せっかくのメイク。大人女性は、リップの色で失敗しないように。

2019.06.14 (金)

リップの色で、顔の印象が大きく変わります。

 

 

アイシャドーやリップカラーを選ぶのは、楽しいですよね。

 

特に「リップの色」を変えると
なんだか、気分が上向きになったりしませんか?

 

身に着ける色を選ぶときは
「自分の気持ちに合っていること」
「色そのものの持つイメージが、求めるものに合っているか」
とても大事です。

 

そして、同時に
「顔映り」の良し悪しも、見た目の印象をアップさせるためには大切な要素ですね。

 

顔映りのいい色のグループである
「パーソナルカラー」のリップを選ぶと
お顔の印象が大きく変わり、さらに魅力を引き出してくれます。

 

せっかくのメイク。
リップの色選びで失敗しないように

 

今日は「パーソナルカラー・顔映りの良い色」の話と
「大人女性 メイクの色選びで気をつけること」です。

 

パーソナルカラーの春・夏・秋・冬

 

 

(上添写真 : NPO 日本パーソナルカラー協会「JPCA 色見本帳 4シーズン 70色」)

 

パーソナルカラー診断には
「フォーシーズン」の分類がよく使われます。

 

それぞれの「色のグループ」には

 

◆ 色相(イエローベース / ブルーベース):
その色名の中で、黄色に寄っているか、青に寄っているか。

例えば、ピンクであれば
イエローベースは、黄み寄りの「コーラルピンク」や「サーモンピンク」など
ブルーベースは、青み寄りの「ローズピンク」や「フューシャピンク」など

 

◆ 清濁 (クリア / クリアでない):
澄んだ色か、グレイの混ざった濁り感のある色か。

 

◆ 明度 (明るい / 暗い):
明るさの度合い

 

に違いがあります。

 

 

 

◆ 春のグループ : イエローベース (黄み寄り)/ 清色(澄んだ色)/ 明るい色(写真左上)

 

◆ 秋のグループ : イエローベース(黄み寄り)/ 濁色(濁り感のある色)/ 暗めの色(写真左下)

 

◆ 冬のグループ : ブルーベース(青み寄り)/ 清色(澄んだ色)/ 明るい または 暗い色(コントラスト)(写真右上)

 

◆ 夏のグループ : ブルーベース(青み寄り) / 濁色(濁り感のある色)/ 明るめの色(写真右下)

 

という特徴があります。

 

先日、パーソナルカラー診断を受けてくださった女性のお話し。
それまでは、ずっと
少し青み寄り(ブルーベース)のピンク系のリップカラーを使っていたそうです。

 

でも、パーソナルカラー診断は
黄み寄り(イエローベース)の「秋 オータム」が似合うタイプ。

 

「青み寄りのピンク色のリップ」をつけていらした時は
少し淋しそうな印象だったのですが。
「オレンジ系のリップカラー」をつけたら
お顔が、パッと華やかになりました。

 

メイクにも、パーソナルカラーを意識して
顔映りの良い色み
を選んでみてくださいね。

 

チークやリップの色を選ぶ場合。

 

◆ イエローベースの色が似合う「春 スプリング」「秋 オータム」の方

 

・黄み寄りの色(オレンジに寄った色)が、肌にツヤを感じさせ、健康的にみせます。
・青み寄りの色(紫みを感じる色)だと、顔がグレイッシュに見えたり、淋しく見えたりします。

 

◆ ブルーベースの色が似合う「夏 サマー」「冬 ウィンター」の方

 

・青み寄りの色(紫みを感じる色)をつけると、肌の色が白く、キレイに見えます。
・黄み寄りの色(オレンジに寄った色)だと、肌がくすんで見えたり、のぼせているように見えたりします。

 

今、使っているリップカラーの上に
オレンジ系・ピンク系の「グロス」を塗るだけでも
似合う色みに変えることができますね。

 

◆ 「イエローベース」「ブルーベース」どちらの顔うつりも悪くない方は

・血色良く、健康的に見せたいときには「黄み寄りの色」
・肌色を色白に見せたいときには「青み寄りの色」

 

をつかうと良いですね。また

 

◆「清濁  (クリア / クリアでない)」の要素で見てみると

 

・クリアな色は、お顔の色みをくっきりと鮮やかに見せます。
・濁りのある色は、肌をなめらかに、ベールを掛けたように見せます。

 

似合う色を探す時には、その色が

 

黄みを感じさせるか、青みを感じさせるか
濁りのないクリアな色か、濁りのあるニュアンスのある色か

 

を意識して選んでくださいね。

 

大人女性のリップカラーは?

 

(上添写真は「クラランス」カウンターにて撮影)

 

大人の女性が「ベージュや、ごく淡い色」のリップを着けると
元気がなさそうに見えることもあります。

 

ベージュを選ぶ場合は
肌色より少し濃い目の「ピンクベージュ」「オレンジベージュ」を選ぶと良いですね。

 

また

「マットな濃すぎる色」だと、リップだけ浮いてしまうことがあります。

 

とくに、「濃いフューシャピンク(赤紫)」
似合わない場合は「少し古臭い感じ」になってしまうことがあります(!)ので
気をつけて。

 

 

 

リップライナーを使って、輪郭を取りましょう。
口角が下がっている場合には、コンシーラーで口角のラインを消して、形を整えてから
リップライナーで輪郭を取ることもできます。

 

ツヤ感を「唇の中央」にのせて。
ふっくらした印象をつくってくださいね。

 

それから
「チークはしない」という大人の女性も多いのですが
色みを濃くせず、自然な血色に見えるように肌にのせれば
健康的に美しく見えます。
血色感を補うために、チークはぜひ使ってくださいね。

 

お肌や表情を引き立てる色で、メイクを楽しんでください。
今日も素敵な一日を。

 

(文中に使用した写真のドレープ(布): 日本パーソナルカラー協会 属性スケールドレープ / 文中に使用したリップカラー写真 : クラランスのもの / 参考文献 : 『はじめてのパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング、『役に立つパーソナルカラー』トミヤママチコ著 学研パブリッシング、『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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