人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
今年6月に一度読み、最近また読みなおした、久瑠あさ美さんの著書『幸せな女、幸せになりたい女』
心に響くコトバが、沢山あります。
6月に読んだ時よりも心に残るのは、今の私に必要だからかもしれないなぁ、と感じています。
今日もひとつ、ご紹介させてください。
「本気」と「一生懸命」。
【 人生とは、限界を超えるために存在します。・・・目の前にたちはだかる限界に、恐れや諦めを感じてしまうのは、自分のまだ見ぬ力を信じられていないからです。・・・人間は、はかりしれない力を潜在的にもちえています。・・・潜在能力の鍵を握るのは、「本気」と「一生懸命」。
目の前にやってきた限界の壁を「超えたい」・・・と願い「その先にある感動的な何かを、自らの人生で摑むこと」それを目指す人間に宿るのが「本気」という心の在り方です。・・・
限界の壁がそびえたったとき、一生懸命な(人)が躊躇してしまうのは、「自分にはその壁は乗り越えられない」と心の限界をつくるからです。それでも懸命に頑張って乗り越えようとはする。けれどいつしか頑張っている自分に満足するかのように、「一生懸命」頑張った自分を認めてもらうことに必死になっていく。・・・
本気とは、無我夢中に突き進む純粋な心の在り方です。乗り越えられるかどうかではなくて、乗り越えることで摑みとりたい何かがあるのです。・・・本気が宿れば、誰もが自分の今を越えていける。・・・(出典:『幸せな女、幸せになりたい女』久瑠あさ美著 サンマーク出版 )】
カッコいい女性のコトバですよね。
「懸命に頑張って、壁を乗り越えようとはする。けれど、いつしか頑張っている自分に満足するかのように・・・」
この言葉にドキっとしました。
17年程前に私は「色彩心理」と出合い、いつか仕事にできればと思いました。
でも、その時は大好きなブランドの会社員をしていて、色彩に関する本を本当にたくさん読みましたが、実際に行動に移すことはしませんでした。
その後、会社勤めをしながら、色彩に関連する資格をいくつか取得しました。
資格を取るだけでなく、無償でワークショップを開催するなど、会社を辞めなくてもトライできることは沢山あったはず。
けれど、取得した資格を活かす機会を、しばらくの間は全く持つことが無かったのです。
新しいことを始める、行動することに躊躇があって
「資格を取る勉強をして、努力している」ことを
自分自身に対する言い訳にしていたのかもしれない、と気づきました。
そして今の私も、不安や迷いを消し去り、さらに前に進むための勇気が欲しかったようです。
だから、このコトバが心に響いたのですね。
一生懸命に頑張る。
でも「一生懸命」で満足せず、勇気を持ってその先に進む。
せっかく努力するなら「本気で」摑みに行かなくちゃ!ですね。
自分の可能性を信じて。今日も素敵な一日を。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『幸せな女、幸せになりたい女』久瑠あさ美著 サンマーク出版)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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現在の記事: 「本気」と「一生懸命」似ているようで違うのですね。