恐れ・不安の感情は、5億年前からあったんです! – 感情は生きるための能力
目次1 なぜ、「感情」があるのでしょう?2 「感情(情動)」は「生きるための能力」3 ネガティブな「感情(情動)」は、どんなことを知らせてくれるのでしょう?4 …
誰かと比べて焦ってしまったり、落ち込んでしまったりすること、ありますか? きっとありますよね。
会社員時代、アラフォーの頃に、私にもよくありました。
友人や同僚が「自分より早く進んでいる」「自分より評価されている」ように感じる。
とくに、職場など人からの評価に直接影響を受けやすい環境では、自然な気持ちかもしれません。
でも、そんな風に落ち込んでしまう時は「自分を測るものさし」が「自分のものではなく、他人のもの」になっていませんか?
私も長く会社員をしていましたので、何度もそんな気持ちを経験しました。
そして、独立した今でも、他人の評価が気になる場面はあります。
そんな時に私がしているのは、この三つ。
その上で、「自分が今、やること」に集中できたら良いですね。
自分が夢中になって取り組んでいれば、評価は後からついてくるはず。
心理学では、「人間の意欲には大きく分けて、次の二種類がある」とされています。
◇ 内発的モチベーション : やっていることの内容自体に、面白さ、充実感、使命感を感じて頑張ろうとする意欲
◇ 外発的モチベーション : 頑張ることで、物質的な報酬や評価を得ようとする意味での意欲
(出典:『本当にわかる心理学』植木理恵著 日本実業出版社)
一般的に、内発的モチベーションによって動いている時の方が、集中力が高く、良い結果を出すこともわかっているそうです。
もともとは、「心の内側から湧いてくる意欲」によって動いていたはず。
なのに、「少し迷いが生じたり、歩みが遅くなったりした時」など。
また、「誰かが第三者から評価されているのを見た時」「自分自身が第三者から評価され、とても嬉しいと感じた時」にも「人からの評価を得ようとする意欲」にシフトしてしまうことがありますね。
そんな時には、それをやる!と決めた時の気持ちを思い出したり、自分のペースを確認したり。
自分の良さ、自分らしさにあらためて気付いたり。
そうすることで、内発的モチベーションを取り戻してくださいね。
あなたらしさを大切に。
今日も素敵な一日を。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD)/ 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP 研究所、『色彩学校 本科 色彩心理 テキスト』末永蒼生監修、『フシギなくらい見えてくる!本当にわかる心理学』植木理恵著 日本実業出版社)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト)
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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