眠るときこそ、自分を大切に扱いましょう。あなたのパジャマはどんな色?どんな素材?
目次1 眠るときこそ、上質な素材のものを着用しましょう。2 リラックスタイムには「色」のチカラも取り入れましょう。3 「青」は、体感温度を下げる色 眠るときこそ…
以前のコラムで、色の「重さの印象」について書きました。
見た目の重さには、「色の明度」(明るさの度合い、明るい・暗い)が大きく関わっていて
「明るい色ほど軽く」感じさせ、「暗い色ほど重く」感じさせます。
今日は、色の「硬さの印象」について。
「柔らかい・硬い」のイメージにも「色の明度」が関わっているのです。
「明るい色は柔らかさ」を感じさせ、「暗い色は硬く頑丈な」イメージを与えます。
淡いピンクやクリームイエローなど
明るいパステルカラーは、ふんわりと柔らかそうに見えます。
ベビー用品に使われることも多い色ですよね。
(上の写真は「パーソナルカラー研究所 スタジオHOW オリジナルドレープ」の内4枚)
ただし、最も明度の高い「純白」は、柔らかい印象にはなりません。
「潔さ」などを感じさせる色で、どちらかというと、シャープな印象をつくります。
絵の具に黒を混ぜていくとできる暗い色は、硬いイメージになります。
明度の最も低い黒は、硬く見える色。
「頑丈に見えて、安定感が求められるもの」に使われることが多いですよね。
(上の写真は、 NPO法人日本パーソナルカラー協会「属性スケールドレープ」の内4枚)
また、同じ暗い色の中で比較すると
「暖色(赤・オレンジ・黄色など暖かく感じる色)」よりも
「寒色(青を中心とした冷たく感じる色)」の方が、少し硬い印象になります。
柔らかい印象のものに囲まれると、気持ちもほぐれていきませんか?
とくに、淡いピンクは
「最も人を優しい気持ちにさせてくれる色」といわれています。
ちょっと疲れてしまった心をほぐして、リラックスしたい時。
明るく柔らかいイメージの洋服を着たり、部屋着で取り入れたり。
クッションや寝具、タオルなどに選んでみてください。
仕事で緊張続きの方は、色のチカラを取り入れて。
リラックスして過ごしてくださいね。
今日も素敵な一日を。
< 色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語」になっている意味もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません>
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中に使用した写真 : パーソナルカラー研究所 スタジオHOW 「オリジナルドレープ」を写したもの、NPO法人日本パーソナルカラー協会「属性スケールドレープ」を写したもの / 参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『文部科学省後援 色彩検定公式テキスト3級編』色彩検定協会監修、『使える!色彩学』ビジネスカラー研究会編著 洋泉社)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」色彩心理の専門家
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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