『女子の人間関係』- 3 – 意思のある女性として自然体で。人と違っても大丈夫。

2015.10.15 (木)

「形ばかりのつながり」を求める?

 

一昨日と昨日のコラムでご紹介した、水島広子著『整理整頓 女子の人間関係』

 

 

この本の中では、女性にみられる「少し面倒くさい部分・一連の困った特徴」について
仮に「女」という書き方をしています。

 

それは

 

・比べたがる、張り合ってくる。
・「敵」「味方」を作りたがる。
・「形ばかりのつながり」を求める、群れたがる。
・「自分は自分、他人は他人」ができない。
・演じる、恋愛で変わってしまう。

 

などなど・・・

 

『CHAPTER 5 「形ばかりのつながり」を求める「女」との関り方』の中に、こんなケースが紹介されていました。

 

Aさんのケース。
「学生のときのような仲良しグループが職場にもあります。一緒にランチへ行ったり、月に一回は女子会があったり、学生じゃないんだからって思うけど、「寂しい人」と思われそうで、なんとなく断れない。」という相談への回答の一部です。

 

【男性が一般に一人で行動することを問題視しない一方で、女性は群れたがり、一人でいると「友達がいないように見えるのでは」と気にする傾向があります。・・・「選ばれる性」である「女」としては、一人でいるということは「誰にも選ばれなかった」ということ。まさに落伍者ということになってしまいますね。・・・物理的に巻き込まれない、というのは、群れて行動しない、ということです。・・・社会人になってまで群れて生きていきたいのか、ということをよく考えてみましょう。群れることの束縛感、無力感などを総合的に考えてみれば、「女」として群れていくのではなく、意思のある女性として自然体で生きていくというのは充分に考えられる選択肢・・・むしろ一人でいられる人は自信のある人。・・・「群れ」の中の一人一人と、関係性を築けるのであればしていきましょう。群れない女性との一対一の関係は、とても癒されるものです・・・(出典:『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版)】

 

お互いの時間を尊重する。

 

私も、集団行動は、得意ではありません。

 

特に、会社員時代は
「ランチにいつも一緒に行くことと、仲が良いことは別」と感じていたことが原因。
「AさんとBさんはいつも一緒にランチに行っているのに、AさんはCさんといる時には、Bさんの陰口ばかり・・・」
そんな光景を、何度か目にすることがあったからでしょうか。

 

なので、決まったグループでのランチには、なるべく参加しないようにしていました。
でも、これは以外にむずかしいようですね。

 

30年来の友人は私のことを
「やわらかくて弱そうに見えるけれど、強いよね」と、よく言ってくれます(笑)

 

もう少し大人になった(!)今、思うのは
「その人を大切に思うことと、いつも一緒にいることとは、イコールではない」ということ。

 

友人もとても大切、仲間もとても大切。
でも、時間を束縛することとは全く別の話

 

むしろ、お互いの時間を尊重しながら
でもお互いが必要な時に、大切な時間を共有することが、素敵な大人の関係性
のように感じています。
大人の女性には、やりたいことが沢山あるのですから!

 

だから、自分の意に反してまで、グループ行動しなくても大丈夫だと考えています。

 

お互いの時間を尊重できる、お互いを信頼できる関係性こそ、「今もこれからも大切にしたい関係」だと思うからです。

 

 

<「自分らしい人生を歩んでいくために」参考になる本として
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎・古賀史健著 ダイヤモンド社 も読んでみてくださいね。>

 

昨日も書きましたが
相手の中の「女」の部分、自分の中の「女」の部分。
それを「癒していく」こと、そして「手放すこと」が必要だと説かれています。
「『女』を手放すことの気持ちよさをどんどん体験しよう!」と。

 

「『選ばれる』から『選ぶ』へ」
「受動的な人生から、能動的な人生に変えていく」
「自分の領域・意見・ライフスタイル、他者の領域・意見・ライフスタイルを尊重する」
「自分の気持ちを大切にする」

 

自分自身が一番心地よい「ありかた」を選択して。
あなたの毎日を、あなたが創っていきましょう。

 

今日も自分を大切にする一日を。

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中の本写真 : 『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版 / 参考文献 : 『色彩学校 色彩心理総合科 テキスト』末永蒼生監修、『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版、『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎・古賀史健著 ダイヤモンド社)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)

 

色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。

 

Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~

 

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