恐れ・不安の感情は、5億年前からあったんです! – 感情は生きるための能力
目次1 なぜ、「感情」があるのでしょう?2 「感情(情動)」は「生きるための能力」3 ネガティブな「感情(情動)」は、どんなことを知らせてくれるのでしょう?4 …
今月から、とある勉強会に参加しています。
とても有意義な時間を過ごしています。
1回目は、一昨日の土曜日でした。
「2分間で、自分のコトを話す時間」があります。
そのための準備をしました。
話す内容も絞り、前日の夜お風呂の中で練習し、当日の朝も再び練習。
内容はともあれ、まずは、メモを見なくても話せるレベルになっていました。
ところが本番では、途中で、頭の中が空っぽになってしまい
黙りこんでしまうことが、二度もあったのです。
貴重なフィードバックをいただき、沢山の気づきがある実りある時間でしたが。
でもやはり、恥ずかしさと後悔で、頭と心がいっぱいになってしまいました。
ミスしたことに落ち込みながら
帰りの電車の中で、金曜日に買ったばかりの本を開き、読み始めました。
その本とは、久瑠あさ美著『メンタルトレーナーが教える未来を動かす時間術』です。
少し読み進めたところで、なんとタイムリーな章が現れました。
【「ミスしないように」すると「ミス」を連発する 】
「わっ!これ、今の私のためにある?」
その続きには、こう書かれていました。
【「ミスしないように」という思いで本番に臨むことで、かえって「ミス」するほうに意識が引っ張られる。これは人間の脳が「~しない」といった否定形を認識できないことに起因しています。・・・
たとえばフィギュアスケートでジャンプする瞬間に、「転ばないように」という思いが頭をかすめる。すると人の意識は“転ぶ”ほうに集中してしまい、結果、転倒してしまったり、バランスを崩して減点されたりするのです。・・・
「ここは重要な場面だ」と本人が認識した時点で、関心は相手ではなく、自分に向かいます。そうして、過去のネガティブな経験によって、「またきっと自分は失敗するに決まっている」といった自意識過剰な状態に陥ることになる。・・・意識が「過去」に囚われることで、マインドにブロックがかかってしまうのです。・・・(出典:「メンタルトレーナーが教える未来を動かす時間術」久瑠あさ美著 秀和システム)】
人が持っている「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」のせいで
「失敗する自分」を維持しようとしてしまう、とも書かれています。
まさに、一昨日の私がそうだったんです。
参加者の前に出ていく瞬間、「過去に上手くできなかった自分」を思い出して
「つっかえないで、内容を忘れないで、話せますように」と祈っている私がいました。
ホメオスタシスのことは知っていたのに。
ついつい、また「過去の失敗した自分」に意識がいってしまっていたのですね。
本の中では
「過去の記憶」ではなく、「未来に自分が上手くいっている時に感じる感情」を
今の自分がイメージすることが大切だ。
と説かれています。
これからは
失敗することを恐れて、過去の自分を意識して
恐れを押さえ込もうとして「失敗しないように!」と祈るのではなく。
「その時間を楽しんで、ご機嫌になっている自分」をイメージして、臨もうと思います。
プレゼンテーション、スピーチ・・・
皆さんは、大切な場面で
「失敗しないように!」と願ってしまうことは、ありませんか?
これからは、それは止めてみましょう。
「楽しんでいるご機嫌な自分」の感情を、先に感じてしまいましょう。
感情を上手くコントロールしてくださいね。
今日も楽しい一日を!
最後までお読みいただきありがとうございます。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永 HEART & COLOR CO.,LTD / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『メンタルトレーナーが教える未来を動かす時間術』久瑠あさ美著 秀和システム)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー・文部科学省認定 色彩能力検定1級)
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