえると嬉しいですよね。
ほめられることで自信がつけば、自分の内側から輝くことにもつながります。
でも「幸せ」は、やはり「自分が感じる」もの。
自分の幸せは、自分のココロが選ぶもの。
他人が評価したものが手に入っても、幸せを感じられるかどうかは分からない。
もしも、今「幸せ」を感じられないとしたら、なぜなのか?
自分の気持ちをじっくり見つめてみてくださいね。
自分のココロが、本当に望むモノを選択できたらいいですね。
あなた自身が感じるコトを大切に。
今日も素敵な一日を。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版)
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