知的な活動能力、年齢を重ねることで伸ばしませんか?

2015.08.13 (木)

「結晶性知能」は、25歳より81歳の方が高いそうです!

 

マンダラ塗り絵-1

 

学生時代の勉強不足を反省し、
学び直しのため、昨年、大学の通信教育課程に編入学しました。

 

今月はスクーリング(通学)月間で、心理学と美術史を選択。

 

心理学の二つ目の科目。
「行動・個性」の授業が昨日から始まりました。

 

昨日の講義には、
「知能のエイジングと適応」という項目もありました。

 

「知能」とは、知的な活動能力の総称で、
「目的にあった行動をし、合理的に考え、環境からの働きかけに効果的に対処する能力(Wechsier, 1958)」だそう。

 

あらためて言葉で聞くと、「なるほど、そうか」と思いますね!

 

「新しいことの学習や新しい環境に適応するために必要な問題解決能力(流動性知能)」
「蓄積した学習や経験を活かす能力(結晶性知能)」

 

上記2種類の知能のうち、

 

後者は「年齢を重ねることで、その能力も上がっていく」そうです。

 

グラフが示されていたのですが
60代頃がピークで
その後若干衰えがみられるものの
低下が加速するのは80代後半から90代に入ってから。

 

25歳の平均と81歳の平均を比べると、81歳の能力の方が高かったのです。
(慶應義塾大学通信教育 夏期スクーリング「心理学(行動・個性)」教材より)

 

筋力と同じで、知能も使わなければ衰えるけれど
社会活動を行う事・人との関りを持ち続けることなどにより
知的機能を持ち続けることができるそうです。

 

「知恵」は経験を積んでこそ身につく能力。

 

 

また、知能とは別の「知恵」は、
「人生の問題やひとが生きることについて、的確な判断ができたり、アドバイスができたりする力」
で、経験を積んでこそ身につく能力。
(慶應義塾大学通信教育 夏期スクーリング「心理学(行動・個性)」教材より)

 

人生の後半でも。
年齢を重ねることで、さらに成長できるって、嬉しいですね。

 

知的活動を続けることで
能力を伸ばしたり保持したりできるなら。

 

好奇心を持って、新しい分野にチャレンジする。

 

そして、
これまでインプットしたものを、アウトプットしていく。
人に伝えていく機会も増やしたいですね。

 

ますます素敵になれるように!
楽しみながら、年齢を重ねていきましょう。

 

今日もステキな1日を!

 

(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 : 「色彩学校」ワークショップで使用したもの / 参考文献 : 『色彩学校 本科テキスト』末永蒼生監修、慶應義塾大学通信教育 夏期スクーリング『心理学(行動・個性)』教材)

 

佑貴つばさ(ゆうきつばさ)「色とココロのコンシェルジュ」
(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)

 

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