恐れ・不安の感情は、5億年前からあったんです! – 感情は生きるための能力
目次1 なぜ、「感情」があるのでしょう?2 「感情(情動)」は「生きるための能力」3 ネガティブな「感情(情動)」は、どんなことを知らせてくれるのでしょう?4 …
色彩アートセラピストの資格を取得した「色彩学校」の講座に、月2日ほど研修に入っています。
先日の土曜・日曜にも入ったのですが、今回は、とても重要なカリキュラムである「カラー・ヒストリー」のワークとセッションがありました。
私も講座で学んでいた中で、2013年末に作成し2014年初の講座で発表したことを思い出していました。
子ども時代から現在までの自分の歴史を、色彩によってたどります。
好きだった洋服の色、身近にあった色、家族や友達のイメージの色、感じていた自分の心の色・・・
その年齢・年代に、カラーチップを貼りながら、自分史を色でつくっていきます。
そこから、現在の自分の色の感じ方・・・好き・嫌いなどのルーツを探ったり、色彩を通して、過去・現在の人間関係を考えたりするワークです。
かなり時間が掛かり大変でもありましたが、自分を「色」を通して振り返ることが、とても楽しい体験だったことを覚えています。
先日、講師の女性が、「既に10回位、カラー・ヒストリーを作成したけれど、その度に少しずつ違う」と言っていました。
自分の歴史なのに、振り返るたびに異なる。考えてみると、面白いですよね。
なぜ、そのたびに異なるのか?
時々、「過去も変えられる。」という言葉を、聞くことはありませんか?
人は、心の奥に無数の思い出を保存していますが、全てを覚えている、全てを同時に意識している訳ではありません。
「その時の自分が思い出すもの」を、「自分の過去の事実」と認識しているのですね。
その時、「これが自分の過去」と思い込んでいるものも、一部分でしかないし、その時の自分が見ている方向から見えるもの、なのではないでしょうか?
だから、自分の心が変わると、思い出す部分も変わるし、見方、感じ方も変わる。
「自分の過去」も変わるのですね。
歴史の教科書にも、私が小中学生の時と今の内容とでは、変わっている部分があると聞きました。
出来事は変わっていないはずなのに、解釈が変わると歴史も変わる。
そうであれば、「今の自分が幸せを感じる」ことによって、「過去の自分も、未来の自分も幸せだと感じられる」のではないでしょうか?
あなたの歴史は何色ですか? その色は、現在と、どのように結び付いていますか?
過去の自分も幸せにしてあげませんか?
あなたの今を大切に。今日も素敵な一日を。
最後までお読み頂きありがとうございました。
(タイトル写真&文中に使用したぬり絵図柄 & ヒストリー : © 末永蒼生 HEART & COLOR CO.,LTD / 文中写真 : 末永蒼生著「辞典 色彩自由自在 カラーチップ編」晶文社 / 参考文献 : 末永蒼生著「心を元気にする色彩セラピー」PHP研究所、末永蒼生監修「色彩学校 色彩心理総合科テキスト」)
佑貴つばさ(ゆうきつばさ)
「色とココロのコンシェルジュ」(「色彩学校」認定 色彩アートセラピスト・日本パーソナルカラー協会認定 パーソナルカラーアドバイザー・日本メンタルヘルス協会 基礎心理カウンセラー)
あなたの無限の可能性に「コロリアージュ~大人の塗り絵~」が気づかせてくれます。色彩から自分を発見してみませんか?
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Les Ailes de Ma Couleur(レゼル・ド・マクルール)~私色の翼~
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