自分のネガティブな気持ちとも向き合っていますか? 勇気がいるけれど、大切なことです。

2015.10.19 (月)

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一昨日と昨日は
色彩アートセラピストの資格を取得した「色彩学校」で
初級クラスでのインターン研修、最終日でした。

 

初級はまず
「自分自身をじっくり見つめる『自分研究』」の為のクラス。

 

5月の終わりから約半年間、同じクラスでお手伝いをしながら
皆さんの心の変化を間近に感じられる、貴重な機会を頂きました。

 

なぜ、「自分自身とじっくり向き合うこと」に時間をかけるのか?

 

それは「自分自身の心の中に未解決の問題」があると
その問題を「他者を通して解決しようとしてしまう」から。

 

昨日、「色彩学校」主宰者の末永蒼生氏の講義の中に
印象深いお話がありましたので、シェアさせて頂きます。

 

「怒り」の感情はとても大切なもの。

 

(もちろん、今、その感情をダイレクトに、相手や第三者にぶつけて良いということではありませんが。)

 

「怒り」は「自分自身を大事にするが故におこる感情」
自分を傷つけられた時に湧いてくるもの。

 

ちゃんと感じてあげなければならない、大切な自分のココロの一部です。

 

でも

特に子どもの頃
「怒りの感情に気づかない振りをした、怒りを表明できなかった」場合
その感情が心の奥にずっと残ったままになっています。

 

トゲトゲ-11

 

大人になってから、誰かに対して感じる、強い怒り。

 

実はそれは

 

「『あの時傷つけられたのに、怒りを表明しなかった自分』に対する怒り」

 

「『自分の気持ちを大切にしなかった、自分を否定した最初の一人が自分だった』ことに対する怒り」

 

なのだそうです。

 

そして、怒りの感情に気づかない振りをしている限り
「他者に投影する自分への怒り」は止まないのです。

 

「怒り」や「嫉妬」など、他者に対するネガティブな感情は
実は、自分の中の未解決なモノを投影させています。

 

まず、自分のネガティブな感情に気づき、解放してあげましょう。

 

自分の「イヤ」な部分を感じるには、勇気もエネルギーもいります。

 

けれども、自分と向き合うのは大事なこと。

 

人によっては、とても辛い時間になるかもしれません。

でも、自分にとって無理のないタイミングで。
心を静かに見つめる時間が持てたら良いですね。

 

「色彩表現」
無意識に溜めこんだ、さまざまな感情を外に出してあげる方法も有効です。

 

「クレヨンやサインペンなど、力を込めて表現できる画材」を使って
塗り絵に、思いっきり色を塗り「発散」します。

 

初めは意識して色を使っていても
だんだん、無意識に塗れるようになっていきます。

 

すると、塗った後、心が軽くなります。

 

ご自宅では、画用紙などに、気持ちの赴くまま、思いっきり色を塗ってみてくださいね。

 

愛の花びら-11

 

ネガティブな自分の感情も大切に。

 

今日も、素敵な一日を。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 末永蒼生監修「色彩学校 色彩心理総合科 テキスト」)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)

「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)

 

色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。

 

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