色彩心理 早寝早起きには「赤と青」色でカラダのリズムを整えましょう。

2015.12.21 (月)

早起きは得意ですか?苦手ですか?

 

私は実は、早起きが苦手です。
会社員時代は、とくに月曜日、寒い朝は起きるのがつらかったですね(笑)

 

早寝早起きで身体のリズムを整え、質の良い睡眠をとりたい時にも
色のチカラを借りてみましょう。

 

朝起きたら「赤」を見る、夜寝る前には「青」を見ることが、有効です。

 

ふたつの椅子-1

 

朝は「赤いもの」を取り入れる。

 

 

赤・オレンジなど「暖色」は、活動モードの「交感神経」を優位にし
青を中心とした「寒色」は、休息モードの「副交感神経」を優位にすることが
実験から分かってきています。

 

朝起きたらすぐ目に入る小物を「赤」にしてみましょう。
目を覚ましてくれる効果があります。

 

「モーニングショット」という名前の缶コーヒーがありますが
「赤い色」をしていますよね。
それも、色の効果を狙ったものです。

 

コーヒーを飲むマグカップを赤にする、朝顔を拭くタオルを、赤と白のストライプにする・・・
など、色を上手く取り入れてみましょう。

 

ただし、血圧の高い方は、「赤」を取り入れる時には注意なさってください。

 

夜は「青いもの」を取り入れる。

 

 

また、眠る前には「青」が目に入るようにしてみましょう。
身体がリラックスし、落ち着くことにつながります。

 

枕カバーなどベッド周りの小物や、タオルを青系の色に変えてみる・・・など。

 

ただし、「寒色」は「暖色」と比べて、体感温度を1~3度も下げることがわかっています。
寒い日や、冷え症の方は「青」の分量を多くしないように気をつけてくださいね。

 

また、青は「寂しさ」や「孤独感」とつながることもあります。
小物など、適度な量で取り入れてみましょう。

 

「赤」と「青」
上手く取り入れて、早寝早起き。

質の良い睡眠をとって、カラダのリズムを整えて。

 

色のチカラを借りながら、ココロもカラダも健康にお過ごしください。

 

今日も素敵な一日を。

 

< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『使える!色彩学』ビジネスカラー研究会編著 洋泉社、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、七江亜紀著『色が教えてくれること 人生の悩みの9割は「色」で解決できる』だいわ文庫)

 

佑貴 つばさ(ゆうき つばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー・AFT色彩検定1級)

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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