目次1 今、美術鑑賞がとても注目されています2 「世界のエリートがやっている美術鑑賞法」3 「実は見ていない」美術鑑賞4 大切なのは「目の前の作品をしっかり見る…
シュルレアリスムの画家たち、無意識が問題解決に導くと考えていました。
「シュルレアリスム」の画家たち
学び直しのため、昨年、大学の通信教育課程に編入学しました。
今月はスクーリング(通学)月間。
心理学と美術史を選択しました。
「西洋美術史」の授業が終わってしまい、ちょっと寂しい気持ちです。
この講義では
特に「近代絵画(19世紀から20世紀前半)」について取り上げられましたが
期待以上に、とても面白い授業でした。
最終日は
「シュルレアリスム」についての講義(そして、単位取得のための試験!)でした。
【・・・第一次世界大戦後に登場してきたシュルレアリスムは、・・・夢や無意識や非合理の世界を解放することによって新しい価値を創造しようとした。ドイツから来たマックス・エルンスト、スペイン生まれのサルバドール・ダリ、ベルギーのルネ・マグリット、フランスのイヴ・タンギーなどのシュルレアリストたちは、それぞれに想像力を駆使して、夢と現実が矛盾することなく一つの世界を形作るような「超現実」を実現しようとした。(高階秀爾監修「カラー版 西洋美術史」より抜粋。)】
「ダリ」や「マグリット」は、とくに良く知られているかと思います。
(写真は『もっと知りたいマグリット 生涯と作品』南雄介監修・著、福満葉子著 東京美術 より)
シュルレアリスムの画家たちは
「無意識」を初めて扱ったオーストリアの精神分析学者・精神科医
フロイトの『夢判断』の影響を受けています。
「合理的な判断以外の部分、自分の判断の外側にあるもの」を重視し
それが「人生の主要な問題の解決に繋がる」と考えました。
「無意識(潜在意識) 」は 脳の働きの9割以上を占める
「意識(顕在意識)」ではコントロールできない部分です。
シュルレアリスムの画家たちも
「無意識」の中に、無限の可能性を感じていたのですね。
「無意識」の中に可能性がある。
色彩アートセラピーは
「言葉では言い表せない心の深い部分」を
「色彩」により表現することで心を解放し、バランスを取り戻す。
心の奥に押し込んだ自分の本当の気持ちを「色彩表現」から見つけて、認める。
「治療」という意味合いではなく
「日々の生活の中で癒されたり元気になる」ための、セラピーの手法です。
あなたは
自分の本当の思いをココロの奥に閉じ込めて
気づかないふりをしていませんか?
時には
自分のココロとじっくり対話をする時間を
持ってみてはいかがでしょうか?
問題解決の糸口が見つかるかもしれません。
自分のココロを大切に。今日も、ステキな一日を。
最後までお読み頂きありがとうございました。
(タイトル&文中の写真 出典 : 『もっと知りたいマグリット 生涯と作品』南雄介監修・著、福満葉子著 東京美術より / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『カラー版 西洋美術史』高階秀爾監修 美術出版社、慶應義塾大学通信教育 夏期スクーリング「西洋美術史」補助教材)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)
色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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