「本気」と「一生懸命」似ているようで違うのですね。

2015.10.23 (金)

今年6月に一度読み、最近また読みなおした、久瑠あさ美さんの著書『幸せな女、幸せになりたい女』
心に響くコトバが、沢山あります。
6月に読んだ時よりも心に残るのは、今の私に必要だからかもしれないなぁ、と感じています。

 

今日もひとつ、ご紹介させてください。
「本気」と「一生懸命」。

 

頑張ることで満足してしまう。

 

 

【 人生とは、限界を超えるために存在します。・・・目の前にたちはだかる限界に、恐れや諦めを感じてしまうのは、自分のまだ見ぬ力を信じられていないからです。・・・人間は、はかりしれない力を潜在的にもちえています。・・・潜在能力の鍵を握るのは、「本気」と「一生懸命」。

 

目の前にやってきた限界の壁を「超えたい」・・・と願い「その先にある感動的な何かを、自らの人生で摑むこと」それを目指す人間に宿るのが「本気」という心の在り方です。・・・

 

限界の壁がそびえたったとき、一生懸命な(人)が躊躇してしまうのは、「自分にはその壁は乗り越えられない」と心の限界をつくるからです。それでも懸命に頑張って乗り越えようとはする。けれどいつしか頑張っている自分に満足するかのように、「一生懸命」頑張った自分を認めてもらうことに必死になっていく。・・・

 

本気とは、無我夢中に突き進む純粋な心の在り方です。乗り越えられるかどうかではなくて、乗り越えることで摑みとりたい何かがあるのです。・・・本気が宿れば、誰もが自分の今を越えていける。・・・(出典:『幸せな女、幸せになりたい女』久瑠あさ美著 サンマーク出版 )】

 

カッコいい女性のコトバですよね。

 

「懸命に頑張って、壁を乗り越えようとはする。けれど、いつしか頑張っている自分に満足するかのように・・・

 

この言葉にドキっとしました。

 

本気で掴みにいく。

 

17年程前に私は「色彩心理」と出合い、いつか仕事にできればと思いました。
でも、その時は大好きなブランドの会社員をしていて、色彩に関する本を本当にたくさん読みましたが、実際に行動に移すことはしませんでした。

 

その後、会社勤めをしながら、色彩に関連する資格をいくつか取得しました。
資格を取るだけでなく、無償でワークショップを開催するなど、会社を辞めなくてもトライできることは沢山あったはず。
けれど、取得した資格を活かす機会を、しばらくの間は全く持つことが無かったのです。

 

新しいことを始める、行動することに躊躇があって
「資格を取る勉強をして、努力している」ことを
自分自身に対する言い訳にしていたのかもしれない、と気づきました。

 

 

そして今の私も、不安や迷いを消し去り、さらに前に進むための勇気が欲しかったようです。
だから、このコトバが心に響いたのですね。

 

一生懸命に頑張る。
でも「一生懸命」で満足せず、勇気を持ってその先に進む。

せっかく努力するなら「本気で」摑みに行かなくちゃ!ですね。

 

自分の可能性を信じて。今日も素敵な一日を。

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『幸せな女、幸せになりたい女』久瑠あさ美著 サンマーク出版)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)

 

色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。

 

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