~50代で起業した佑貴つばさの「色とココロ」のはなし~ 目次1 先日、TVのインタビュー番組を観ていたら…2 ビジネス総合誌『プレジデント』の取材…
なりたい自分の「テーマカラー」を手帳に選んでみませんか?
~わたしを磨く色彩の魔法~
2021年も残り一ヶ月余り。すでに来年の予定が数多く決まっている方も、これから予定を立てる方もいらっしゃると思います。いずれにしても、スケジュール帳の新しいページに書き込む時は、なんだかワクワクした気持ちになりませんか?
来年のスケジュール帳をこれから選ぶという方や、スマホカバーや文房具など、いつも携帯している小物を新調しようと考えている方。身近な物に「なりたい自分」「こうありたい自分」を表現する「テーマカラー」を選んでみてはいかがでしょうか?
今回は、自分を導いてくれる色「テーマカラー」についてお伝えします。
色を変えると「見た目の印象」と「自分の気持ち」が変わる!
はじめに、色の持つチカラについてお伝えしますね。意識していなくても、自分の周りに必ず在る色。色は心とつながっていて、次の通り「4つの大きなチカラ」があります。
1つめに、惹かれる色から自分の心理がわかります。
2つめに、色を見ることで自分の心が変わっていきます。
3つめに、見た目の印象が変わります。
4つめに、色を通して表現することにセラピー効果があります。
身に着ける色はとても大事。あなたの「見た目」の一部になるからです。色を変えることで、周囲から見たあなたの印象も変わります。毎日鏡に映る自分の姿を色と重ねて見ることで、セルフイメージもつくられていきます。
身近にある色の変化は、「心」の変化にもつながります。その時々の気分にも影響しますし、色をいつも目にすることで、もっと長いスパンで自分の気持ちを変えていくこともできるのです。
色は、見た目と心の両面から、あなたを「なりたい自分」「こうありたい自分」へ導くチカラがあるという訳です。
「テーマカラー」は「なりたい自分の色」
服の色を選ぶ時、「好きな色」よりも「顔映りがいい色」「似合う色」という視点を重視する方が多いかもしれませんね。あるいは「無難な色」や「着回しの効く色」を選んでいるかもしれません。小物には、「無難な色」「飽きない色」を選ぶ方もいれば、今の自分が「好きな色」を選ぶ方もいるでしょう。
それに対して「テーマカラー」は、「なりたい自分」「こうありたい自分」「自分らしさ」のイメージの色と考えてください。それは、「好きな色」「憧れの色」かもしれませんし、今の自分に「足りないものを補ってくれる色」かもしれません。あるいは、ずっと心の奥に押し込んだままの「本来の自分を表現する色」かもしれません。
「テーマカラー」をたびたび目にすることで、自分の目標を確認できます。そして、色のイメージ効果で実際に気持ちが変化していきます。ぜひ、身近な物に取り入れてみてくださいね。
たとえば「テーマカラー」が、明るい色や鮮やかな色だった場合。その色を「服」に取り入れることにハードルがある方も、まずは「小物」になら選びやすいのではないでしょうか。
スケジュール帳のカバーに「テーマカラー」を選んで、年が変わるごとに「レフィル」だけ替えていく方法もあります。私自身もレフィルを取り替えながら、同じ色のカバーを数年間使っています。そして、「こうありたい自分」に変化があった時には、カバーの色も変えてみるといいでしょう。
次の項に、色の持つ印象や意味のうち「ポジティブなもの」をまとめてみました。2022年は「こんな自分でありたい」のイメージとして、ピンとくるものを探してみてくださいね。
色のイメージ一覧(ポジティブ)
◇ 有彩色(ゆうさいしょく・色みを持つ色)
・赤 : 活動的・自信・情熱・積極的・リーダーシップ
・オレンジ : 冒険心・陽気・活発・社交的・カジュアル
・黄 : 希望・好奇心・意欲的・無邪気・楽しいコミュニケーション
・ベージュ : リラックス・ナチュラル・穏やか・ぬくもり・安心感
・茶 : 充実感・安定感・安心感・堅実・包容力
・黄緑:フレッシュ・希望・向上心・若々しい・柔軟性
・緑 : バランス・安らぎ・平和・健康・生命力
・ターコイズブルー:自分のペース・伸びやかさ・楽しむ心・独立心・創造性
・青 : 冷静・知性・集中・信頼・誠実
・空色&水色 : 解放感・希望・自然体・自由・オープンマインド
・紺色 : 誠実・品格・真面目・沈静・探求心
・紫 : 癒し・再生・高貴・優雅・成熟
・マゼンタ(赤紫) : 愛情・華やかさ・成熟・次のステップ・自己回復
・ピンク : 幸福感・優しさ・やわらかさ・ときめき・恋愛
◇ 無彩色(むさいしょく・色みを持たない色)
・白 : スタート・リセット・決意・純粋・理想
・グレー : ニュートラル・柔軟・控えめ・落ち着き・中立
・黒 : 自己確立・強い意志・重厚感・威厳・プロフェッショナル
◇ 金・銀
・金:豊かさ・強さ・おおらかさ・成功
・銀:洗練・知性・上質・上品
「なりたい自分」「こうありたい自分」のイメージワードは見つかりましたか? 各色についての詳細な記事を、このデジタルデンに掲載しています。合わせて参考になさってくださいね。
今日は「テーマカラー」についてお伝えしました。次回も楽しみにしていてください。
*色には必ず、ポジティブな側面とネガティブな側面があります。また、ここで解説している色のイメージ・意味は、色の持つ一般的なイメージ・意味の一部になります。色には、「多くの人の共通語になっている意味」もあれば、「個人的な経験とつながる意味」もあります。「この色は良い色」「この色は悪い色」という区別はありません。
*参考文献 :『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』佑貴つばさ著 マキノ出版、『色とココロの教科書 驚くほど自分の可能性がわかる色彩心理』佑貴つばさ著 ごきげんビジネス出版
< 本記事は、佑貴つばさがウェブマガジン【作家たちの電脳書斎デジタルデン】に寄稿し 2021/11/28 に掲載された記事を、デジタルデン許可の元に転載したものです >
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