人間関係の基本は家族。家族の関係性も「ぬり絵」で見つめることができます。
以前に投稿したコラムですが、リライトして、掲載させていただきます。 目次1 大人のパーソナリティーの核には「子どもの頃のあなた」が居ます。2 「家…
このところ、急に気温が下がりましたね。
私はまだ、衣替えが追いついていません。
昨日は急遽、引き出しから、昨年来ていたカーディガンを引っ張り出して着てみました。
私は、25年間勤務したフランスのブランドを、今年春に退社しました。
それまでは会社員。
会社員時代、ジャケットやカーディガンなど上に羽織る洋服で、圧倒的に多かった色は「黒」です。
私が働いていたのは、フランスのある有名ラグジュアリー・ブランド。
「黒」は、会社のイメージカラーのひとつであったこと、会議などできちんとした印象を演出できることもあり、私も、そして社内の他の女性も、「黒」を着用している人が圧倒的に多かったです。
そんな訳で昨日も、引き出しから出てきたのは「黒いカーディガン」。
会社員時代は「黒」に違和感も無く、頻繁に身に着けていました。
ところが、昨日羽織ってみたら、なんだかしっくりきません。
どうも、今の私には「黒が強すぎる感じ」がして。
少し薄手の素材だったのですが、仕方なく「グレイ」の短いカーディガンに着替えました。
私のココロに変化があったのですね。
「黒」の持つ一般的なイメージでポジティブなものには「自己確立・強い意思・都会的・高級感・粋・威厳」などがあります。
少しネガティブなイメージには「沈黙・重苦しい・悲しい・威圧的」などがあります。
「黒」に惹かれるのは「強い意志を持ち、自分を確立していこうとする時」「威厳を保ちたい時」など。
また、「感情を抑圧している・心が沈黙している時」「人と距離を置きたい時」など。
会社にいた頃は「強い意志を持ち、主張すべき時には主張し、頑張る毎日」だったのだなぁと、あらためて振り返っています。
好きなブランドでしたし、仕事もそれなりに充実してはいました。
でも「毎日緊張感を持ち、感情も抑制していた」のではないか、と気づきます。
今は、心がもう少し「ニュートラル」。
「頑張る」というよりは「楽しむ」という感じです。
そんな私に「黒」は強すぎるのかもしれないですね。
今後はしばらくの間、クローゼットに沢山入っている「黒い洋服」を身につける時には、明るい色、ソフトな色と組み合わせよう、と思います。
一昨日、元同僚とランチをしました。
彼女も、昨年末に退社。
在職中は「黒」ばかり来ていたのに、一昨日会ったら「オフホワイト」のニットを着ていましたっけ(笑)
「しっくりくる色」「惹かれる色」は、その時のあなたのココロの状態で変わってきます。
日々の体調で変わることもあるし、もう少し長い時間での変化もあります。
あなたは、去年好きだった色の服、今年も好きですか?
好きな色、惹かれる色が変わっているとしたら、あなたのココロに変化があったのかもしれません。
「今、何色に惹かれるかな?」
自分のココロのメッセージに耳を傾けてみてくださいね。
あなたのココロの声を大切に。今日も素敵な一日を。
< 色には、必ず、ポジティブな側面、ネガティブな側面があります。また、色彩とどのようにつきあってきたか、個人的な経験によって、同じ色にも多様な意味があります。「良い色」「悪い色」というのは、ありません。>
(参考文献 : 『心を元気にする色彩セラピー』末永蒼生著 PHP研究所、『色彩心理のすべてがわかる本』山脇惠子著 ナツメ社、『なりたい自分になるための「色」の掟。』高坂美紀著 講談社)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)
【自分の気持ちを確認して前に進みたい方へ「色彩心理」自己探求セッション】
会社で「自分らしさ」を発揮できず、楽しくない・・・
これからどうしようか迷っている、働く大人の女性へ。
自分とじっくり向き合う時間を持ちませんか?
色は、体験・記憶、イメージと繋がっていて、惹かれる色は「深層心理のもうひとつの言葉」。
あなたなら「最近の自分」を何色に塗りますか?
「塗り絵」に表れたあなたの本当の気持ちを「通訳」しながらお伝えします。
あなたのココロを「一緒に読み解いて」いきましょう。
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色彩心理をベースとしたワークショップ・セッションで、働く女性を応援しています。
文中に使用した塗り絵図柄 : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD
Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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