働く女性の人間関係、ぬり絵をすることで見つめられるのは、なぜ?
目次1 色を通してココロの声を聴く。2 色と色との関係性。3 「配色」から人間関係を見つめる。 色を通してココロの声を聴く。 前回のコラムで、「な…
昨日のコラムでご紹介した、水島広子著『整理整頓 女子の人間関係』
この本の中では、女性にみられる「少し面倒くさい部分・一連の困った特徴」について
仮に「女」という書き方をしています。
それは
・比べたがる、張り合ってくる。
・「敵」「味方」を作りたがる。
・「形ばかりのつながり」を求める、群れたがる。
・「自分は自分、他人は他人」ができない。
・演じる、恋愛で変わってしまう。
などなど・・・
『CHAPTER 3 「敵」「味方」を作りたがる「女」との関り方』の中に、こんなケースが紹介されていました。
Eさんのケース。
「職場で同僚のミスを指摘したばかりに、言ってもないこと、やってもないことをいいふらされて迷惑している。職場の他のメンバーも彼女の言うことを信じている節がある」という相談への回答の一部です。
【・・・「女」は癒されていない心なので、ミスの指摘は単なるミスの指摘をはるかに超える意味を持ってしまい、人格否定とすら受け止められてしまうのです。そして、そんなことをしてくる相手はもちろん明確な「敵」。「敵」が発生したら感情的に周りを「味方」で固める、という定石通り、この同僚はネガティブなことを言いふらしているのです。・・・この状況で自分を守ることを考える際、その相手は、悪口を言いふらしている同僚ではありません。職場の他の人達です。その人達からの信頼を取り戻すことができれば、被害は最小限に防げます。・・・同僚が言いふらしていることについて反論を試みるよりも、信頼できる人間として仕事をすることの方がはるかに大切です。同僚の言動にこだわらず、淡々と誠実に仕事をしましょう・・・(出典:『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版)】
私の会社員時代。
きっかけとなった事柄は違うのですが、同じ様な状況に陥ったことがありました。
同僚より先に昇格し、上司が私の部下として、アシスタントの女性を配属してくれた時のこと。
同僚の嫉妬をかっていたようです。
しばらく気がつかなかったのですが
部署内に留まらず他の部署の人たちにも、かなりひどい悪口を広められていたことがありました(!)
多かれ少なかれ、皆がストレスを抱えている会社という場所。
人は、ストレスのはけ口を探してしまうのかもしれませんね。
周りの人々が急に冷たくなり、とても驚き、ショックを受けました。
あの時期は、さすがに辛かった。
でも、態度を変えずに接してくれた人が何人かいたことが、心の支えになりました。
そして、今思い返すと
「この本にあるアドバイス通りだったなぁ」と、思います。
言い訳をしてまわる気にもならなかったので、淡々と仕事をこなしていましたが
そのうちに時間が解決してくれたのです。
ただ、その時の反省点として
「普段から周りの人達と、もっとコミュニケーションを深めていれば良かったのかもしれない」と思います。
また、同僚に対しても「その存在をもっと大切にすべきだったのではないか」と感じています。
昨日も書きましたが
相手の中の「女」の部分、自分の中の「女」の部分。
それを「癒していく」こと、そして「手放すこと」が必要だと説かれています。
「『女』を手放すことの気持ちよさをどんどん体験しよう!」と。
「受動的な人生から、能動的な人生に変えていくこと」
「自分の領域・意見・ライフスタイル、他者の領域・意見・ライフスタイルを尊重すること」
「自分の気持ちを大切にすること」
自分自身が一番心地よい「ありかた」を選択して。
あなたの毎日を、あなたが創っていきましょう。
今日も楽しい一日を。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中の本写真 : 『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版 / 参考文献 : 「色彩学校 色彩心理総合科 テキスト」末永蒼生監修、『整理整頓 女子の人間関係』水島広子著 サンクチュアリ出版)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)
色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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