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最近、出会った色。惹かれる赤紫色の「愛・ときめき・成熟・次のステップ」
目次
「写真」も自己表現方法のひとつです。
最近、外出するときにはカメラを持ち歩いています。
子どもの頃から、言葉による自己表現が苦手で
代わりに、絵を描いて自己表現していた私。
今、再び、言葉以外の表現方法「写心(写真)」に出会い
とてもワクワクしています。
その時々に出会った「色」について
撮った写心(写真)をタイトルに、少しずつお伝えしていこうと思います。
あなたが今「惹かれる色」を通して、ココロを見つめるきっかけになりますように。
色の持つイメージワードから、自分のココロの声を聴いてみてくださいね。
今日は「赤紫色」の話です。
「マゼンタ」って、どんな色?
今日は「赤紫色」の話ですが、「マゼンタ」も赤紫系の色。
赤紫の中で、明るさが中くらいの、鮮やかな色が「マゼンタ」です。
「マジェンタ」ともいいます。
同じ色を指す名前です。
「マゼンタ」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは
会社で使う「カラーコピー機のトナー」という方も多いかもしれません。
イエロー(黄)、シアン(緑みの青)、マゼンタ(赤紫)の3色と、無彩色の黒が使われていますね。
この「混色の3原色」のうちの1色が「マゼンタ」になります。
(上の色見本写真:『色の名前 507』福田邦夫著 主婦の友社のページを写したもの)
「マゼンタ」の持つ一般的なイメージの中で、ポジティブなものには
「愛の象徴」や「女性性」などがあります。
「華やかさ・潔さ・柔軟性」などのイメージもあります。
「プライド」「自己回復」もあります。
そして、少しネガティブなイメージかもしれませんが「自己アピール」などもあります。
「女性性」や「大人の愛情」とつながる「マゼンタ」色。
「色彩心理」自己分析セッションやワークショップを受けてくださる女性のぬり絵表現に
「マゼンタ」色も使われることが多いです。
これまで「マゼンタ」で表現された女性の場合には
「次のステップ」を意識している、「転機」である、などの場合が多かったです。
また「次のステップについて考えること」につながるのですが
ご自身の年齢を意識しているケースも多いようです。
例えば、
・年代が変わったばかり、または、来年変わるので、ここからどうしていこうか考えている
・「結婚」を意識している
・「出産」を意識している
・「仕事」について、次のステップを意識している
などです。
また、「周囲に愛情や優しさを伝えていきたい」と感じている時に「マゼンタ」色で表現することも多いです。
「明るい赤紫」や「暗い赤紫」のイメージは?
まず、「明るい赤紫」についてお話しします。
赤紫系の色を「明るく」していくと「ピンク」になります。
明るい赤紫系の色は「ピンク色の持つ心理」とつながります。
一言で「ピンク色」と言っても、さまざまな色調がありますね。
「ピンク色」でも、その色みによってイメージ・心理は少し異なってきます。
「色相(色みの性質)」の違いで言えば
「黄み寄りのピンク」と「青み寄りのピンク」があります。
「暖色系のピンク」と「寒色系のピンク」と言い換えても良いです。
赤紫色を明るくしたピンクは、どちらかと言えば「寒色系のピンク」になります。
ポジティブなイメージには「幸福感・高揚感・ときめき・恋」などがあります。
少しネガティブなイメージには「過敏」などがあります。
では、「暗めの赤紫」は、どんなイメージでしょうか?
暗めの赤紫色が持つ一般的なイメージの中で、ポジティブなものには
「成熟・蓄積」などがあります。
ネガティブなイメージには、「葛藤・ストレス」などがあります。
最近「赤紫色」に惹かれる方。
気になるキーワードはありましたか?
「色のイメージ」には「一般的なもの」と「個人の経験とつながるもの」とがあります。
色は、体験・記憶、イメージとむすびつきやすく、人は一つひとつの色に意味を持たせています。
その意味には、大きく二種類あります。
私が色彩心理カウンセラーの資格を取得した講座
「色彩学校」での呼び方になりますが
「分母色彩」と「分子色彩」という二つがあります。
分母色彩とは「赤は情熱、青は冷静」のように、多くの人の共通語になっている一般的な色彩の意味のこと。
分子色彩とは「個人的な経験」によって異なる、色彩の持つ多様な意味のこと。
ある「色」を見て、何かを感じた時。
その色は、「あなたにとって」どんな意味を持つのか。
ご紹介している一般的なイメージ「分母色彩」の意味を参考にしながら
より深く、あなたの「分子色彩」、あなたのココロの深いところにある思いを、ぜひ探ってみてください。
「惹かれる色・気になる色」に変化があった時には、ココロにも変化があったということ。
以前、好きだった色と、最近気になる色が変わった方は
ココロに変化があったのかもしれません。
最近、「赤紫色」に惹かれる方へ。
・マゼンタ色の場合
次のステップを考えている。
誰かに。周囲の人に。たくさんの人たちに。愛を伝えたい。
自己アピールしたい。
・明るい赤紫の場合
恋をしている、ときめいている。
幸福を感じている。
過敏になっている。
・暗い赤紫の場合
成熟した気持ち、落ち着いた気持ちでいる。
ストレスが溜まっている。葛藤がある。
いかがですか?
何か、気になるキーワードはありましたか?
あなたのココロの深い部分には、今、どんな思いがあるのでしょうか?
「惹かれる色」を通して、あなたの気持ちを見つめてみてくださいね。
そして、自分に必要な色を身近に取り入れて、色からチカラをもらってください。
あなたの気持ちを大切に。今日も素敵な一日を。
< 色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『色の名前 507』福田邦夫著 主婦の友社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理カウンセラー
ぬり絵をつかって「色で、自己探求」
【自分の気持ちを確認して前に進みたい方へ「色彩心理」自己探求セッション】
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色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて、惹かれる色は「深層心理のもうひとつの言葉」。
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文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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